太陽光発電市場の回復を受け、ハンファQセルズは日本でも販売量大幅増加!

ハンファグループは、太陽光事業部門のハンファQセルズが、太陽光発電市場の回復を受け、境石が回復しつつあることを発表。

ハンファソーラーは昨年10月にドイツのQセルズを買収し、ハンファQセルズ(Hanwha Q CELLS)として新たな出発をしましたが、買収当時メインの製造拠点であるマレーシア工場は、稼働率20~30%、セル販売量で四半期あたり平均60MWという状況でした。これが最近では稼働率90%、今年の第一四半期のセル販売量で173MW、第三四半期で150MWまで回復しているということです。

今後はモジュールになる前のセルから、より付加価値の高いモジュールの生産に比重を移し、セル:モジュール=45%:55%の製造比率を今年第二四半期にはセル:モジュール=28%:72%に変えていくとのこと。
来年には3,000万ドル(約326億ウォン)を投資して、生産ラインを約200MW増設すると発表しています。(現在はドイツに200MW、マレーシアに800MWのセル製造容量)

この躍進は日本における成長も大きく寄与しているということ。昨年は年間で11MWだったモジュールの年間販売量は、今年は上半期だけでも108MWの販売量があったということです。

ハンファQセルズ(ソーラーワンおよびQセルズの双方を含むハンファグループの太陽光発電事業)のCEOであるKim Hee cheolによると、今後も日本や欧米における(住宅用及び産業用の)屋根設置型太陽光発電市場に加え、タイやトルコ、チリのような新規市場への参入も推進していくという事。

参考