太陽光発電・ソーラーパネルメーカー最新価格相場比較
(2016年5月4日更新・最新版)

太陽光発電の価格について、30秒で要点説明

今月の最安値は259,200円です。この価格はキロワット単価で示されていますが、それぞれ出力の異なるメーカーのソーラーパネルの価格を、同じ1kWという単位で価格比較をするためによく使われる単位です。このページの第一部ではまず、メーカーごとの価格をこのキロワット単価で比較し、一番安いメーカーや、メーカーごとの価格の傾向についてご案内していきます。

さらに第二部では、価格だけでは見えてこないメーカーの特徴や強みなども挙げながら、実際の見積もり金額や利率などもご案内していきます。

最後に第三部で見積もりの内訳を実際の見積もり例を見ながら確認し、安くても信頼できる業者を見つけるポイントも併せてご案内していきます。


以下の関連ページも併せてご確認ください

第一部 メーカーの価格を1kW単価で徹底的に比較

メーカー
「型番」
(出力・効率)
価格相場
SOLAR
FRONTIER

ソーラーフロンティア
「SF170-S」
(170W・13.8%)
279,720/1kW
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279,720/1kW
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TOSHIBA
東芝
「SPR-250NE-WHT-J」
(250W・20.1%)
340,200/1kW
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340,200/1kW
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Panasonic
パナソニック
「HIT245α」
(245W・19.1%)
333,720/1kW
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333,720/1kW
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SHARP
シャープ
「NQ-220AE」
(220W・19.1%)
334,800/1kW
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334,800/1kW
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MITSUBISHI
三菱電機
「PV-MA2300L」
(225W・15.8%)
312,120/1kW
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312,120/1kW
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CanadianSolar
カナディアンソーラー
「CS6V-225MM」
(225W・16.6%)
294,840/1kW
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294,840/1kW
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メーカー
「型番」
(出力・効率)
価格相場
KYOCERA
京セラ
「KJ200P-3CRCE」
(200W・15.0%)
371,520/1kW
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371,520/1kW
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CIC
長州産業

長州産業
「CS-N233SJ01」
(233W・18.2%)
372,600/1kW
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372,600/1kW
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Q.CELLS
ハンファQセルズ
「Q.PEAK 260」
(260W・15.6%)
318,600/1kW
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318,600/1kW
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SUNTECH
サンテック
「STP250S-20/Wdb」
(250W・15.4%)
334,800/1kW
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334,800/1kW
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Hanwha Solar
ハンファソーラーワン
「SF160-24-1M200L-W」
(200W・15.7%)
307,800/1kW
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307,800/1kW
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Trina solar
トリナソーラー
「TSM-205DC80.08」
(205W・16.0%)
259,200/1kW
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259,200/1kW
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価格についての説明

ご案内しているのは標準的な積載容量(4~6kW程度)を載せた際のシステム費と標準工事が含まれたモデル価格(税込)です。設置工事に足場が必要な際や、別途部材が必要な屋根材の場合などは追加料金がかかる場合があります。

また金額はあくまで比較的安いネット販売店のサイト表示価格を調査し、最安値を表示したものです。購入の際の目安としてご利用いただければ幸いですが、価格以上に施工店の信頼度を大切にしたいという方には以下でご案内するような一括見積サイトのご利用をおすすめしています。この表でご案内するような最安値価格帯の業者も、地元密着型の信頼の高い業者も加盟しており、安さと信頼度を一度の見積もり依頼で比較検討できるのが便利です。

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「安いメーカー」の定義は変わりつつある

ご案内したのは主要太陽光発電システムメーカーの最新相場をキロワット単価で比較したものです。一昔前は「安価な国内メーカー」としてシャープや京セラが人気でしたが、近年は「安いといったら中国メーカー」に常識が変わりつつあります。中でもトリナソーラーインリーソーラーは最安値メーカーとして世界的に高いシェアを誇ります。価格の安さはいずれも同レベルと言えますが、日本ではトリナソーラーを取り扱う業者の方が多い印象です。

そもそもシャープが安く売りだしていたパネルは海外からOEMで調達した製品ですので、上述の海外メーカーが自社で作って売り出しているものと違うところがあるとすればフレームに付いているブランドロゴくらいです。シャープとしても今後は住宅用の高級国産モデル「ブラックソーラー」シリーズの販売に力を入れていく方針のようなので、パナソニックのような高価格帯メーカーとしての地位を高めていくと考えられます。

「安いメーカー」を語る際外せないのが近年急速にシェアを伸ばしているソーラーフロンティアです。海外製品をOEMで安価に提供してきたシャープと異なり、ソーラーフロンティアは国内生産にこだわりながらも中国メーカーのパネルに匹敵する安さでパネルを販売しています。安さの理由はパネルの種類にあります。先にご案内したメーカーはいずれもシリコン系パネルといって比較的高価なシリコンを原料にした従来型のパネルを製造しています。対してソーラーフロンティアは比較的新しい技術を採用したCIS太陽電池という化合物系のパネルで、原料が安く抑えられるためパネル自体の価格も非常に安くなっています。

第二部 価格・コスパ・メーカーの特徴をまとめて比較

以下では各メーカーのパネルのスペックと屋根の大きさごとに載せられるパネル容量、さらにはその容量で期待される見積金額と年間の売電収入利回りをご案内しています。また費用関連の情報と合わせて検討いただきたい各社の特徴などもまとめています。

自社製造の国内メーカーで最高効率「パナソニック」

  • 変換効率が高い
  • パネルメーカーとしての歴史が深い
  • 創蓄連携システムやスマート家電などおうち丸ごとでエコ化が可能
  • パネルの出力劣化率が低い
  • 価格が高い
  • パネルの製造はマレーシア
メーカー ソーラーパネル 出力 変換効率 価格・相場
パナソニック HIT245α 245W 19.1% 33.4万円/1kW
HIT240α 233W 18.2% 34.1万円/1kW
HIT233 233W 18.2% 34.3万円/1kW
屋根の大きさ システム容量
(パネル枚数)
初期費用総額 利率
小さめ 4.88kW(20枚) 165万円 10.4%
標準的 7.32kW(30枚) 244万円 10.8%
大きめ 9.76kW(40枚) 326万円 10.9%

三洋電機から受け継いだハイブリッドHIT太陽電池は日本メーカーとしては最高効率のソーラーパネルとなっています。効率が良い分価格も比較的高めに設定されているものの、同時に人気も高いため値引き率が大きくお買い得と言えます。

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パナソニックは国内と海外にパネルの製造工場を保有していますが、セルから一貫生産ができるマレーシア工場が稼働し始めてからは日本で販売されるパネルの多くが同国の工場から送られているようです。もちろんマレーシア工場と言っても国内工場と同じようにメーカーによる品質管理が行われていると予想されますし、気にするべきでないという意見も少なくないかもしれません。

パナソニックは言うまでもなく家電の製造・販売で有名ですが、ソーラーパネルと蓄電池、HEMSを同社の各スマート家電と併せて同社が提案する近未来的なエコ生活は現実味があります。パナソニックは新電力にも登録しており、安価な電力を同社の製品購入者に優先的に販売するようなサービスも今後考えられるかもしれません。藤沢市と共同でスマートシティをプロデュースしたりと、人々の暮らしのエネルギー利用に包括的に関わっていきたい同社の姿勢には共感できる方は少なくないでしょう。

コストパフォーマンスの高さは随一「ソーラーフロンティア」

  • 国内工場で製造した高品質のパネル
  • キロワット単価が安い
  • 同じ容量でより多くの発電量が得られる(実発電量が多い)
  • 親会社は昭和シェルで企業としての信頼性が高い
  • 同面積に乗せられる容量が限られている(変換効率が悪い)
  • パネルが比較的重い
  • パネルメーカーとしての歴史が浅い
  • パネルサイズのバリエーションが一種類しかない
メーカー ソーラーパネル 出力 変換効率 価格・相場
ソーラーフロンティア SF170-S 170W 13.8% 28.0万円/1kW
SF165-S 165W 13.4% 36.4万円/1kW
SF160-S 160W 13.0% 33.6万円/1kW
屋根の大きさ システム容量
(パネル枚数)
初期費用総額 利率
小さめ 3.4kW(20枚) 98万円 11.8%
標準的 5.1kW(30枚) 143万円 12.6%
大きめ 6.8kW(40枚) 190万円 12.8%

近年人気を増しているソーラーフロンティアは、キロワット単価が安い上の1kW当たりの発電量が多いことからより多くの売電収入が見込めます。そのコストパフォーマンスの高さに加えて、親会社昭和シェルの高い信頼度を受け継ぐ同社はパネルの完全国産にもこだわりをもち、高い評価を得ています。

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ついにキロワット単価20万円台に突入したソーラーフロンティアは東北に新工場も完成したことで、さらに今後価格面で他社を引き離していく可能性も高いと考えられます。

毎年およそ一度の頻度でモデルチェンジをして効率を高めた新製品を販売する同社の現在の主力製品は「SF170-S」です。これまで他のシリコン系パネルと比べてその重量がデメリットにとらえられていた同社の化合物系CISパネルですが、シリコン系パネルと比べても軽量化に成功したソラシスネオ(型番SFR100-A)の選択肢も加わりより多くの設置環境で採用されるようになっています。

世界最高効率パネルの日本独占販売で人気急上昇の「東芝」

  • 変換効率が高い
  • 製造は世界的メーカーの米サンパワー社
  • 廉価シリーズで豊富なサイズ展開
  • 価格が高い
  • パネルはOEMで自社製造ではない
メーカー ソーラーパネル 出力 変換効率 価格・相場
東芝 SPR-250NE-WHT-J 250W 20.1% 34.0万円/1kW
SPR-240NE-WHT-J 240W 19.3% 36.0万円/1kW
LPV-200V-BLK-J 200W 15.4% 29.6万円/1kW
屋根の大きさ システム容量
(パネル枚数)
初期費用総額 利率
小さめ 5kW(20枚) 173万円 10.2%
標準的 7.5kW(30枚) 255万円 10.6%
大きめ 9.75kW(40枚) 332万円 10.7%

日本のパネルメーカーといえばシャープ、パナソニック、三菱、京セラが有名で、家電メーカー大手の中でも東芝は太陽光発電市場への参入が遅れていました。そんな中バックコンタクト方式で世界最高効率のソーラーパネルを長年製造しているアメリカのサンパワー社との提携で、いっきに人気メーカーとして躍り出ています。魅力はなんといっても効率の高さ。狭い屋根でもより多くの容量を載せて売電収入を押し上げます。

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当初はサンパワー社製の製品(SPRの型番で始まるモデル)のみ取り扱っていましたが、さらに広い層を狙ってシェアを伸ばすため廉価版の単結晶パネル(LPVの型番で始まるモデル)の販売も始めています。コーナーモジュールなどの幅広いラインナップをそろえる他の古参メーカーと比べて価格の安さが強みとなっています。

他の国内メーカーにおいても工場の海外移転などでコストダウンを図る例は少なくありませんが、東芝はそもそも自社管轄の工場でパネルを作るのではな海外外の工場に委託するようなビジネスモデルを採用していることから、信頼度の面を疑問視する声も少なくありません。

国産の高効率パネルで巻き返しを図る「シャープ」

  • ブラックソーラーは完全国産の高効率
  • サイズラインナップが豊富
  • 業界の古株
  • モデルによって品質の差に疑問
メーカー ソーラーパネル 出力 変換効率 価格・相場
シャープ NQ-220AE 220W 19.1% 33.5万円/1kW
NQ-210AD 210W 18.2% 33.5万円/1kW
NB-245AB 245W 19.7% 35.6万円/1kW
屋根の大きさ システム容量
(パネル枚数)
初期費用総額 利率
小さめ 4.4kW(20枚) 151万円 10.2%
標準的 6.6kW(30枚) 221万円 10.7%
大きめ 8.8kW(40枚) 295万円 10.8%

シャープは複数のシリーズ展開がありますが中でもブラックソーラーを検討することをお勧めします。NQで始まる型番のブラックソーラーモジュールは国内工場の製造にこだわった高効率パネルで、コーナーモジュール等を組み合わせて屋根全面に効率よく載せられるのが特徴です。国内でシャープよりも高い効率のパネルはパナソニックと東芝から販売されていますがいずれもコーナーモジュールは用意されていないため、寄棟屋根や切妻屋根のような複雑な屋根の形の場合はシャープのブラックソーラーが設置容量を一番増やせる可能性が高いと言えます。

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シャープは太陽光発電や液晶テレビなどの売り上げが伸びず経営不振に陥った過去があり、不安を抱く方も少なくないかもしれません。同社は長年太陽電池の国内シェア1位を誇ってきたものの、パネルの多くをOEM製品等に頼っていたりとその実質性には疑問が残る部分がありました。より安価に提供されるモデルの多くは海外工場から輸入したものにシャープのラベルを貼って売り出してきたようなもので、故障率などが問題視されてきた経緯もあります。

近年同社はそうしたイメージの払拭を狙っていると見え、同社の製品の中でもブラックソーラーの販売に力を入れるようになってきています。シャープをお考えの方でブラックソーラー以外の海外製廉価製品の見積もりを出された場合は、同じ海外製でももっと安くて実績の高いメーカーがある可能性もあります。慎重に検討することをお勧めします。

堅実な選択肢であり続ける「三菱電機」

  • 価格と品質のバランスが良い
  • パネルは国産にこだわっている
  • 業界歴が長い
  • パネルの効率が低め
メーカー ソーラーパネル 出力 変換効率 価格・相場
三菱電機 PV-MA2300L 225W 15.8% 31.2万円/1kW
PV-MA2200K 220W 15.5% 30.2万円/1kW
PV-MA2120J 212W 14.9% 32.4万円/1kW
屋根の大きさ システム容量
(パネル枚数)
初期費用総額 利率
小さめ 4.5kW(20枚) 141万円 11.2%
標準的 6.75kW(30枚) 211万円 11.5%
大きめ 9kW(40枚) 281万円 11.6%

ラインナップが豊富な三菱は国産のモジュール製造にこだわっています。三菱電機は住宅用太陽光発電市場の古参メーカーの一つで、長年培ってきた施工業者との関係性の強さ、業者自体の経歴の長さは、新興メーカーでは敵わない部分と言えます。「生涯発電力」を掲げながら、長年使って実感できる製品の信頼性の高さをアピールしています。

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三菱は他の古参メーカーのシャープ、京セラのように安さを追求するのではなくパナソニックのように効率の高さをアピールするでもなく、堅実な位置を保ち続けています。パネル自体の効率は低いものの他社と比べて高効率なパワーコンディショナーと組み合わせればシステム全体の効率は悪くありません。価格はより高効率の東芝、パナソニック、シャープ(ブラックソーラー)よりも安価に設定されており、価格と製品のバランスの良さが特徴と言えます。利率も国内メーカーとしてはソーラーフロンティアに次いで高くなっています。

ドイツ生まれの高品質パネルをより安価に「ハンファQセルズ」

  • 厳しい品質管理で不良品が少ない
  • 品質と価格のバランスが良い
  • 低照度環境下での発電量が多い
  • パネル自体の効率は低め
  • 海外サイズでパネルが大きめ
メーカー ソーラーパネル 出力 変換効率 価格・相場
ハンファQセルズ Q.PEAK 260 260W 15.6% 31.9万円/1kW
屋根の大きさ システム容量
(パネル枚数)
初期費用総額 利率
小さめ 4.16kW(20枚) 134万円 10.8%
標準的 6.5kW(30枚) 207万円 11.2%
大きめ 9.1kW(40枚) 290万円 11.4%

ドイツのパネルメーカーQセルズは完全オートメーションの製造工場で高い品質管理が実現されており、世界的なプロジェクトでも多く採用されています。2012年に韓国ハンファグループに買収されてからはハンファの強い市場開拓のおかげで価格的な魅力も増しています。

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Qセルズが生まれたドイツは一年を通して日照量が少なく、そんな環境でもより多くの発電量が得られるよう開発が重ねられた同社の製品は低照度の環境を含めて年間でより多くの発電量が期待できるところが強みと言えます。ヨーロッパの市場に合わせたパネルは日本の屋根には少しサイズが大きいこともあるようですが、日本市場に合わせて特別に小型パネルのラインナップも加わっています。

安さにこだわるなら「トリナソーラー」

  • 安い
  • 世界シェアが高い
  • 日本での実績が浅い
  • 中国製
メーカー ソーラーパネル 出力 変換効率 価格・相場
トリナソーラー TSM-205DC80.08 205W 16.0% 25.9万円/1kW
屋根の大きさ システム容量
(パネル枚数)
初期費用総額 利率
小さめ 4.1kW(20枚) 111万円 12.8%
標準的 6.15kW(30枚) 159万円 13.8%
大きめ 8.2kW(40枚) 213万円 13.9%

安さを取るならトリナソーラーに勝る選択肢はなかなかありません。世界的なシェアも高く、日本では日立もOEMで販売を行うなど着実に実績を伸ばしてきています。

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中国は国全体でソーラーパネル市場に積極的に取り組んでいますが、中国メーカーで一時は世界シェア1位を誇っていたサンテックが価格割れの原因を自身で作り破産するなどその経営バランスが問題視されている側面も否めません。ソーラーパネル自体は20年でも30年でも使えるポテンシャルを持つ機器ですが、耐久性や企業の信頼性よりも早期の投資資金の回収を優先したいという方には魅力的な価格設定です。

  • 発電量は日本平均の1140kWh/年を適用
  • 月の平均電気代10,500円の家庭において消費電力の3割を太陽光発電でまかなった場合を想定
その他のメーカーについても開いて読む▼

カナディアンソーラー

メーカー ソーラーパネル 出力 変換効率 価格・相場
カナディアンソーラー CS6V-225MM 225W 16.6% 29.5万円/1kW
CS6A-215MM 215W 16.5% 30.5万円/1kW

中国に拠点を置くメーカーの中でも日本での実績が長く、本国カナダやアメリカでも人気の高いカナディアンソーラーは耐久性の強いパネルをより安価に提供しており、産業用としても採用例が多いメーカーです。最安値ではないにせよ、国産にはこだわらないけど品質と価格どちらも譲りたくないといった方にはぜひおすすめしたいメーカーです。

京セラ

メーカー ソーラーパネル 出力 変換効率 価格・相場
京セラ KJ200P-3CRCE 200W 15.0% 37.2万円/1kW
RD183X-QP-R 183W 13.5% 33.8万円/1kW
KJ186P-3CRCA 186W 13.7% 40.8万円/1kW
サムライシリーズ 48W 13.7% 40.0万円/1kW

京セラは国産品質で安価な多結晶パネルを作り続けてきました。イオンなど大手のショッピングセンターなどに店舗を置いて顧客獲得を強化していますが、大手販売代理店を通すことで価格が下げにくく、特に近年は中国メーカーなどに押されて苦戦している印象を受けます。

価格面でも性能面でも独自性を出しづらい位置にいる京セラですが、サムライのような製品は特に設置後の屋根の見た目にこだわる方にとって他メーカーでは代替できない魅力であると言えます。

メーカー ソーラーパネル 出力 変換効率 価格・相場
長州産業 CS-N233SJ01 233W 18.2% 37.3万円/1kW

長州産業では国内の自社工場で製造している単結晶パネルとパナソニックのOEM製品としてHIT太陽電池を取り扱っています。価格についてはいずれの販売店でも非公開が貫かれており見積もり前に検討が難しい状況ですが、国産パネルを安価に販売することで定評があります。

サンテック

メーカー ソーラーパネル 出力 変換効率 価格・相場
サンテック STP250S-20/Wdb 250W 15.4% 33.5万円/1kW

かつては世界シェア一位も獲得したサンテックですが、自社を含む中国メーカーの値下げがコントロールしきれず経営が悪化し、破産を経験しています。現在は経営再建もして新たにスタートを切っています。

ハンファソーラー

メーカー ソーラーパネル 出力 変換効率 価格・相場
ハンファソーラーワン SF160-24-1M200L-W 200W 15.7% 30.8万円/1kW

世界でのシェアを伸ばしつつあるハンファソーラーは韓国のハンファグループの太陽光発電部門。他の有力メーカーの買収により規模を拡大してきました。買収された2つのメーカーの一つで安価な中国メーカーであった中国のソーラーファンは、現在ハンファソーラーワンとして展開しており、価格の安さが売りです。

太陽光発電の見積価格の内訳と安い見積もりを取るためのポイント

見積もり価格の内訳

このページをご覧になる前にメーカー公式サイトなどで希望小売価格をご確認になった方はお気づきになったかと思いますが、実際の販売価格はメーカーの提示している価格と比べて大きく値下げされています。しかも、上でご案内した価格はソーラーパネルだけでなく他の各種機器や施工費まで含まれた価格になっており、パネルの価格は全体価格の半分程度を占めるのみ。つまりメーカー希望小売価格よりも7割も安くパネルが販売されていることを意味します。

太陽光発電の価格の内訳
項目 数量 単価 金額
太陽電池モジュール(4.2kW) 20 40,000 800,000
パワーコンディショナ 1 120,000 120,000
ケーブル一式 1 31,000
架台一式 1 85,000
システム工事費用 1 175,000
電気配線工事費用 1 100,000
申請手続き費用 1 15,000
モニタ 1 62,000 62,000
自然災害補償(15年) 1 21,000
小計 1,408,000
消費税 112,640
(調整値引) 640
支払金額合計 \1,520,000

表では実際に見積もりを取った際の明細例をご案内しています。特に難しい施行が必要な屋根でない限り、表に案内されるような項目と価格帯が妥当なところと言えます。見積もり書を見るときはこのページの上部でご案内した単価と見比べて価格の妥当性を推し量るとともに、内訳のバランスを確認するといいかもしれません。設置工事費については5.8万円/kW(非住宅用は8.5万円/kW)という目安が経産省のワーキンググループによって発表されており、それより異常に高い/安い場合はその理由を突き詰めていくと業者の体質が分かるかもしれません。失敗しない見積もり方法のページではさらに詳しく見積書をご案内しながら、いい見積書と悪い見積書の見分け方なども解説しています

全国平均は36.4万円/kW!相場より価格が高くなる場合と安くなる場合

一般的に一番施工価格が安くて済む設置環境はスレート一面の足場無しだと言われます。ただ、太陽光発電に最適な屋根というのはなかなか難しいもので、このページでご案内している価格に相当する金額で実際に太陽光発電を購入できている方がいらっしゃるのは確かですが、実際の支払金額は高めになることが多いようです。経産省の発電コスト検証ワーキンググループが発表した住宅用太陽光発電の平均コストはキロワットあたり36.4万円(2014年)となっています。特に高価なパナソニックや東芝であってもキロワットあたり安くて35万円で購入できますが、実際は以下でご案内する各要因が積み重なり相場よりも支払金額は高くなることが多いようです。

設置価格が高くなる要因

  • 屋根の部材(瓦屋根など)や屋根の形状(陸屋根など)によって必要な金具部品類が増える
  • 設置面数が1面より増えてオプショナル料金が取られる
  • 屋根の勾配が急で足場代が加算される
  • 築年数が経っている場合、屋根を補強代金が生じる

これらの設置環境に付随する追加金は避けようがありませんが、こちらのページでご案内する相場との差額のほとんどが営業費に費やされていると判断される業者はできるだけ避けたいところです。高額請求額が顕著な訪問販売は近年減りつつあるようですが、大手チェーンの家電店やショッピングセンターが販売店として間に入る場合も営業マージンが意外に高くついていることがあり注意が必要です。

新参業者には少し注意

太陽光発電ブームが始まった2012年を境に非常に多くの関連施工業者が設立されました。そうした新参企業の中には早々に破たんをして顧客に大損害を被らせた例もあります。当サイト編集部も、設立から3年もたたないうちに跡形もなく消え去っている企業の存在を目の当たりにしています。こうした状況を受け、消費者センターは太陽光発電を導入する際は複数社からの見積もりを見比べ、価格だけではなく企業の信頼度も吟味して選択するよう警告しています。

太陽光発電の一括見積サイトにも多くの種類がありますが、当サイトでは運営会社の実績の高さから以下でご案内するサービスをおすすめしています。他の一括見積も併用しながらより多くの選択肢から判断したいという方は施工店の選び方と一括見積サイトランキングで一覧をご案内しています。

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