ハンファQセルズ

ハンファQセルズ(ハンファソーラー)の太陽光発電

ハンファQセルズの太陽光発電総合評価

ハンファQセルズ
メーカー総評
(6項目の平均点)

3.80/5.00

ソーラーパネルメーカー「ハンファQセルズ」の口コミ評価・評判をグラフ化

「QセルズのQは、クオリティのQ」("Q stands for 'QUALITY'")。妥協を許さないQセルズの品質に対するこだわりは日本の消費者からの注目も高まっています。ソーラーパネル市場の多くのプレイヤー(メーカー)は効率の高さ競争に明け暮れている一方で、耐久性や欠陥の少なさからより長期的な面でのメリットを謳うメーカーの一つでもあります。

産業用での採用例が目立ちますが、ホームビルダーとの提携などにより最近では住宅用としても目にするようになってきました。マレーシア工場での生産力を上げたことで、今後はコスト面にも期待が高まります。

ハンファQセルズの太陽光発電・価格比較表(2017年1月1日更新)

パネル型番
(出力・効率)
価格・相場 あなたのお宅の設置費用は?
ハンファQセルズ
Q.PLUS-G4.1 270
(270W・16.2%)
ハンファQセルズ
Q.PLUS-G4.1 270
(270W・16.2%)
270,000
/kW
最安値店も含めて
無料一括見積
最安値店も含めて
無料一括見積
ハンファソーラーワン
SF160-24-1M200L-W
(200W・15.7%)
294,840
/kW

太陽光発電メーカーハンファQセルズおよびハンファソーラーワンの太陽電池の価格表です。現在市場で手に入りやすい住宅用のソーラーパネルのモデルとその相場価格について、比較表にしています。

今後はQセルズの価格に注目

Qセルズのパネルは価格が高めですが、クオリティの高さに注文が絶えないといいます。すでに稼働開始しているマレーシア工場でのセル・モジュール一貫生産が本格化してきたら、より安価に手に入れられるようになる可能性が高いです。まだ取り扱い施工店が少ないハンファQセルズを検討している方は、取り扱い業者も含めて価格を一括で比較できる一括見積サービスの利用をおすすめします。

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ハンファQセルズの魅力

一時は欧州NO.1メーカーを謳歌していたQセルズ。全天候におけるパフォーマンスの高さに帰結する徹底的に品質にこだわったQセルズの製造体制は、業界危機における倒産も乗り越え、ハンファグループによる強力なバックアップのもとで再度のブームを経験しようとしています。

ハンファグループによる買収後の新生「Qセルズ」

1999年にQ-cells S.E.として創業。2006年にはセルの生産量ヨーロッパ一位、翌年2007年および2008年には世界においても一位を獲得し、FIT制度で太陽光発電の設置容量が急成長していた欧州市場を中心に2009年にはシステムインテグレーター(大規模太陽光発電所の建設・運用)としても世界一位を獲得しています。

2011年にはマレーシアの「サイバージャヤ」に、ドイツで培った技術を集約させたセル工場を完工したその矢先、中国メーカーによるパネルの過剰供給などに起因する低価格化がもたらした業界危機の流れに抗えず、2012年4月には一度破産に追い込まれます。

Qセルズに続いてドイツのパネルメーカーが次々に消えていき欧州の太陽光業界に影が差していたさなか、2012年の9月に同マレーシア工場を訪れたハンファグループの技術関係者が「密林の真ん中で“太陽光の皇帝”を発見したようだ」と形容した技術と品質を保持した製造拠点の魅力も助け、翌月10月にハンファが買収・統合を発表。

「ハンファQセルズ(Hanwha Q CELLS)」として再スタートした同社の技術力と、ハンファグループの財務力・国際交渉力が裏付ける市場開拓によって、日本のみならず世界中で採用例が増えています。

Qセルズの品質へのこだわりとは

先述のマレーシアと本社のあるドイツに生産拠点を持つQセルズは、セルの製造において一貫した自動化に成功。中国メーカーをはじめとするメーカーが半自動で行っているセルの生産工程において、原材料のウェハーを検査し、表面処理を経て電気を作れるセルになるまでがフルオートメーション化されることで不良品発生率、世界最低水準の0.0025%を達成(2010年に生産された310万枚のうち、故障ベースのクレームが77枚)しています。

品質最優先の証明として一枚一枚にまで小さな「Q」のマークが付けられるQセルズのセルですが、これにはTRA.Q(トラッキュー)と呼ばれる特許取得の技術が使われています。セルに傷をつけずシリアル番号を付けられ、その製造工程をトレースできる仕組みが確立されています。

実地においてはごく小さな傷がパフォーマンスの低下(使用中に熱を持って最悪発火するなど)につながる可能性があるため、わずかな傷も見逃さない高度な検査を実施しています。(ホットスポットプロテクト)さらには原因の追求が難しいPID現象(潜在的劣化)の可能性を製造段階でカット。厳しいAPTテストの条件化でその効果も証明されています。

またQセルズでは、低照度(曇天や西東面といった設置環境が例)や高温の条件下を想定し、より厳しい条件における動作評価を企業内および第三者機関を含めて行っています。太陽光発電業界の大手メディアPhotonによって2013年ドイツで行われた実地実験でも実力が証明されており、日本のメーカーを大きく引き離してQセルズの多結晶シリーズ「Q.PRO」が発電量で世界4位、多結晶のみでは世界1位にランクインしています。

  • セル、フレームに対して-1000V、表面を誘電性金属箔で覆ったパネル面を25℃で168時間設置(TÜVテスト)

人気の再燃で出荷量も好調

確固たる品質主義で顧客からの信頼を勝ち取ったQセルズは、国内外のプロジェクトでの採用例が相次いでいます。国内の例では、楽天と日本エコシステムが行う屋根借り発電事業に加わったり、ホームメーカーのアキュラホームの「太陽を活かす家」に採用されたり、大規模なものでは26MWのメガソーラーに採用されたりしています。国内実績は2012年の11MWから2013年には520MWまで成長。ちなみに海外メーカーで最大量だったのだそう。2014年は前半の時点ですでに世界市場において539MWを供給(こちらは欧州メーカーで最大量)。

世界的に見てもより「高品質」な製品への需要が高い日本市場での販売量の増加が率いた好成績に伴い、生産能力の引き上げ計画の真っただ中にいるQセルズ。3,000万ドルを投資して増設したマレーシアのセル製造ライン204MWが2014年6月から稼働開始。今後はオペレーション改革で効率化をすすめ、マレーシアの工場でセル、モジュールを含む1,300MW/年の生産能力を、ドイツの工場で230MWのモジュールを生産できる体制を2014年中に整える計画です。

Qセルズの製品案内

パネルの変換効率第一主義から抜け出た「品質」によるパフォーマンス(発電量)の保証は、手厚い無償保証とサポート体制にも表れています。

Qセルズのソーラーパネル

日本限定で小型モデルも
ハンファQセルズの単結晶パネル「Q.PEAK」

モデル
サイズ
型番 出力・効率
Q.PEAK-G3
1670×1000×35mm
(19.0kg)
Q.PEAK-G3 275 275W・16.5%
Q.PEAK-G3 280 280W・16.8%
Q.PEAK S-G3
1348×1000×35mm
(15.5kg)
Q.PEAK S-G3 220 220W・16.3%
Q.PEAK XS-G3
1348×680×35mm
(11.0kg)
Q.PEAK XS-G3 145 145W・15.8%

表はQセルズが主に住宅用として販売する単結晶「Q.PEAK」シリーズの型番一覧と仕様です。

グローバルサイトのラインナップには掲載されていないS-G3とXS-G3の2モデルは、特に日本の住宅用に最適化された製品となっています。

Qセルズの真髄は多結晶にあり?
「Q.PRO」と「Q.PLUS」

モデル 型番 出力・効率
Q.PRO-G3 Q.PRO-G3 255 255W・15.3%
Q.PRO-G3 260 260W・15.6%
Q.PLUS-G3
Q.ANTUMセル
Q.PLUS-G3 270 270W・16.2%
Q.PLUS-G3 275 275W・16.5%
1670×1000×35mm(19.0kg)

産業用にはPhotonによる発電量テストで多結晶パネルの発電量世界一位の記録を取得した「Q.PRO」シリーズを展開しています。

またより高効率を実現した「Q.PLUS」シリーズが2014年秋季から販売開始されています。このシリーズは、同社がQ.ANTUM(クアンタム)と呼ぶ技術を使って実現しています。一度発電セルに入射した光を裏面で反射させてまたセルに戻すことで、発電に利用できる光量を増幅させることに成功しています。2014年夏に行われていたPV Japanでは、プロトタイプとして同技術で効率約20%にまで高めたモジュールを展示。変換効率20%というと現在商品化されている単結晶の最高効率に届くレベルです。今後はこのQ.ANTUM(クアンタム)セルを用いた多結晶パネルの製品開発に期待が高まります。

Qセルズのアフターサービスとサポート体制

世界最高レベルの出力保障

25年後まで公称最大出力の82.6%を保証というQセルズの出力保証は世界最高レベルです。ほとんどのメーカーでは出力保証がモジュール最大出力の下限値を基準として提供される中、公称最大出力を基準に採用できるのは、先にご案内した品質第一のものづくりを裏付ける、自信の表れとも考えられます。機器保証は10年(パネルのみ12年)です。

住宅用は無償保証が特に充実

さらにすごいのが10kW未満の住宅用には無償で提供される日照補償および自然災害補償制度。無償保証でこの充実度は唯一といっていいレベルです。

日照補償は最大50,000円。保証期間は1年間ですが、パネルの製造時点での不良は設置初期の段階で出てくる可能性が高いので、始めの年だけでもこれだけ充実した保証が付いていてくれると安心です。

盗難までをカバーした自然災害補償は10年間、工事代も含め全額が補償されます。

つくば技術センター設立で、日本でのサポート体制は万全

海外拠点のメーカーだと、いざ保証してもらおうという際に素早い対応ができない場合もあります。Qセルズは「つくば技術センター」を設立、国内で使用している製品の不具合を国内で迅速に技術的サポートできる体制を整えています。

ハンファグループとハンファソーラーワン

ハンファグループはQセルズの他に、より安価なパネル製造でシェアを伸ばすハンファソーラーワンも買収しています。日本ではQセルズほど名前を聞かない同社ですが、Qセルズとの合併も決まり、日本での露出も増えてくるかもしれません。

世界的シェアを誇るメーカー

韓国の企業グループであるハンファは、2007年からグループ傘下のハンファ・ケミカルにおいて太陽光発電事業に進出していますが、2013年にQセルズを買収する前には、2010年には中国の太陽光発電メーカーソーラーファン(買収時にハンファ ソーラーワンに社名変更)を買収しています。買収後はハンファグループの販売力も助け、2012年にはモジュール供給量(シェア)世界10位、さらに2013年には8位を達成しました。

Qセルズ(QCELLS)買収後は低価格パネルのソーラーワンと高品質パネルのQセルズ、というより広範囲な市場を狙える体制になり、さらなるシェア拡大が期待されます。

別会社であったQセルズとソーラーワン、今後は同一会社としてシェア拡大に拍車をかける?

同じハンファの名前で販売されるパネルですが、Qセルズの製品とソーラーワンの製品は製造工程も拠点も価格も別物。イメージとしては東芝が米大手サンパワー製品を主力で扱いながら、廉価版としてアジアのメーカーからのOEM製品を展開する構図に似ていると言えます。ちなみに2014年7月に京セラがハンファQセルズジャパンに対して特許侵害の起訴を起こしましたが、これは実はハンファソーラーワンの旧製品が対象で、Qセルズは全く関係なかった、ということが後からわかっています。

そんな中2014年12月に両者は正式に合併して新会社を発足すると発表。主に生産能力の拡大(両社合わせて3.28GWは世界最大規模)によるインパクトを狙ったものと考えますが、ハイエンド寄りのQセルズとコスト低下に強いソーラーワンは技術交換という面でも魅力的な組み合わせとも言えます。

ハンファソーラーワンのパネルについて

モデル 型番 出力
効率
希望小売価格
SF160 MONO x-tra
1580×808×35mm(14kg)
SF-160-24-1M200L-W 200W
15.7%
126,000円
SF160-24-1M195L-W 195W
15.3%
122,850円

ハンファソーラーワンの住宅用は、単結晶のベーシックタイプ「SF160 MONO x-tra」のみのシンプルなラインナップが特徴です。産業用の多結晶製品のラインナップがより充実しています。(ここでは製品内容は割愛)

いいメーカーとの出会いは施工店次第

住宅用で信頼できる施工会社を探す

太陽光発電のメーカー選びで欠かせないのがいい施工店との出会い。実際に設置するとなると制約の多い住宅屋根は選べるメーカーが案外少ないなんてこともあり、限られた選択肢から最適解を見出すにはメーカーと購入者をつなぐ施工店が重要な役割を果たします。施工店選びには一括見積サービスを利用される方がほとんどですが、ここでは当サイトがおすすめする見積もりサイトとその特徴をご案内します。

太陽光発電を見積もるには一括見積サービスを利用するのが一般的ですが、一口に一括見積もりといっても多様なサービスがあります。以下では当サイトがお勧めするサイト2社厳選してご案内していますので、ニーズに合ったサービスをご利用ください。また太陽光発電は安い買い物ではありません。お時間が許す場合は一つならずとも複数のサービスで見積もりを取り選択肢を増やせばさらに安心につながります。いずれのサービスも無料なので、納得がいくまで相見積もりをする方も非常に多くいらっしゃいます。以下の2社以外は太陽光発電の業者・一括見積サービスランキングでご確認ください。


信頼施工店を厳選して手早く見積もりたい方にお勧め

太陽光発電システム見積比較.com

太陽光一括見積サイトの運営会社のほとんどが設立10年に満たないベンチャー企業である中で「太陽光発電システム見積比較.com」を運営する創業50余年のミツイワ株式会社の存在は異色と言えます。全国展開でサービスを提供するにあたり、施工店の登録はその地まで足を運んで実際にその工務店の人間と会って提携を行うなど手間を惜しまない姿勢が、他の一括見積サイトと比べて施工店とのより強い信頼関係の構築に繋がっていると考えられます。


話題の蓄電池も!選択肢を増やす相見積もりにお勧め

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