静岡空港のメガソーラーには京セラの防眩仕様パネル

空港でのメガソーラーがどんどん建設されています。
空港に太陽光発電を建設する場合、飛行機の運航を妨げないよう、防眩仕様としてソーラーフロンティアのパネルを使用する例が多かったのですが、TOKAIが静岡空港に建設する「TOKAI富士山静岡空港太陽光発電所」では、ガラス面の表面に特殊加工を施した防眩仕様の京セラ製パネルが使用されるそうです。

設置されるのは、空港および空港北側の県有地で、県有地は騒音対策のための緩衝地となっていたのだそう。ちょうど良いですね。

昨年の11月に事業者公募が行われ、見事TOKAIが選ばれたということで、TOKAIは県に年間900万円の土地貸借料を支払い、19,630㎡(1.96ha)の土地で約1.5MW(1,525kW)のメガソーラーの運用を行うのだそう。

年間予想発電量は164万kWhと、キロワットあたり1075kWhを期待していますが、静岡県は全国でも太陽光発電の設備利用率が高い地域。
都道府県別発電量ランキングによると、住宅用の太陽光発電の平均発電量は1368kWh/kWと全国4位です。
静岡空港のメガソーラーは周りに高層の建物が無く、発電には適した環境ということで、実際稼働開始したらもっと発電量は伸びるかもしれません。

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