「3本バスバー電極構造」特許の侵害で京セラがQセルズを提起!他のメーカーは大丈夫??

京セラ株式会社が7月10日、ハンファQセルズジャパン株式会社に対して、太陽電池モジュール関連の当社特許(特許第4953562号)を侵害しているとして、東京地方裁判所に特許侵害訴訟を提起』

したそうです。(リリース


京セラの特許第4953562号は出願から取得の期間に市場で汎用化

京セラは今回問題となった特許第4953562号を2004年に出願。具体的には

·3本のバスバー電極
·バスバー電極幅:0.5~2mm
·フィンガー電極幅:0.05~0.1mm
·太陽電池セルにおける電極の配置を特定

という、太陽電池モジュールのキモとなるセルの電極レイアウトに関する特許です。

このレイアウトで受光面積が増え、さらに電極の電気抵抗が低減されたことで、モジュールの高効率化を実現したということ。
2004年に世界最高記録を出した京セラの多結晶セルの効率17.7%も、このレイアウトにより達成したのだそう。

しかし出願から取得には8年もの期間を要し、発表に至った時点ではこの電極レイアウトは市場で主流となるほど汎用化してしまっていたのだそう。


売上も好調だったQセルズに初の提訴、他のメーカーも標的内

2012年の特許取得の発表の際に京セラは、「今後この特許に該当する電極構造を採用している企業に対して警告などを検討し、知的財産の保護に努めてまいります」と明記。それ以降京セラは複数メーカーに、特許侵害についての交渉を行ってきたのだそう。

そして交渉決別の上初めて提訴にまで至ってしまったのが、ドイツのQセルズだった、ということです。
Qセルズは日本での供給量増加などの快進撃も見せていたところに、思わぬ痛手を被った形になります。

他に特許侵害の交渉を行っているメーカーについて、京セラからの発表はありませんでしたが、気になったので主要メーカーのバスバー(細いフィンガー電極から繋がる太い電極のこと)の本数を調べてみました。

バスバーが3本で即特許侵害というわけではなさそうですが、特許に含まれるフィンガー電極の幅まではさすがに調べきれなかったので、参考までにどうぞ。

バスバーが3本のセルを使っているメーカーとそのパネル

1, シャープ
主力のブラックソーラーはバックコンタクト(電極を裏側に配置)を採用しているのでクリア。
ルーフィット設計シリーズは写真だけではセルの配置まで分かりませんでした。

ただ、廉価版の単結晶モジュールにおいては、旧モデルは2本だったバスバーを最新モデル「NU-205AD」では3本に増やしています。
これは果たして特許に抵触するのでしょうか。
もし「NU-205AD」のかわりに一つ前のモデル「NU-200AB」を売り続けたり、次のモデルで2本バスバーに戻っていたりしたら、京セラからの交渉に応じた可能性大ですね。

2, パナソニック
パナソニックから現在販売されているハイブリッドHITパネルのバスバーは3本。
パナソニックのHIT太陽電池は人気が高く市場でも流通量が多いだけに、特許侵害していたなら一大事!確認のため電話で問い合わせてみました。
問い合わせセンターで答えられる限りの情報では「特許関連には十分注意している」という回答をもらえたのみ。

しかしさすがに主力製品であるだけに、バスバーの本数以外のところで何かしら特許を侵害しない調整が入っているハズ?そう願いたいところです。

3,トリナソーラー
安価で人気も高まっている中国のトリナソーラーですが、効率の高いクアッドマックスシリーズはバスバー2本でセーフ。住宅用市場で取り扱われるパネルは主にこのクアッドマックスシリーズなので、心配する必要はなさそうです。

ただ、より大きなパネルのHoneyシリーズはバスバーが3本になっています。産業用などでトリナソーラーを採用する際は、このHoneyジュールを使うこともあるかと予想されます。

バスバー本数が不明なメーカー

1,東芝
主力製品はサンパワーのOEM製品である単結晶パネルですが、これにおいてはバックコンタクトを使用しているので問題なし。
(というか、このバックコンタクト自体、サンパワーが昔特許を取っていた技術でした。現在はバックコンタクトに関する主要な特許は切れており、他メーカーで採用される例も増えています。)

サンパワー製のパネルの他に東芝から廉価版として出しているVシリーズのセルは、バスバー本数が写真を見ただけでは不明です。
この廉価版モジュールにおいても東芝は自社工場で作っている訳ではないので、パネルの仕様に関する情報も乏しく、調べようが無い状態。

ただ外部調達という事は、裏を返せばもし販売するセルに問題(今回で言う特許侵害)がある場合、取り扱いの中止や変更も比較的容易に行えるとも考えられます。

バスバーが3本でない(京セラの特許侵害の可能性が無い)メーカー

1,三菱電機
三菱は「業界初の4本バスバー電極セル」を採用。従来の2本から、3本を通り越して4本で製品化したということは、やはり京セラの”特許”が関係しているのでしょうか。
どちらにせよ、三菱電機は完全「白」です。

2,ソーラーフロンティア
言うまでもなく、シリコン系モジュールではなく化合物系のCIS太陽電池を使っているソーラーフロンティアは「白」。

3,カナディアンソーラー
高効率「ELPS」シリーズは電極を裏面に配置。ブラックモジュールはバスバー2本。
中国メーカーの中でも選ばれる事の多いカナディアンソーラーは、今回の特許侵害においても安心して選択できるメーカーということになります。

最近は中国メーカーの日本市場進出がさらに激化していますが、特許侵害といった面までカバーできているメーカーが、果たしてどれくらいあるのでしょうか。現に比較的マイナーなメーカーをさらっと見てみても、バスバー3本のセルを採用しているメーカーは結構見当たります。

ちなみにこの京セラのこの特許は「日本で生産されたもの、もしくは日本市場で売られるもの」に関して適用されるので、海外メーカーが海外向けに売っていた製品をそのまま日本に持ってこようとして引っかかるケースが多くありそうです。


【ここ大事!】該当のメーカーを使用した発電事業者に関しても起訴を検討

最後は大事なところなので、京セラのリリース内容そのままご紹介します。

太陽電池モジュールの高効率化を実現する「3本バスバー電極構造」に関する当社所有の特許を侵害しているとして

現在、同社(Qセルズ)以外の太陽電池モジュールメーカーとも、同様の交渉をおこなっておりますが、その進捗状況により、これらのメーカーおよび

当該モジュールを使用して発電事業をおこなっている事業者に対しても、損害賠償や差止めを求める特許侵害訴訟の提起を検討してまいります

なんと!
メーカーだけでなく、それを使用したパネルで発電事業を行う事業者についても、「知らぬが仏」では済まされない可能性があるのです。

ただ、パナソニックに電話問い合わせした際も、
「そういった特許はメーカーに対して侵害の提訴をするもので、その使用者に対して迷惑をかけるようなことはない」という回答をいただいており、発電事業者さんはこの事についてそこまでシビアに考える必要はないのかもしれません。

とはいえ、こうした特許関連に関する認識について、日本のメーカーと同じレベルを海外メーカーに求められるかどうかと言えば、なかなか日本のように律儀なビジネスができるメーカーばかりではないのではないか、という考えの方がいても、おかしくないと思います。個人的には私も、そう思います。

メーカー選びは慎重になりたいものですね。

【関連コンテンツ:太陽光発電メーカー一覧と比較
それぞれのメーカーの製品比較や、生産体制に関する実情まで、さまざまな角度からメーカーを比較しています。
価格に関しては最新の価格比較をご参照ください。

世界最大の営農型太陽光発電が長崎県佐世保の宇久島の4分の1を覆う!

各都道府県に普及が進みながらも、まだこわごわといった感じに実証実験のような形で行われることの多いソーラーシェアリングですが、ドイツの太陽光発電所のプロジェクト開発会社「フォトボルト · デベロップメント · パートナーズ社」の構想ははるかに大きく大胆なものでした。

同社が中心となって日本で設立したSPC(特別目的会社)テラソール合同会社が長崎県佐世保市宇久に計画する営農型太陽光発電プロジェクト「宇久島メガソーラーパーク」は、その規模まさに430MW!

国内には岡山県瀬戸内市に230MW青森県六ケ所村に115 MW北海道安平町に111MWといった大規模なメガソーラーの建設計画がありますが、佐世保市宇久島のプロジェクトは規模だけとっても日本最大級
これが営農型だというからまたすごいです。
使用面積は約630万m2で、1MWあたり1.46haは通常の地上設置型太陽光発電と変わらない程度。ソーラーシェアリングがいかに土地利用効率に優れているかわかります。
ちなみにこの面積は宇久島の4分の1に相当するということで、島の景観がガラリと変わりそうですね。

事業に賛同した京セラ九電工オリックスがテラソール合同会社への出資を計画しているそうで、みずほ銀行もプロジェクトファイナンスによる資金調達で入ることになるようです。
総事業費は1500億円を見込んでいるということ。
パネルはすべて京セラ製の多結晶パネル、施工および保守 · 管理は九電工。

売電だけじゃない、農家に作業委託で農業の継続も支援

もう一つ注目したいのが、この事業はただパネルを設置して、売電するだけのものではないということ。
土地の借り受けを行うのは宇久島メガソーラーパークサービス株式会社(UMSPS)で、同社はテラソール合同会社から提供された営農支援金をベースに地域の畜産農家に農作業を委託するとしています。

農家に土地の賃貸料だけ払って売電をして、おわり。みたいな事業にもしようとすればできたはず。
しかし、島の農業を守ってより深いレベルでの地域貢献を実現するために、資金援助ではなく農作業委託を行うというところがポイントといえそうです。

参考1

2013年のパネル供給量トップ10メーカー

世界の太陽光発電市場において、パネルの供給量ラインキングトップ10が公表されていました。

Solarbuzz_TOP10_MODULE_MANF_LIST_2013

先日シャープが、2014年第1四半期において世界一を奪回しましたが、2013年のシェアでも順位を3つ上げて3位にランクインしています。
また京セラも、5つ上がって9位に。
日本の市場が拡大したことが大きな要因となっているようです。

2012年と同じくインリーソーラーが1位

インリーソーラーが1位を保ったほか、トリナソーラーカナディアンソーラージンコソーラーレネソーラJAソーラーハンファソーラーワンと、10分の7が中国に生産拠点を置くメーカー。
2012年は上位10社のうち6つが中国メーカーだったので、さらにシェアを拡大してきている印象です。

7位のファーストソーラーはアメリカ最大級のパネルメーカーで、最近進出を果たした日本での活躍が期待されるメーカーです。
8位のハンファソーラーワンは韓国ハンファグループのパネルメーカーですが、製造拠点は中国。わざわざ「ハンファソーラーワン」と書いてあるので、同じくハンファに買収されたQセルズ(ドイツ)の供給量はここには含まれていないと考えられます。

上位メーカーの全体に占める割合が増加

2013年、上位10社の供給量が昨年と比べて40%増えたのに対して全体の増加分は20%。
これは、上位10社のシェア率がより高まったことを意味します。
1位のインリーソーラーは単年で供給量が3GWを超えるという、世界初の成績を出しています。

8社が2012年と同じ顔ぶれ

10社中8社が2012年と同じメーカーでした。
昨年ランクインしていたサンテックとサンパワーレネソーラ京セラに変わっていますが、サンパワーは日本では東芝シャープにOEMでパネル供給しているため、”ブランド名”としてのシェアではなく、実質的なパネル供給量という意味では余裕で10位に入るのではないかと思います。

参考

日本の太陽光発電業界を先導する10大企業はどんな会社?

日本流通産業新聞で、「太陽光業界をけん引する10社特集」というものが発表されていました。(現在記事は見れないようですが)

これは、日本における太陽光発電の普及と市場の拡大に、”営業および施工技術”の観点から牽引力のある企業を紹介したものらしく、実際に紙面は読んでいないのですが企業の名前だけはウェブにも上がっています。

の10社が取り上げられています。
当サイトでもご案内することが多い企業も上がっています。

これらの多くが太陽光発電の施工販売業者。
唯一京セラは自社で太陽電池を作るメーカーで、イオンモールに京セラの太陽光発電の店舗を作ったりもしています。ちなみにイオンモールの京セラの太陽光発電は、日本エコシステムが施工販売に入っています。

サニックスエクソルは、比較的知名度の低い海外メーカーとの取引をいち早く行っています。

ウェストホールディングスは水上のメガソーラーをいち早く手掛けたりと、産業用太陽光発電の可能性を独自に追及している印象があります。

ジオックスは数あるネット系の太陽光発電販売店の一つ。
ネット系施工販売店は雨後の筍のごとく多く出てきましたが、1~2年のブームの後に既に住宅用の施工は終了して産業用のみの取扱い、というようにシフトの早い業者もあります。
こうなると、「10年後には既に太陽光発電から手を引いている」可能性も無きにしもあらず。安いけれど実際の契約はちょっとだけ注意が必要です。

ジオックスはここに取り上げられているということは、ネット系販売店の中でも健全性の高い販売店だと考えられます。

当サイトでは、ネット系販売店の最安値価格を毎月調査、比較掲載しています。

静岡空港のメガソーラーには京セラの防眩仕様パネル

空港でのメガソーラーがどんどん建設されています。
空港に太陽光発電を建設する場合、飛行機の運航を妨げないよう、防眩仕様としてソーラーフロンティアのパネルを使用する例が多かったのですが、TOKAIが静岡空港に建設する「TOKAI富士山静岡空港太陽光発電所」では、ガラス面の表面に特殊加工を施した防眩仕様の京セラ製パネルが使用されるそうです。

設置されるのは、空港および空港北側の県有地で、県有地は騒音対策のための緩衝地となっていたのだそう。ちょうど良いですね。

昨年の11月に事業者公募が行われ、見事TOKAIが選ばれたということで、TOKAIは県に年間900万円の土地貸借料を支払い、19,630㎡(1.96ha)の土地で約1.5MW(1,525kW)のメガソーラーの運用を行うのだそう。

年間予想発電量は164万kWhと、キロワットあたり1075kWhを期待していますが、静岡県は全国でも太陽光発電の設備利用率が高い地域。
都道府県別発電量ランキングによると、住宅用の太陽光発電の平均発電量は1368kWh/kWと全国4位です。
静岡空港のメガソーラーは周りに高層の建物が無く、発電には適した環境ということで、実際稼働開始したらもっと発電量は伸びるかもしれません。

参考123

京セラのパネル、塩水噴霧試験に合格!沿岸地域での設置拡大も期待

海に囲まれた日本列島で太陽光発電の総容量を増やそうとすると、海岸近くに設置したいケースも多々あります。
また沖縄県宮古市の来間島で100%のエネルギー地産地消を図るなど、離島での太陽光発電の活用も増えてきている中、ソーラーパネルの塩害耐性へのニーズが高まっています。

今まではパネルメーカーとしては比較的マイナーなLIXILでこうした塩害耐性のあるパネルが販売されていましたが、価格の高い商品というイメージもありました。
最近になってやっと、市場のニーズに応えようとメーカーが動きだしています。

京セラは第三者認証機関のテュフラインランドが実施する太陽電池モジュールの「塩水噴霧試験」に合格、認証を取得したと発表しました。
これによって沿岸部のプロジェクトでの受注拡大を期待しており、出荷量にして2013年度の120万kWから10%アップを見込んでいるのだそう。

今回、京セラ認証取得した試験は、業界最高レベルである国際電気標準会議(IEC)の「61701基準」に準拠する試験だということ。
8週間の期間、太陽電池を塩水噴霧の噴射や高温多湿下にさらすことを繰り返した後性能を測るというもので、出力の低下は起こらなかったということ。

塩害耐性に関して京セラは、この他にも電気安全環境研究所(JET)による塩水噴霧試験のエディション1にも合格しているということ。

京セラの太陽光発電について・価格相場など

参考

京セラが単結晶パネルの開発を開始!?

京セラと言えば高性能、低価格の多結晶にこだわったパネルメーカーでした。

1975年に太陽電池の開発を開始、1982年、世界に先駆けて、多結晶シリコン太陽電池の量産化に成功してからというもの、1993年から約20年にわたって、日本の住宅に多結晶シリコンパネルによる太陽光発電システムを提供してきた歴史を持つ京セラ

しかし、より高出力な製品を求める市場のニーズに応えるため、単結晶パネルの開発を進めていたのだそう。

「PV EXPO 2014~第7回太陽電池展」にも出展された京セラの単結晶パネルは、すでに展開中のエコノルーツシリーズのラインナップとして位置づけられ、「KJ210P-3MRCE(210W/15.5%)」「KJ140P-3MRCE(140W/15.2%)」の2型。

製品化されたパネルの効率は、セル変換効率にして現在19.0%のもの。
これを将来的には22.0%以上まで向上させる計画だということです。

京セラの太陽光発電について・価格相場など
参考

“Photon Test”で日本メーカーを大きく引き離し、Q-Cellsが4位にランクイン

太陽光発電の世界的なメディア、Photonが行った太陽光パネルの発電量比較テストにて、ドイツのパネルメーカー(現在は韓国のハンファグループに買収されている)Q Cellsが自社の多結晶パネル「Q.PRO-G2」が4位になったと発表。

このテストは、単結晶、多結晶、化合物などの種類のソーラーパネルを、ドイツの太陽光発電研究機関内の研究室に設置し、均質な稼働環境におけるパフォーマンスの差を比較するもの。
総合順位は4位ですが、多結晶の中では1位だったということです。

公開されているPhotonのテスト結果を見てみると、日本市場にも出回っているメーカーで一番高得点を収めているのが、Q-Cellsで4位。しかも多結晶だけで見ると世界1位という成績をおさめています。高品質が売りのQ Cells、納得の成績といったところでしょうか。

他にもレネソーラ(8位)、アップソーラー(27位)といったメーカーが目に入りますが、上位メーカーはほぼ、日本進出をしていない中国メーカー勢が占めています。
日本メーカーが出てくるのはやっと124位の京セラ、128位のシャープ。ちょっと残念ですね。

ちなみに日本でも発電量を比較するためにSBエナジーなど民間で実証実験などが行われ、データの公開もされています。(太陽光発電の発電量比較ページにまとめて掲載
太陽の光のあたる野外に設置したパネルで実際に稼働を行って発電量を比較するため、日光が当たる角度の一日を通しての変化や、雲の影、曇天での発電など、室内ラボでの比較では図りきれないパフォーマンスも比較する事ができます。

実は、これらの実験で軒並み1位を獲得しているのはソーラ−フロンティア。同社のCIS太陽電池の特徴は「影のかかる環境下、高温下などで発電量が落ちず、結果的に他のシリコン系パネルよりも多くの発電量が得られる」というところ。

Photon testの結果も一つ参考としながら、長くつきあえるパネルが見つかるといいですね!


当サイトのお役立ちコンテンツ
太陽光発電パネルメーカーを様々な角度から比較
実際に市場展開しているパネルを収支面で比較シミュレーション

京セラ×イオン14店舗目は和歌山県に

和歌山県初のイオンモール内、京セラ太陽光発電の販売店がオープン。今年始めに福岡県に13店舗目がオープンしていますが、さらに店舗数を増やすことになりました。

運営は日本エコシステム。太陽光発電の施工の実績が高く、信頼度の高い業者です。

京セラの太陽光発電について・価格相場など

参考

京セラ、多結晶シリコン太陽電池で効率記録更新の18.6%

京セラは世界最高効率の多結晶Guneセルの記録をさらに更新しました。img_kyoc
その記録は18.6%、量産レベルの多結晶太陽電池セルによる新記録です。結晶品質の向上、電極工程の改善、そしてキャリア再結合の低減(太陽電池内部で発生したプラスとマイナスの電荷が、太陽電池内部で結合して消滅することにより、発電効率が低下する現象)により実現した記録だといいます。

2014年夏より当セルを使用した製品を販売開始予定とされています。楽しみですね。

参考