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太陽光発電メーカー比較9社|価格・変換効率・保証・生産国の一覧と選び方

住宅用太陽光発電の主要9メーカーの主力モデルは、1kWあたりの価格が21.8〜28.0万円、変換効率が20.7〜23.5%、出力保証が20〜30年です。会社の国はカナダ・中国・韓国・日本に分かれますが、国内に出荷される太陽光パネルの約96%は海外で生産されています(太陽光発電協会・2025年度)。

メーカーは、屋根の広さと形、地域の気候、予算のどれを優先するかで選び方が変わります。各社の詳しい仕様と保証は、表のメーカー名から個別のページで確認できます。

主要9メーカーの比較表

住宅用の主力モデル1機種ずつの1kWあたりの価格・変換効率・出力保証を、価格の低い順に並べています。

この表は主要メーカーの住宅用の主力モデルの1kWあたりの価格・変換効率・出力保証です(価格の低い順)。
メーカー・主力モデル1kWあたり変換効率出力保証
カナディアンソーラー
CS6.2-36TM-350
21.8万円23.1%30年
JAソーラー
JAM54D40-460/LB
22.0万円
(推定)
23.0%30年
トリナソーラー
Vertex S+ NEG9R.28
22.0万円22.8%30年
ジンコソーラー
Tiger Neo N-405
22.0万円
(推定)
20.7%30年
ネクストエナジー
NER108M460B-NED
23.0万円23.0%30年
ハンファQセルズ
Re.RISE-NBC MS290
24.0万円23.5%30年
パナソニック
MS470α
26.0万円23.5%25年
長州産業
CS-390N11
26.0万円22.0%30年
シャープ
NQ-241BT
28.0万円21.1%20年
  • 1kWあたりの価格はメーカー別の価格比較の値です。実際の見積もりは、屋根の形・容量・施工店によって変わります。
  • (推定)のメーカーは単独の価格の出典が見つからないため、同じクラスの海外メーカーと同程度とした推定値です。
  • 変換効率と出力保証は各メーカーの公式カタログ・データシート・保証書の値です(住宅用の主力モデル1機種)。

会社の国と、どこで作っているか

太陽光発電協会の出荷統計では、2025年度に国内に出荷されたモジュールの約96%が海外で生産されたものでした(中国メーカーの太陽光パネル)。日本の会社の製品でも、海外で生産されたものが多くあります。各社の公式資料で確認できた生産地は次のとおりです。

この表は主要メーカーの会社の国と、公式資料で確認できた生産地です。
メーカー 会社の国 生産地(公式資料で確認できたこと)
長州産業日本(山口県山陽小野田市)日本(山口県の自社工場)
パナソニック日本自社生産は2021年度で終了(2021年2月発表)。現在の製造元は公式資料で確認できず
シャープ日本公式資料で確認できず
ネクストエナジー日本(長野県駒ヶ根市)公式資料で確認できず
ハンファQセルズ韓国(ハンファグループ。日本ではハンファジャパンが販売)公式資料で確認できず
カナディアンソーラーカナダで設立(日本ではカナディアン・ソーラー・ジャパンが販売)住宅用カタログに中国(江蘇省宿遷市)のセル工場とタイのモジュール工場の記載
トリナソーラー中国公式資料で確認できず
ジンコソーラー中国中国・米国・東南アジア・中東に10以上の生産拠点(ジンコの会社案内)。日本向けのモジュールの生産国は公式資料で確認できず
JAソーラー中国公式資料で確認できず
  • 生産地は、各社の公式の製品情報・カタログ・発表で確認できた範囲です(2026年10月時点)。「公式資料で確認できず」は、生産国の記載が見つからなかったメーカーです。

目的別の選び方

「どのメーカーが一番」という答えはなく、家の条件で比べる項目が変わります。主力モデルの公表値で比べると次のとおりです。比べ方の詳細はメーカーの選び方で説明しています。

この表は目的別に比べる項目と、当てはまるメーカーです。
優先すること 比べる項目 当てはまるメーカー
予算を抑えたい1kWあたりの価格カナディアンソーラー(21.8万円)
屋根が狭い変換効率ハンファQセルズ・パナソニック(23.5%)
暑い地域温度係数(0に近いほど暑さの影響が小さい)パナソニック(-0.26%/℃)
長い出力保証出力保証の年数ハンファQセルズ・カナディアンソーラー・JAソーラー・ネクストエナジー・トリナソーラー・長州産業・ジンコソーラー(30年)
屋根の形が複雑組み合わせられるパネルの形シャープ(五角形のコーナーモジュールを組み合わせるルーフィット設計)・長州産業(ハーフ・台形のモジュール)
国内で生産されたパネル生産地長州産業(山口県の本社工場)
  • 温度係数は、公表値を確認できたメーカーの中で比べています。出力保証は、保証年数を公式資料で確認できたメーカーの中で比べています。

撤退・自社生産をやめたメーカー

以前に住宅用の太陽光パネルを販売していたメーカーには、住宅用から撤退したり、自社での生産をやめたりしたところがあります。設置済みのパネルの保証や修理は、承継した会社や各社の窓口に確認してください。

この表は住宅用の太陽光発電から撤退したメーカーと、自社生産をやめたメーカーです。
メーカー 内容(出典)
東芝2023年2月に住宅用太陽光発電システム事業からの撤退を発表。東芝ブランドの住宅用のアフターサービスなどは、2023年3月15日に株式会社エクソルが承継(エクソルの発表・2023年2月3日)
三菱電機自社ブランドの太陽光発電システムの製造・販売を2020年3月下旬をめどに終了し、京セラの製品を活用するパートナー連携を開始(三菱電機の発表・2019年11月15日)
ソーラーフロンティア宮崎県の国富工場でのCIS薄膜太陽電池の生産を2022年6月末をめどに終了し、結晶シリコン系太陽電池のOEM調達に移行(出光興産の発表・2021年10月12日)
パナソニック太陽電池の自社生産を2021年度で終了(2021年2月発表)。住宅用パネルの販売は継続

主要なメーカーの特徴

カナディアンソーラー(CS6.2-36TM-350)

2001年にカナダで設立されたCanadian Solar Inc.の製品で、日本ではカナディアン・ソーラー・ジャパンが販売。住宅用のTOPHiKu6シリーズはN型TOPConセルを採用し、モジュール出力保証30年・モジュール製品保証25年を提供しています。

TOPHiKu6シリーズのコンビネーションモデル(1,334×1,134mm)。N型TOPConセルを採用しています。

カナディアンソーラーの詳細情報

トリナソーラー(Vertex S+ NEG9R.28)

1997年に中国で設立されたトリナ・ソーラーのモジュール。住宅向けのVertex S+(NEG9R.28)はN型i-TOPConセルの片面発電ダブルガラスモジュールで、出力保証30年(30年目87.4%)を提供しています。

Vertex S+の住宅向けモデル(1,762×1,134mm)。表と裏がガラスの片面発電ダブルガラス構造で、N型i-TOPConセルを搭載しています。

トリナソーラーの詳細情報

ジンコソーラー(Tiger Neo N-405)

中国のジンコソーラーのモジュール。住宅向けのTiger NeoシリーズはN型TOPConセルを採用し、出力保証30年(リニア出力保証)です。

Tiger Neoシリーズの住宅向けモデル(405W・変換効率20.7%)。N型TOPConセルを使ったオールブラックのモジュールです。

ジンコソーラーの詳細情報

JAソーラー(JAM54D40-460/LB)

中国のJAソーラーのモジュール。住宅向けのDeepBlue 4.0シリーズはN型セルの両面ガラス・両面発電モジュールで、出力保証30年(30年目87.4%)・製品保証12年です。

DeepBlue 4.0シリーズの住宅向けモデル(460W・変換効率23.0%)。表と裏がガラスの両面発電モジュールです。

JAソーラーの詳細情報

ネクストエナジー(NER108M460B-NED)

長野県駒ヶ根市に本社を置くネクストエナジー・アンド・リソースのモジュール。住宅向けのNER108M460B-NEDはN型TOPConセルの両面発電モジュールで、製品保証15年・リニア出力保証30年です。

NERシリーズの両面発電モジュール(460W・変換効率23.0%)。N型TOPConセルとハーフカットセルを採用しています。

ネクストエナジーの詳細情報

ハンファQセルズ(Re.RISE-NBC MS290)

韓国ハンファグループの太陽光ブランドQcells(日本ではハンファジャパンが販売)。Re.RISE-NBCシリーズはN型バックコンタクトのセルを採用し、出力保証30年(25年目90.6%・30年目88.9%)。新築住宅向けの太陽光発電システムの国内出荷シェア3年連続No.1(月刊スマートハウス2024年2月号・2025年2月号・2026年2月号、アスクラスト調べ)。

Re.RISE-NBCシリーズの小型モデル(1,606×767mm)。N型バックコンタクトのセルで、受光面の配線を裏面に集約しています。

ハンファQセルズの詳細情報

長州産業(CS-390N11)

山口県山陽小野田市の本社工場で太陽電池モジュールを生産する国内メーカー。NシリーズはN型TOPConセルを採用し、モジュール出力保証30年(25年目以降は公称最大出力の90%)、施工保証10年(設置部からの雨漏りを含む)を提供しています。

Nシリーズの標準モジュール(390W・1,544×1,148mm)。N型TOPConセルとハーフカットセルを採用しています。

長州産業の詳細情報

パナソニック(MS470α)

2021年度に太陽電池の生産から撤退し(2021年2月発表)、販売を継続しています。MODULUSブラックモデルはN型バックコンタクト方式で、出力温度係数は-0.26%/℃(パナソニックの発表)です。

2025年5月発売のMODULUSブラックモデル(大型タイプMS470α)。N型バックコンタクト方式で、受光面の配線と電極を裏面に集約しています。

パナソニックの詳細情報

シャープ(NQ-241BT)

住宅用の主力はBLACKSOLAR ZEROシリーズで、N型高効率セルを採用。標準・小型の矩形と五角形のコーナーモジュールの4機種を組み合わせるルーフィット設計です。無償の保証はモジュール20年(蓄電池連携型パワーコンディショナと組み合わせると出力25年)、システム機器15年です。

BLACKSOLAR ZEROシリーズの標準モジュール(1,146×996mm)。N型高効率セルを採用しています。

シャープの詳細情報

メーカーを決める前に、複数社の見積もりを比べる

同じメーカーのパネルでも、価格と提案の内容は販売店・施工店によって違います。候補のメーカーを伝えて複数社から見積もりを取り、価格・載せられる容量・保証の条件を比べてください。

住宅用で信頼できる施工会社を探す

住宅の屋根は形・向き・広さに制約があり、載せられるメーカーやパネルの枚数は家ごとに変わります。価格にも幅があり、経済産業省の集計(2025年設置)では1kWあたり平均29.0万円に対し、安いほうから3割の水準は25.6万円です(5kWなら約17万円の差)。複数社から見積もりを取り、価格と提案の中身を比べてください。以下は住宅用の見積もり窓口で、複数社をまとめて比べられる一括見積もりサイトと、販売店などから直接提案を受けられる窓口があり、いずれも無料で申し込めます。

  • 複数メーカーを扱う販売店から直接

    AD-HOME

    太陽光と蓄電池の設置を専門に扱う販売店です。各メーカーと直接取引して中間マージンを抑え、多数のメーカーから屋根の条件や予算に合わせて柔軟に提案します。メーカー保証に加えて独自の保証制度もあり、一括見積もりとあわせて販売店から直接提案を受けたい方の選択肢に。

    AD-HOME公式ページ

  • 関東エリア限定・東京ガスのサービス

    東京ガスの太陽光発電・蓄電池

    東京ガスの太陽光発電・蓄電池の導入サービスです。家の状況や予算に合わせた提案を受けられ、補助金の申請手続きのサポートから導入後のアフターサポートまで対応しています(地域や条件により、東京ガス提携の販売施工店が契約・施工する場合があります)。対象は戸建ての持ち家で、対応地域は東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、茨城県、栃木県、群馬県です。

    東京ガス公式ページ

  • 東京都の太陽光&蓄電池・補助金特化

    エコエネハウス

    東京都の太陽光・蓄電池に特化した専門窓口です。補助金の申請手続きを専門スタッフがサポートし、東京都と市区町村の補助金を組み合わせた費用の提案が受けられます。無料相談から始められるので、東京都で太陽光と蓄電池の導入を検討している方の選択肢に。

    エコエネハウス公式で無料相談

あわせて使いたい一括見積もりサイト

  • タイナビ

    累計20万人の利用実績・顧客満足度98%(タイナビ調べ)の一括見積もりサイト。地域に対応した販売店を最大5社まで紹介してくれます。

  • ソーラーパートナーズ

    全国600社以上の自社施工会社だけを厳選して紹介する一括見積もりサイト。下請けに流さず、地元で評判の施工会社を直接紹介してくれます。

産業用で信頼できる施工会社を探す

産業用の太陽光発電は、施工店によって受ける案件の規模や種類が違うため、対応できる施工店を自分で探すのは手間がかかります。以下は産業用に対応した一括見積もりサービスで、いずれも無料で申し込めます。

  • 産業用の一括見積もり・最大5社

    タイナビNEXT

    タイナビと同じ株式会社グッドフェローズが運営する、産業用太陽光発電の一括見積もりサイトです。産業用の実績があり独自の審査を通った企業から、最大5社の見積もりを比べられます。グリエネ・産業用と併用すると、価格を比べやすくなります。

    タイナビNEXT公式ページ

  • 対応しているメーカーは一括見積もりサイトによって異なり、当サイトでご案内しているメーカーでも見積もりに含まれていない場合があります。ご希望のメーカーが含まれているかは事前に各サイトでご確認ください。

よくある質問(FAQ)

太陽光パネルのメーカーはどう選べばいいですか?
屋根が狭いなら変換効率、屋根の形が複雑ならパネルの形の種類、暑い地域なら温度係数、予算を抑えたいなら1kWあたりの価格を比べます。主要9メーカーの主力モデルは、変換効率が20.7〜23.5%、1kWあたりの価格が21.8〜28.0万円です。最後は複数の販売店の見積もりで、価格と提案の中身を比べて決めます。
日本で出荷される太陽光パネルはどこで作られていますか?
太陽光発電協会の出荷統計では、2025年度に国内に出荷された太陽光パネル(モジュール)の約96%が海外で生産されたものでした。主要9メーカーのうち、国内の自社工場での生産を公式資料で確認できたのは長州産業(山口県の本社工場)です。
パナソニックの太陽光パネルはどこで作っていますか?
パナソニックは2021年2月に太陽電池の生産から撤退すると発表し、2021年度で自社生産を終えました。住宅用パネルの販売は続けていますが、現在の製品の製造元と生産国は公式資料で確認できませんでした。
東芝や三菱電機の太陽光パネルは今も買えますか?
買えません。東芝は2023年2月に住宅用太陽光発電システム事業からの撤退を発表し、東芝ブランドの住宅用のアフターサービスなどは2023年3月15日に株式会社エクソルが承継しました。三菱電機は自社ブランドの太陽光発電システムの製造・販売を2020年3月下旬をめどに終了しています。
変換効率が高いほど発電量も多いですか?
同じ広さの屋根なら、変換効率が高いパネルほど多くの容量を載せられ、発電量も増えます。主要9メーカーの主力モデルで変換効率が最も高いのはハンファQセルズ・パナソニック(23.5%)です。屋根が広く容量を確保できる場合は、1kWあたりの価格が低いメーカーのほうが費用を抑えられることもあります。
出力保証と製品保証の違いは何ですか?
出力保証は、パネルの出力が保証書で決められた割合を下回ったときに交換などを受けられる保証で、主要9メーカーの主力モデルでは20〜30年です。製品保証は、パネル本体の故障を対象にした保証です。保証を受ける条件(施工店の認定など)はメーカーごとに違います。

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