エクソル工場屋根などでコスト削減の接着工法をセメダインと共同開発

2015年2月から販売されるダブル接着工法NAI-Xはエクソルと接着剤で有名なセメダインにより共同開発された商品で、工場や倉庫、スーパーマーケットなどに多い、重ね式折半屋根にも素早く太陽電池を設置できる接着剤工法です。従来の接着剤工法に比べて、屋根への穴あけが不要になるため、雨漏りの心配がないことや工期を最大34日短縮できるとエクソルは述べています。つまり、ほぼ1か月の工期短縮により、人件費をカットすることができるため、太陽光発電システムの導入コストを抑えることができるのです。

同社が接着剤を採用し、セメダインと共同開発を行うのは初めてではなく2011年にもXSOL接着工法を販売しており、今回のダブル接着工法も基本的な考え方は一緒になっています。明らかに違う点は養成期間であり、従来工法が夏季で2週間、冬季で4週間から5週間必要であったのに対して、今回販売される工法は初期固定接着剤のかわりに高機能両面テープを採用したため養成期間が不要となったのです。また、この採用された両面テープの強度も高く、自動車の外装部品や住宅の表札など他の業種で実績のあるテープであり、アクリルフォームを用いています。

環境対応は地上11メートルまでの屋根であることが条件で、塩害対応から海岸線から500メートル離れている屋根に設置ができるようになっています。

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エクソルがついに自社ブランドパネル「XLMA-271VK」の販売を開始

太陽光発電システムの施工販売大手エクソル(XSOL)が、自社ブランドとして単結晶の太陽電池モジュール(ソーラーパネル)の販売を開始!

今回発表されたモジュールは、あまり聞きなれない「ハーフカットセル」を採用しています。調べてみると三菱電機で受注生産の製品として、同じ仕様のものを見つけました。

問い合わせしてみたところ、やはり三菱製品のOEM販売ということです。
国産の品質に加えて、三菱の標準モデル以上の効率の高さが魅力と言えそうです。

出力271W、効率16.4%。大きさは住宅用の標準モジュールより若干大きめといったところです。

2015年1月15日から、主に産業用に向けて販売されることになるということ。

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ファーストソーラーがエクソルで買えるようになるんですね

昨年度末に日本進出を果たしたファーストソーラーエクソルとの提携によってまずは産業用、追って住宅用にパネルの供給を始めるのだそう!

化合物系としては現在日本で唯一といってよいソーラーフロンティアの人気がじわじわ広がっているところですが、ファーストソーラーの住宅用太陽光発電は建材一体型パネルとして提供されるということで、ソーラーフロンティアと完全に市場が被るということはなさそうです。

それにしてもエクソルさん、サンパワーインリーソーラー、そして今回はファーストソーラーと、比較的日本ではまだ知られていないけど世界的に知名度の高いメーカーを中心に扱っており、気になる存在です。

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日本の太陽光発電業界を先導する10大企業はどんな会社?

日本流通産業新聞で、「太陽光業界をけん引する10社特集」というものが発表されていました。(現在記事は見れないようですが)

これは、日本における太陽光発電の普及と市場の拡大に、”営業および施工技術”の観点から牽引力のある企業を紹介したものらしく、実際に紙面は読んでいないのですが企業の名前だけはウェブにも上がっています。

の10社が取り上げられています。
当サイトでもご案内することが多い企業も上がっています。

これらの多くが太陽光発電の施工販売業者。
唯一京セラは自社で太陽電池を作るメーカーで、イオンモールに京セラの太陽光発電の店舗を作ったりもしています。ちなみにイオンモールの京セラの太陽光発電は、日本エコシステムが施工販売に入っています。

サニックスエクソルは、比較的知名度の低い海外メーカーとの取引をいち早く行っています。

ウェストホールディングスは水上のメガソーラーをいち早く手掛けたりと、産業用太陽光発電の可能性を独自に追及している印象があります。

ジオックスは数あるネット系の太陽光発電販売店の一つ。
ネット系施工販売店は雨後の筍のごとく多く出てきましたが、1~2年のブームの後に既に住宅用の施工は終了して産業用のみの取扱い、というようにシフトの早い業者もあります。
こうなると、「10年後には既に太陽光発電から手を引いている」可能性も無きにしもあらず。安いけれど実際の契約はちょっとだけ注意が必要です。

ジオックスはここに取り上げられているということは、ネット系販売店の中でも健全性の高い販売店だと考えられます。

当サイトでは、ネット系販売店の最安値価格を毎月調査、比較掲載しています。

エクソルでインリーソーラー取扱開始

太陽光発電開発企業の大手エクソルが、中国のインリーソーラーの取扱いを開始しました。

インリーソーラーは国内では楽天ソーラーを通しても販売されていますが、エクソルでは主に産業用のプロジェクトに対して販売されることを目的に、提携を組んでいるようです。
YGE 60 Cell 35mm シリーズ。エクソルでは「XY255」モデルという名前で販売される予定。

最大出力255Wのパネルで、効率は15.6%。

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太陽光発電企業”エクソル”でサンパワー製パネルが買えるんですね!

今年6月にグリーンテック株式会社から現在のエクソル(XSOL)に社名を変更した太陽光発電業者、株式会社エクソルですが、産業用の太陽光発電施設の施工販売や、住宅用の太陽光発電の施工販売を行っています。
そして、自社でもメガソーラー事業を始めたというニュースが相次いで出ています。

岩手県北上市、と千葉県八街市にそれぞれ1.99MWの規模のメガソーラーを建設、独立系発電事業として運営(要するに売電事業)していくということです。

岩手県北上市では、セシウム風評被害による遊休牧草地の有効活用として10,000坪(約3.3ha)の土地を賃貸し、サンパワー製モジュールを使用するという事。パワーコンディショナーはXSOLで独占販売しているKACO社製ということです。
来年度4月の稼働開始予定です。

また千葉県八街市のメガソーラーは所有する8,067坪(約2.7ha)にカナディアンソーラー製のパネルを設置。同じくKACO社製のパワーコンディショナ―を使用します。
来年度5月の稼働開始予定。

エクソルは、売電事業および、自社製品の試験場として活用する目的で、来年度の5月までに合計30MWの太陽光発電施設の建設を計画しているということです。

(余談的な扱いになってしまいましたが)タイトルの話題で、XSOLでは住宅用の太陽光発電の施工販売も行っていますが、現在は東芝三菱、カナディアンソーラーの3メーカーの取扱いになっています。
一方産業用ではサンパワー製のパネルを販売しています。

東芝のパネルはサンパワー社製のパネルのOEM製品ですが、サンパワーとの直接の取引がありながら住宅用では東芝製として提供するのは、一般消費者の間ではサンパワー社の知名度がまだまだ高くないことからでしょうか。それとも、東芝ブランドとして提供する方が保証などのサービスが充実するというようなメリットがあるからでしょうか。