クレーンでメガソーラーをいっきに洗浄、一回は150万円程度

株式会社GoldenLeaf-worksは、従来のものより効率性を高めた地上設置型太陽光発電設備用のパネル洗浄サービス「Washing-Panel.com」を2015年春より提供開始すると発表。

従来は「人の手で一枚ずつ洗う」というやり方でしたが、人手とコストと時間がかかり効率が良くありませんでした。

この新しいサービスは小型クレーンの先にモップがついたような機械でいっきにパネルを洗浄する方法で、1.5~2.0MWなら一日で完了できるといいます。
コストは年に二回洗浄しても年間売電額の10%未満ということ。1MWあたり一回150~200万円程度でしょうか。

3月31日には、江東区有明地区でパネル洗浄サービスのデモンストレーションが行なわれます。

参考

サンテックがクラウド型遠隔監視システムの販売開始

サンテックパワージャパンは、2015年1月21日、太陽光発電システム向けのクラウド型の携帯電話回線付の遠隔監視装置を販売することを発表しました。サンテックパワージャパンは、中国の大手太陽光パネルメーカーの日本法人です。

遠隔監視装置は、電子機器メーカーのコンテック製・SolarView Airが採用されています。インタネット経由でパソコンやスマートフォンなどの端末から累計の発電量を確認できるようになります。汎用の携帯電話回線を利用するため特別な通信回線の工事が不要なのが大きなメリットです。

本遠隔監視装置を取り扱うことになって、サンテックパワージャパンは、太陽光パネル・パワーコンディショナー・架台・遠隔監視システムをトータルシステムとして販売できるようになりました。

参考

「エコめがね」各都道府県別の平均発電実績データの無料公開

エコめがねNTTスマイルエナジーが提供するクラウド型のモニタリングサービス。サービス開始から3年が経過し、知名度も高いためシェアは納得のナンバーワンです。

そんな「エコめがね」、国内で優秀かつ社会に有益なクラウドサービスに贈られる『ASP・SaaS・クラウドアワード2014』において、『ベスト環境貢献賞』を受賞したのだそう!おめでとうございます。

そしてなんと、これを記念して、全国にいらっしゃるエコめがね利用者の発電量データなどの無料公開を開始するのだそう!すごいですね!

私事ですが筆者はデータ好きなもので、解析作業にウキウキしています。

ちなみに当サイトでも発電量に関して、実証実験での結果をもとにしたメーカー比較地域ごとの発電量比較表などのコンテンツをご案内していますのでよろしければご利用くださいませ。

参考

エコめがね3周年で分析など発表、月に5%超のトラブル発生など

NTTスマイルエナジーが提供する運用管理関連のシステム「エコめがね」。
サービス開始から3年が経過したということですが、同社はクラウドデータ分析から、なんと発電停止(トラブル)を今年7月では全設備のうち3.9%、8月には5.1%において検知していたという、衝撃の事実を発表しました。

これらのトラブルのうち、ほとんどは小さな虫などが感電して(かわいそう…><)ブレーカーが落ちるといったマイナーなもので、修理が必要なレベルのものではないものの、気付かなければブレイカーは落ちたままで発電量をみすみす無駄にしてしまう可能性が高い種類のものだったといいます。 特に、売電収入が小さい住宅用などに関しては監視システムを利用していない可能性が高く、何らかの監視装置を設置しているのは全体の2割程度なんだとか。 あなたのおうちの発電所、実は無駄な停止時間があるかも、ということですね! 参考

SBエナジー、鳥取米子ソーラーパークの併設地でヤギ除草の実証実験

岐阜県で除草のために飼われていたヤギが盗まれて食べられてしまったという事件は記憶に新しいと思いますが、実はこのヤギ除草日本全国で注目されはじめているんです。横浜市の明治学園大学では除草ヤギが学生たちの人気者になったとか。

ソフトバンクの孫社長の肝いりで設立されたSBエナジーでは、2014年10月から11月にかけて同社のメガソーラー施設にヤギ2頭を導入、草刈機や除草剤による除草との違いを検証する実験を行いました。
その結果、ある程度の除草効果が認められた他に、地域住民から好感を得たことで、来年以降も調査を継続するとしています。

実証の地となったのはSBエナジーと三井物産の共同出資による特定目的会社「鳥取米子ソーラーパーク」と鳥取県米子市の大協組による、出力42.9MWの「ソフトバンク鳥取米子ソーラーパーク」の併設地。

参考