パナソニックの太陽光パネル MODULUSブラックモデル(MS470α)の仕様・価格・保証
パナソニックの現行の太陽電池モジュールはMODULUS(モデュラス)ブラックモデルで、N型バックコンタクト方式のセルを使っています。大型タイプMS470αは470W・変換効率23.5%、出力温度係数は-0.26%/℃です。保証は出力25年(25年で72%未満の場合)とモジュールの機器瑕疵15年で、パナソニックは2021年度に太陽電池の生産から撤退した後も販売を続けています。
MODULUSブラックモデルの仕様と希望小売価格
MODULUSブラックモデルは、標準・ハーフ・大型の3タイプです。標準タイプとハーフタイプは従来のMODULUSと同じサイズで、組み合わせて屋根の面積を使えます。
| タイプ(品名) | 出力(変換効率) | 寸法・重さ |
|---|---|---|
| 大型 MS470α (VBM470KJ03N) | 470W(23.5%) 352,000円 | 1,762×1,134×35mm 21.5kg |
| 標準 MS265α (VBM265KJ01N) | 265W(22.0%) 205,700円 | 1,542×780×35mm 13.0kg |
| ハーフ MS130α (VBM130KJ02N) | 130W(20.6%) 107,800円 | 810×780×35mm 7.5kg |
- 出典:パナソニック「太陽電池モジュール」。価格は1枚あたりの希望小売価格(税込・工事費別)。公称最大出力はJIS C 8918で規定するAM1.5・放射照度1,000W/㎡・モジュール温度25℃での値です。
- パナソニックの発表では受注開始は2025年4月21日、公式サイトの商品情報では発売日は2025年5月21日です。
N型バックコンタクトと温度係数
パナソニックの発表(2024年12月23日)によると、MODULUSブラックモデルはN型バックコンタクト方式で、受光面にある配線と電極をすべて裏面に集約しています。公称最大出力は従来のMODULUS(MS240α・MS120α・MS410α)より最大14%超アップし、出力温度係数は-0.26%/℃です。従来のMODULUSの出力温度係数は-0.33%/℃、パナソニックのHITは-0.258%/℃で、いずれも第三者評価機関で測った値とされています。
出力温度係数は、パネルの温度が1℃上がるごとに出力が何%下がるかを表します。夏の屋根の上ではパネルの温度が高くなるため、温度係数の小さいパネルほど夏の発電量が下がりにくくなります(メーカー別の温度係数は変換効率ランキング)。
- 出典:パナソニック「住宅用・産業用太陽電池モジュール MODULUS(モデュラス)ブラックモデル 新発売」(2024年12月23日)。
パナソニックの太陽光発電の価格
当サイトのメーカー別の価格比較では、パナソニックの1kWあたりの価格(工事費込みの相場)は26.0万円(2026年10月1日時点)です。経済産業省が集計した住宅用太陽光発電の平均(1kWあたり29.0万円)より低い水準です。
| 容量 | 価格の目安 |
|---|---|
| 4kW | 約104万円 |
| 5kW | 約130万円 |
| 6kW | 約156万円 |
- 1kWあたりの価格×容量で計算した目安です。屋根の形・架台・足場の有無などで総額は変わります。ほかのメーカーとの比較は太陽光発電のメーカー比較で確認できます。
パナソニックの保証(出力25年・機器瑕疵15年)
| 保証 | 内容 |
|---|---|
| 出力 | 公称最大出力に対して、10年で81%未満、または25年で72%未満になった場合 |
| モジュールの機器瑕疵 | 15年 |
- 出典:パナソニック「太陽電池モジュール」。モジュール保証書は販売店を通じて申し込みます。パワーコンディショナなど周辺機器の保証は、機器ごとの条件を確認してください。
出力保証の数値(25年で72%)は、出力保証の年数が同じ25年でも、長州産業(25年目以降90%)やハンファQセルズ(25年で90.6%以上)など、保証値を高く設定しているメーカーとは差があります。メーカーごとの保証の比較は太陽光発電の保証比較で確認できます。
パナソニックの太陽電池事業の経緯
パナソニックは2021年2月1日、マレーシア工場と島根工場での太陽電池の生産を終え、2021年度中に太陽電池の生産から撤退すると発表しました。同じ発表で、国内外での太陽電池の販売は継続するとしています。その後、2024年12月にN型バックコンタクト方式のMODULUSブラックモデルを発表しました。
| 時期 | できごと |
|---|---|
| 2021年2月 | マレーシア工場・島根工場での生産を終え、2021年度中に太陽電池の生産から撤退すると発表(販売は継続) |
| 2024年12月 | MODULUSブラックモデル(N型バックコンタクト)を発表 |
| 2025年5月 | MODULUSブラックモデル発売(受注開始は2025年4月21日) |
- 出典:パナソニック「太陽電池の生産撤退について」(2021年2月1日)、MODULUSブラックモデルの発表(2024年12月23日)、公式サイトの商品情報。
- 公式サイトでは、従来のMODULUS(単結晶PERC)とHITのモジュールは在庫限定品として案内されています。
公式情報・一次情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 住宅用太陽光発電 | https://sumai.panasonic.jp/solar/ |
| 太陽電池モジュール | 商品ラインアップ |
| 保証の内容 | 出力保証25年(公称最大出力に対して10年で81%未満・25年で72%未満の場合)・モジュールの機器瑕疵15年 |
保証の条件やモデルの仕様は変わることがあります。契約の前に、カタログと保証書の内容を確認してください。
パナソニックの比較検討について
パナソニックを検討する場合も、ほかのメーカーの見積もりと並べて、1kWあたりの価格・変換効率・保証の内容を比べるのが確実です。同じN型バックコンタクトのハンファQセルズ(Re.RISE-NBC)とは、保証の年数や保証値にも違いがあります。
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住宅の屋根は形・向き・広さに制約があり、載せられるメーカーやパネルの枚数は家ごとに変わります。価格にも幅があり、経済産業省の集計(2025年設置)では1kWあたり平均29.0万円に対し、安いほうから3割の水準は25.6万円です(5kWなら約17万円の差)。複数社から見積もりを取り、価格と提案の中身を比べてください。以下は住宅用の見積もり窓口で、複数社をまとめて比べられる一括見積もりサイトと、販売店などから直接提案を受けられる窓口があり、いずれも無料で申し込めます。
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よくある質問(FAQ)
- MS470αの仕様は?
- MODULUSブラックモデルの大型タイプMS470α(品番VBM470KJ03N)は、公称最大出力470W・モジュール変換効率23.5%、寸法は幅1,762×奥行1,134×高さ35mm、重さ21.5kgです。希望小売価格は1枚352,000円(税込・工事費別)です(パナソニックの公式サイト)。
- MODULUSブラックモデルは従来のMODULUSと何が違う?
- セルにN型バックコンタクト方式を採用し、受光面の配線と電極を裏面に集約しています。パナソニックの発表では、公称最大出力が従来のMODULUS(MS240α・MS120α・MS410α)より最大14%超アップし、出力温度係数は-0.26%/℃(従来のMODULUSは-0.33%/℃)です。
- パナソニックの太陽光パネルの保証は?
- モジュールの出力が公称最大出力に対して10年で81%未満、または25年で72%未満になった場合に保証し、モジュールの機器瑕疵は15年保証です(パナソニックの公式サイト)。モジュール保証書は販売店を通じて申し込みます。
- パナソニックは今も太陽電池を作っている?
- パナソニックは2021年2月、マレーシア工場と島根工場での太陽電池の生産を終え、2021年度中に太陽電池の生産から撤退すると発表しました。太陽電池の販売は継続しており、現在もMODULUSブラックモデルなどを販売しています。
- パナソニックの太陽光発電の価格は?
- 当サイトのメーカー別の価格比較では、1kWあたり26.0万円(工事費込みの相場)で、5kWなら約130万円が目安です。経済産業省が集計した住宅用の平均は1kWあたり29.0万円です。



