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ソーラーパネル・太陽光発電のメーカー別年間発電量比較

太陽光発電のメーカー選びの際に気にしたい指標の一つが、ソーラーパネルのパフォーマンスを示す発電量です。多くのパネルメーカーはホームページで自社パネルの発電量目安を記載していますが、地域や設置環境で発電量が大きく変わる太陽光発電は単にメーカーが公表する数値を比較するだけでは十分とは言えず、同一条件における実証実験においてのみ本当の発電量比較ができるといえます。ここでは複数の企業が行っている実証実験のデータを基に、各太陽光発電メーカーの発電量比較をご案内しています。

発電量とは

発電量は効率や出力と同じく、太陽光発電の性能を推し測れる指標の一つと考えられています。ところが出力や効率とは違って発電量はメーカー公称の値がないという部分で他の二つの値との違いがあります。発電量はいわば、そのソーラーパネルの持つパフォーマンス力。アスリートがその日のコンディションによってパフォーマンスに差があるように、ソーラーパネルの発電量も設置の環境によって変わります。

平均的な年間予想発電量は1140kWhだけど

いきなりですが、日本の年間平均発電量は1140kWh(設備利用率13%)とされます。この数値は経済産業省が定義するおおよその全国平均値とされます。なぜ政府が全国平均を定義する必要があるかというと、どれくらいの売電単価であれば設備の元が取れるかを把握し、適当な単価によって太陽光発電の普及をコントロールするためであると考えられます。

一方で都道府県別発電量比較のページや、以下の実証実験結果でもご確認いただける通り多くの地域ではこの予想値を上回る年間発電量が期待できます。この平均値と比べて多くの発電量が見込める土地ほど、売電収益の得やすい太陽光発電に適した環境である言えます。

SBエナジーの実発電量実証実験

メーカーごとの年間発電量比較で一番わかりやすくて豊富なデータを提供してくれているのが、ソフトバンクの子会社SBエナジーです。2012年2月から蓄積されているデータを使わせていただき、ここではメーカー別の年間発電量を比較表にしてご案内します。

SBエナジーのデータで見る
メーカー別・年間発電量比較

SBエナジーでは、北海道の帯広、苫小牧(海側)、苫小牧(内陸側)の3か所に10メーカーのパネルを設置し、発電量を比較したデータを公開しています。表では帯広、苫小牧(海側)、苫小牧(内陸側)3か所における2012年2月から2013年6月のデータを平均化し、掲載しています。

メーカー
(パネル型番)
パネル種類
年間発電量(1kWあたり)
システム出力係数
平均値との比較
SOLAR
FRONTIER

ソーラーフロンティア
(SF150-K)
CIS
1313kWh
0.93
1.06倍
SUNTECH
サンテックパワー
(STP280-24/Vd)
多結晶
1253kWh
0.89
1.01倍
YingliSolar
インリーグリーン
(YL235P-29b)
多結晶
1249kWh
0.89
1.01倍
KYOCERA
京セラ
(KS2381P-3CFCA)
多結晶
1258kWh
0.89
1.01倍
SHARP
シャープ
(ND-193CA)
多結晶
1257kWh
0.89
1.01倍
メーカー
(パネル型番)
パネル種類
年間発電量(1kWあたり)
システム出力係数
平均値との比較
CanadianSolar
カナディアンソーラー
(CS6P-230P)
多結晶
1244kWh
0.88
1.00倍
ITOGUMI MTECH
伊藤組モテック
(MTPVp-210-MSDM)
多結晶
1239kWh
0.88
1.00倍
Panasonic
パナソニック
(VBH13215TA)
HIT
1219kWh
0.87
0.98倍
MITSUBISHI
三菱電機
(PV-MGJ250ACF)
単結晶
1214kWh
0.86
0.98倍
KaneKa
カネカ
(U-ZE115)
薄膜ハイブリッド
1170kWh
0.84
0.94倍

メーカー比較以上に重要なのは太陽電池の種類比較

SBエナジーの実証実験から、メーカー差以上に太陽電池の種類による差が顕著であることが確認できます。比較表でサンテックから三菱電機まではすべて結晶シリコン系ソーラーパネルですが、年間平均発電量は平均値周辺に固まっていてほぼ大差がないことがわかります。

意外だったのがパナソニックのHITパネルがの成績です。パナソニックは結晶シリコン型と薄膜アモルファスシリコンを重ねたハイブリッド構造を採用したHIT太陽電池を製造しています。HITパネルは一般的な結晶シリコン系パネルと比べて「熱によるパフォーマンスの低下が少ない」という特徴を持っていますが、このデータを見る限り発電量の優位性は見られません。

一方で「ソーラーフロンティア」のCIS太陽電池は平均を大きく上回る発電量が出ていることが分かります。「薄膜シリコンハイブリッド」のカネカ製パネルは少々パフォーマンスが劣るようです。

損失(ロス)の大きさを示す「システム出力係数」は全体的に改善されている?

全体の傾向としては、システム出力係数が一般的に考えられているより高い結果が得られていることが読み取れます。簡単に言うと、いずれのメーカーも思った以上の損失(ロス)が少なく、性能を存分に発揮しているということです。

発電量は「日射量×システム出力係数」で求めることができます。(発電量の計算式・求め方)システム出力係数は損失係数ともいわれ、気温上昇による機器のロスや、パワーコンディショナでの直流-交流の変換ロス、送電ロスなどを総合した出力損失を示します。住宅用で一番影響が大きいと考えられるのは気温によるロスで、夏場はパネル温度が上がりやすくシステム出力係数が0.8程度まで下がると考えられ、また冬場でも0.9程度、年間平均は0.85程度と一般的に言われています。一方SBエナジーの北海道の実験では年間を通してシステム出力係数が0.9弱あるメーカーがほとんどでした。

理由として3つの可能性が考えられます。一つはメーカーが性能向上に努めて損失の少ない機器を作ることに成功しているという可能性。もう一つは、メーカーが商品出荷の際に公称値以上の出力を確保するようにしている可能性、そして最後に、実験地である北海道の、年間を通した平均気温の低さが熱損失を抑えるのに有利に働いた可能性です。

いずれにしても、平均的なシステム出力係数は思った以上に大きく、年間発電量も平均以上に伸びている結果が出ているのは、消費者としても嬉しいことに違いありません。

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その他の発電量比較実証実験におけるメーカー別の年間発電量比較

EBLソラ―ポートのデータで見るメーカー別・実発電量比較

メーカー
パネル種類
(変換効率)
4kW当たりの発電量(積算値)
平均との比較
30㎡当たりの発電量(積算値)
平均との比較
SOLAR
FRONTIER

ソーラーフロンティア
CIS(9.64%)
5443kWh
(1.13倍)
4126kWh
(0.82倍)
MITSUBISHI
三菱電機
多結晶(12.68%)
4960kWh
(1.03倍)
4972kWh
(0.98倍)
Panasonic
パナソニック
HIT(16.92%)
4945kWh
(1.03倍)
6649kWh
(1.32倍)
現代
単結晶(13.61%)
4778kWh
(0.99倍)
5311kWh
(1.05倍)
メーカー
パネル種類
(変換効率)
4kW当たりの発電量(積算値)
平均との比較
30㎡当たりの発電量(積算値)
平均との比較
SHARP
シャープ
多結晶(13.44%)
4763kWh
(0.99倍)
5112kWh
(1.01倍)
TOSHIBA
東芝
単結晶(15.89%)
4647kWh
(0.97倍)
5884kWh
(1.16倍)
KYOCERA
京セラ
多結晶(12.88%)
4576kWh
(0.95倍)
4175kWh
(0.83倍)
SUNTECH
サンテック
単結晶(14.01%)
4538kWh
(0.94倍)
5199kWh
(1.03倍)

江藤産業では大分市の自社屋上に各メーカーのパネルを設置し、リアルタイムで瞬時値と積算値データを公表しています。

江藤産業の実験でも、ソーラーフロンティアの発電量は他と比べて歴然なのが分かります。また、三菱とパナソニックはそれぞれ「パワーコンディショナの効率の高さ」と「HITパネルの性能の良さ」が数字として証明されたとも考えられます。

この実験で注目したいのが「30㎡あたりの発電量」が比較できること。当り前のようですが、「30㎡あたりの発電量」と「変換効率」は比例することが確認できます。

  • 表の変換効率は、使用しているモジュールの効率とパワコンの変換効率を掛けたもの
  • 長州産業は設置時期が他メーカーと異なり比較できないため除外
  • ホンダソルテックは既に太陽電池事業から撤退している除外

植松グループのデータで見るメーカー別・実発電量比較

メーカー パネル概要 1kW当たりの発電量 平均との比較
ソーラーフロンティア CIS
155W 36枚
37.8kWh 1.05倍
三菱電機 単結晶
212W 24枚
37.1kWh 1.03倍
カナディアンソーラー 多結晶
240W 24枚
36.8kWh 1.02倍
カネカ 薄膜
110W 48枚
36.4kWh 1.01倍
長州産業 単結晶
223W 24枚
35.1kWh 0.97倍
パナソニック HIT
233W 24枚
34.9kWh 0.97倍
京セラ 多結晶
186W 30枚
34.2kWh 0.95倍

産業用の太陽光発電施工も行う植松グループは、沼津にある本社工場の屋根に7社のメーカーのパネルを並べ、発電量を公開しています。(比較表は2012年の1月16日から30日までのデータを参考にしています。)

やはり、ソーラーフロンティアの発電量はとびぬけています。三菱もパワコンの変換効率の高さが数字に表れているのがわかります。ただ冬季の2週間弱分のデータだけで判断することは難しく、計測を重ねていくうちに結果や順位は入れ替わる可能性も考えられます。

グリーン電源のデータで見る太陽電池の種類別・発電量比較

パネル種類 メーカー国 1kW当たりの発電量 平均との比較
単結晶パネル カナダ 209kWh 94.8%
多結晶パネル 国内 219kWh 99.3%
多結晶パネル 中国 217kWh 98.4%
CIS薄膜パネル 日本 237kWh 107.5%

北陸の太陽光発電業者「グリーン電源」はメーカー名は公表せず、パネルの種類とメーカーの国による発電量の違いを比較実験しています。(表は2013年の8月15日までの「今年度のデータ」を参考にまとめています)

この実験では「単結晶(カナダメーカー)」「多結晶(国内メーカー)」「多結晶(中国メーカー)」および「CIS(国内メーカー)」の4種類の発電量の比較を実証実験によって検証していますが、シリコン系でも単結晶のパフォーマンスが多結晶よりも劣る結果になっています。CIS薄膜パネルはおそらくソーラーフロンティア製だと思われ、ここでもパフォーマンスの高さが証明されています。

「実発電量」と言えばソーラーフロンティア 実地実験では差が歴然

そもそもソーラーパネルの実発電量がこれほど気にされるようになったのは、ソーラーフロンティアがCIS太陽電池の「実発電量の多さ」をアピールするようになってからとも言えます。上述の実証実験では、いずれの場合も各種シリコン系パネルを押しのけ、2位以降と大差をつけて一位を獲得しています。

発電量にも関係が深い耐久性

近年、効率や出力の製品間の差が縮まってきていることもあり、ソーラーフロンティア同様によりパフォーマンスの高さを約束するような売り文句が目立つようになってきています。三菱電機の「生涯発電力」などもその例です。

ソーラーフロンティアは各種実証実験でも証明されているように容量あたりの発電量の多さが魅力といえますが、三菱が魅力として推すのは耐久性の高さにより生涯を通した発電量が他を上回る可能性です。

太陽電池は故障の少ない機器とはいえ経年劣化は免れず、劣化が進むにつれ故障率も高くなります。そうした故障の少なさ、摩耗の少なさを、三菱電機は売りにしています。耐久性、故障率の少なさを強みとしているメーカーは、他にもドイツに拠点を置くQセルズソーラーワールドなどがあります。

いずれの場合も、耐久性に関しては月日が経ってこなければ違いが分かるものではありませんが、これらは品質重視の玄人を中心に人気が高いメーカーと言えます。

パネル品質があれば施工品質もあり

パネルの品質(耐久性)の高さがライフサイクルを通した発電量の多さにつながるとしたら、施工の質も同様のことがいえます。パネル自身の欠陥で発電量のロスが生じることももちろんありますが、施工が原因で(例えば配線がきれいにできておらず断線するなど)ロスが生じる可能性も無視できません。10年、20年を通して健全な売電収入を得るためにも、施工店の信頼度や実績の比較は重要です。

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