現時点で日本最大・芝浦ホールディングスの福岡県みやま市23MWメガソーラー

現相稼動中のメガソーラーでは扇島を抜いて日本最大となった、福岡県みやま市芝浦ホールディングスのメガソーラー、23MWが3月21日に運転開始しました。
旧・三井三池炭鉱の有明鉱があった場所で、1997年に閉抗してから使われないままだった土地を有効利用したメガソーラーです。

九州全域にメガソーラーを展開する「九州ソーラーファーム計画」は、8か所合計すぐと約40MWになります。

参考

日本全国で建設中のメガソーラーには23MWをゆうに超える施設も沢山あるので、この「日本最大」はすぐにでも塗り替えられるので、今のところ、です。

三菱商事・フランスで初めて太陽光事業に参入




スペインやポルトガルにも太陽光の発電所を所有している三菱商事が、フランスでも、太陽光発電事業に参加すると発表しました。

規模は55MWで、フランスのEDFエネルジ・ヌーベル社と、50%を分け合う形で共同所有します。

三菱商事は発電事業に関して、現在保有する450万キロワット(4.5GW)から600万キロワット(6GW)に引き上げ、そのうち2割(1.2GW分)を再生可能エネルギーでまかなう計画。

参考

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南アフリカの国を挙げた75MWプロジェクトは伊藤忠商事の出資会社!

Kentz南アフリカの75MWプロジェクトの事業開発を4500万ドルで契約という記事を先月10日ご紹介しましたが、この事業主のノルウェーの会社スカテック・ソーラーは、伊藤忠商事株式会社の出資会社(37.5%)なのですね!

南アフリカの再生エネルギー独立発電プログラム(REIPPP)事業は南アフリカに合計1.45GWの太陽光発電を開発する、国を挙げてのプロジェクトで、今回の75MWプロジェクトのように一つ一つのプロジェクトの規模が大きいため、欧米の業界ニュースでは開発権などをだれが取ったか、という話が毎日のように流れています。

日本からは、住友商事が風力発電で出資をしているくらいで、注目度は低め。

プレスリリース

オリックス3年以内に太陽光発電200MW設置を目標


規模はSBエナジーと同じく200MW。
SBエナジーでは完成時期については触れていませんが、オリックスは明確に3年以内に200MWの設置を目指すと発表しています。

内訳としてはメガソーラーを100MW、それに加えて大型施設の「屋根借り事業」でさらに100MW、合計200MWとなる計画です。

メガソーラーのほうは既に、17か所・合計81.6MWのプロジェクトに着手しており、メガソーラーにおいては残るは18.4MW(鹿児島と福岡での共同事業の出力すべてをカウントするとして)
パネルの種類や発電量などについても公表してくれれば、私たちとしても大いに役に立つでしょうにね~。

大規模「発電事業」への参戦企業がどんどん増えています。数年前まで「社会貢献」の一部のような捉えられ方だった環境事業が、「利益目的」にシフトしてしまっている印象がぬぐえないですが、本格的な普及拡大には経済面でのメリットは欠かせないのですね。

そんな中ミニストップのように、一部のシステムを自家消費にあえて回したり、SBエナジーのように、消費者に有益な情報公開を積極的に行っている企業は一目置いておきたい存在です。

オリックスのメガソーラー事業内訳

参照

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インドネシア・1人1ワットの太陽光計画

人口にして日本の2倍近く、世界第4位のインドネシア。(そんなに人口がいるの、私知りませんでした。データはここから)そのインドネシアに「一人1ワットの太陽エネルギー」を目標に掲げるのは、”SGI-Mitabu“。The Solar Guys International (SGI)とMitabu Australia。両社ともオーストラリアの会社ですが、東南アジアの太陽光発電普及を主な事業としています。

今回、2憶4千万近くの人口に1ワットずつを達成させるために約250MWの太陽光発電施設の建設を目指しており、第1段階として50MWの施設を建設するための資金確保が完了したということです。

この施設はデザイン的に初の試みとなるという事で、地元の雇用者や、旅行者の注目を集めることが期待されています。

同社は今後インドネシアに限らずアジア諸国すべてを対象に「一人1ワットの太陽エネルギー計画」の実現をしたい意向だということです。

このSGI-Mitabuのパートナーシップのページには、今のところパネル提供は”京セラ”の名前だけが上がっており、インドネシアの第1段階・50MWのプロジェクトではおそらく京セラ製が使われると考えられます。東南アジアでの、オーストラリア企業のプロジェクトにも採用されているというと、京セラ製太陽電池モジュールの信頼性は海外でも高い評価を受けているのですね。

京セラの太陽光発電について・価格相場など

参照

isofotonエクアドルに50MWの太陽光プラントを開発

最近のニュースでは、最高効率のパネルの開発のニュースで話題に上ったisofoton
太陽光テクノロジーにおいて最先端にいるこの会社が、エクアドルの国営電力委員会(National Electricity Council of Ecuador・CONELEC)と50MWの太陽光プラントを建設することに合意しました。

このプラントはエクアドルの現行のFiT(固定価格買取制度)が適用される、最初で唯一の建設計画となります。

このプラントは年間84,093MWh(1kWあたり1,682kWh/年で、日本の平均年間発電量の約1.6倍。しかしエクアドル全体の平均年間日照時間は日本と変わらないため、この年間発電量の多さの理由は不明。大体年間日照時間とこの年間発電量は比例する。例えばドバイの年間発電量は約1.7倍で、年間日照時間1.77倍とほぼ呼応して多くなっている。)

上記の発電量で、約84,000世帯の電力消費に相当するそうです。一世帯の年間消費電力量が約1,000kWhで産出されています。日本では”一人当たりの“電力消費量が約1,500kWhくらい(これで大体電気代2,500円/月)。
エクアドルの世帯人数が何人になるのか調べられなかったのですが(お分かりの方は是非教えてくださいね!)日本人は向こうの平均的な家庭1軒分よりも1.5倍も多い電力をしようしながら生活しているのですね。

この建設のために1億米ドルが投資され、500人の雇用を創出したということです。
このプロジェクトでIsofotonはラテンアメリカの太陽光発電業界において一歩リードしたとされています。

エクアドルは有利な照射システムによって太陽光には適地とされ、近隣のコロンビアやペルーと同様太陽光発電で重要な位置を占めると考えられています。

参照元

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丸紅メガソーラー三重県/愛知県の木曽岬干拓地に48.7MW

丸紅は比較的大きい規模のメガソーラー事業に強いのでしょうか。
前回の81.5MWの次に決まったのは木曽岬干拓地。三重県と愛知県の共有地となっているこの干拓地に48.7MWのメガソーラーを約160億円で建設します。
2014年10月からの稼働開始が予定されています。

規格提案コンペティションを実施して、6社の中から丸紅が抜擢された理由には「現地事業者の活用やや雇用の創出」「県内生産の部材や国内メーカーパネルをできるだけ多く採用」などがあったようです。

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ペルーのメガソーラー(40MW)・81%のプロジェクト権売却

スペインのメジャー太陽光発電企業2社(Gestamp SolarとSOLARPACK)で開発されたペルーのTacnaとPanamericana(SOLARPACKの発表ではMoquenguaになっていますが)のプロジェクト合計40MWがの権利81%が、中南米を中心に投資を行う2つの企業に売却されました。

ひとつはNYに拠点を構え、主にラテンアメリカ、カリブ地域のインフラ、エネルギー開発に的を絞った投資を行っている”Conduit Capital Partners“。水力やディーゼルなどさまざまなエネルギー事業に関わってきましたが、太陽光事業は今回が初めてのようです。

もう一つは”CAF“。1970年に設立され、ラテンアメリカとカリブ海の16国に加えてスペインとポルトガル、14の個人銀行からなる開発銀行です。

ラテンアメリカは同語圏であるスペインをはじめとして、中国なども進出する太陽光発電の有望市場ですが、デベロッパーに限らず各方面の企業から注目を集めているのですね!

参照元

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アイルランドのデベロッパー南アフリカに合計238MWの再生可能エネルギー開発

自国の再生可能エネルギー自給量を3,725MWにまで引き上げるという政策を出し、大型メガソーラーや風力発電などを相次いでヨーロッパのデベロッパーに受注している南アフリカ。(他のプロジェクトについてはREIPPP参照)
今度はアイルランドのデベロッパーMainstream Renewable Powerが、50MWの太陽光発電所2つで100MW、そして138MWの風力発電所を1つで合計238MWの施設への投資、電力購入、計画推進についての合意にサインしました。

内訳

  • Jeffreys Bay wind farm(138MW/Eastern Cape)
  • De Aar solar PV farm(50MW/Emthanjeni自治区)
  • Droogfontein solar PV farm(50MW/Kimberley)

Mainstreamは他の企業と合同で、2011年11月の南アフリカの再生エネルギー独立発電プログラム(REIPPP)に入札し、12月に正式に我々の合同企業が落札が決定しました。
合同企業はMainstreamに加え、主に戦略でGlobeleqが関わり、Thebe Investment Corporation、地元の建築業者のEnzani TechnologiesとUsizo Engineering、および地元の共同体が参加します。風力発電所に関してはIDEAS Managed Fund(Old Mutual)も関わる予定です。

参考記事

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Gestamp Solar南アフリカの2つのソーラーパーク(計30MW)の電力購入を契約

スペインのGonvarri Steel Industriesの支部であるGestamp Renewablesの子会社、Gestamp Solarが、南アフリカの再生エネルギー独立発電プログラム(REIPPP)の第一段階に28個決まっているプロジェクトのうち2つのプロジェクト、合計30MWの太陽光発電所の融資および電力購入の契約を済ませました。
2014年に系統連係がされるということです。

一つ前のポストで、同じ日に発表されたREIPPPの他のプラント建設のニュースもご紹介しています。
オランダの施行会社の追尾型太陽光発電のプロジェクトでしたね。

市場縮小は逃れられないとされるヨーロッパにとって、南アフリカはかなり魅力的なんでしょうね。

参照

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