ウエストホールディングスは、太陽光発電の施工会社の大手。
水上太陽光発電などといったちょっと変わった太陽光発電の施工なども手掛けている、先鋭さも持ちます。
今までに産業用EPC約4,000件、住宅用5万件超という実績を生かし、新会社株式会社ウエスト電力を設立、新電力寺領を開始すると発表しました。
妥当な流れ、という感じですね。
ウエストホールディングスは、太陽光発電の施工会社の大手。
水上太陽光発電などといったちょっと変わった太陽光発電の施工なども手掛けている、先鋭さも持ちます。
今までに産業用EPC約4,000件、住宅用5万件超という実績を生かし、新会社株式会社ウエスト電力を設立、新電力寺領を開始すると発表しました。
妥当な流れ、という感じですね。
2012年の時点で水上太陽光発電に目を付けていたウエストホールディングスが、今後さらに水上に注力していく意向を発表しています。
水上のメリットとして期待されていた「温度上昇を防いで熱損失を減らす」効果は、陸上比1割増という実績を確認したとしています。1割というとかなり大きいですね。
ソーラーパネルにとっての熱による発電量の低下は決して侮れず、夏場は損失係数20%前後となっています。
ウエストホールディングスでは2015年1月からさらに大規模な太陽光発電施設(メガソーラー)を水上に建設し始め、年間で30MWを目指しているとのこと。
日本流通産業新聞で、「太陽光業界をけん引する10社特集」というものが発表されていました。(現在記事は見れないようですが)
これは、日本における太陽光発電の普及と市場の拡大に、”営業および施工技術”の観点から牽引力のある企業を紹介したものらしく、実際に紙面は読んでいないのですが企業の名前だけはウェブにも上がっています。
の10社が取り上げられています。
当サイトでもご案内することが多い企業も上がっています。
これらの多くが太陽光発電の施工販売業者。
唯一京セラは自社で太陽電池を作るメーカーで、イオンモールに京セラの太陽光発電の店舗を作ったりもしています。ちなみにイオンモールの京セラの太陽光発電は、日本エコシステムが施工販売に入っています。
サニックスとエクソルは、比較的知名度の低い海外メーカーとの取引をいち早く行っています。
ウェストホールディングスは水上のメガソーラーをいち早く手掛けたりと、産業用太陽光発電の可能性を独自に追及している印象があります。
ジオックスは数あるネット系の太陽光発電販売店の一つ。
ネット系施工販売店は雨後の筍のごとく多く出てきましたが、1~2年のブームの後に既に住宅用の施工は終了して産業用のみの取扱い、というようにシフトの早い業者もあります。
こうなると、「10年後には既に太陽光発電から手を引いている」可能性も無きにしもあらず。安いけれど実際の契約はちょっとだけ注意が必要です。
ジオックスはここに取り上げられているということは、ネット系販売店の中でも健全性の高い販売店だと考えられます。
太陽光発電の施工業者大手、ウエストホールディングスが、自社で施工を行った山口県山口市の1.414MWの発電所で国際規格IEC62446を取得したと発表しました。
ドイツに本社を置く国際的な第三者試験認証機関テュフズードから取得した「IEC62446」は「太陽光発電システムの施工検査及び書類の最低要件の規定」に関する認定。
IEC62446の取得によりウェストホールディングスの施工による太陽光発電設備の長期的な信頼性が、中立的な立場から公平に評価されたことになるということ。
国内ではこうした認証を受ける例が少ないといい、今後も施工を行ったプロジェクトでこうした認証取得をしていく予定だということですが、例えば投資案件として発電所の権利を売ったりするような場合にこうした認証があると有利なのかもしれませんね。
とはいえ、ウエストホールディングスは既に太陽光発電施工販売業者の中では大手で実績・知名度・信頼度ともに高い企業。施工がウエストホールディングスだというだけで信頼性の面では十分な気もします。ということは「認証取得したプロジェクトじゃないと上からの許可が下り無さそう」な日本のお堅い大手銀行なんかが投資する場合にちょっとした効果を発揮するのでしょうかね。
どちらにせよ自社資本で建設して運営先も変わる予定もない場合は、こうした認証は特に必要ないかと思います。
もうちょっとマシな名前は無かったのかと思いますが、ウエストホールディングスの埼玉県桶川市のメガソーラーが完成したそうです。
1.18MWで1250MWh(1059kWh/kW)。水上設置のメリットとして夏場の高温でのパネル温度の上昇を防げるメリットを上げており、これによって10%の発電量の増加が期待されているようですが、この試算値にはそれは反映されているのでしょうか?
初の水上メガソーラーであるだけに、運営状況のデータが公開してもらえると嬉しいですね。
ウェストホールディングスは、大阪府の泉佐野市の公園内の池でも2MWの水上式メガソーラーを建設する計画を進めているのだそうです。
以前、ウエストホールディングスの水上太陽光発電事業についてご紹介しました。
500kWという大規模な水上太陽光発電(フロート式水上ソーラー)にも成功している、韓国のLS産電との協力で、全国に20MWの水上メガソーラーを計画しているということです。
今度は兵庫県が農業用のため池を利用し、パネルの傾斜角度やフロートの係留方法など最適なフロート式太陽光発電を実証実験すると発表しました。
7月15日に発電を開始するそうです。
フロート式はまだ実例が少ないため、水位変動のあるため池で、最適な方式を開発していくことは、普及・拡大にもつながると考えられます。
上記でご案内した記事には、水上太陽光発電の魅力を他にもご案内しています。
国内で今後5年の間に250か所、合計50万kW(500MW)という大規模な事業展開目標を掲げるウエストホールディングス。
今年から国内にも7件のメガソーラー事業を発表していますが、参入企業の増加によって建設用地の入手が難しくなっているといいます。
この打開案が「フロート式水上メガソーラー発電所の開発」というわけです。
具体的には、貯水池や調整池などで”水に浮く”パネルを使用して発電するのですが、これに利用できそうな用地は全国で約790か所あるようです。
このような試みは30kW~50kW程度の規模はあるものの、メガソーラーなどの大規模発電では前例はないという事で、一方韓国で500kWの水上発電所開発に成功し、そこで使用されたモジュールの開発も行ったLS産電とのパートナーシップを結ぶことでこのプロジェクトを成功させたい意向を発表しています。
モジュールはもちろんこのLS産電の水上専用太陽光モジュール(単結晶・出力300W・モジュール変換効率15.5%)を使用します。
土地の有効活用のメリットに付随して、「水面でのパネルの冷却効果で発電量が増加」「システム下部に魚類産卵に適した環境を作れる」「アオコの発生を防止できる」というメリットもあるようです。
特殊なケーブルやパネルを利用しなければいけないという事で、余分な費用がかかるのかと思いきや、トータルコストはほぼ陸上のメガソーラーと変わらないという事で、とても魅力的なプロジェクトに感じます。
実際の建設が決まっているのは、埼玉県桶川市の市有地である調整池に1.36MW、大阪府泉佐野市の公園池に2MWの2か所で、さらに今後1年間で全国10か所、総出力20MWのフロート式水上メガソーラー発電所の設置を計画しているということです。
「公共の土地の有効利用 + より多い発電量 + 生態系に良効果」
集光型や追尾型などありますが、これほど魅力的な製品&プロジェクトってないって思うので、ワクワクしている私であります^^