パルシステム神奈川ゆめコープ、太陽光発電124.8kWを自給自足

パルシステム神奈川ゆめコープは、同生協の関連施設屋根に自家消費用の太陽光発電を設置すると発表。

藤沢センターに72.8kW、麻生センターに52kWで、藤沢センターでは約22%、麻生センターでは約17%分の消費電力を同発電設備でまかなうことになるといいます。

ゆめコープではパルシステム東京子会社である新電力「うなかみの大地」から再エネ比率の高い電力の購入をすすめていたりと、エココンシャスな活動に活発ですね。

自家消費設備としての規模はIKEAのものには劣りますが、少なくない規模です。

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大阪いずみ市民生協がメガソーラー増設で合計11MW超、エナリスと協業で電力小売りも検討

全国各地の生協による太陽光発電事業および新電力の参入の例が増えてきています。
大阪府の中部から南部に事業展開をしている「大阪いずみ市民生活協同組合(いずみ市民生協)」は、これまでに同府の物流センター屋根で2か所のメガソーラーを稼働しています。
今回、これに加えて奈良県天理市の国道沿いに1MW、京都府亀岡市のゴルフ場の跡地に8.5MWの建設を予定しているということ。

2016年の6月にはこれらが完成して、いずみ市民生協による太陽光発電設備は合計出力11.8MWとなる予想。
これらの電力はエナリスを通して買い取られ、さらにエナリスからは26か所の同生協事業所に電力供給が行われる予定。

いわゆる新電力の活用で電気代の削減につなげるだけでなく、市民生協の顧客ベースを活用して、2016年から始まる電力小売り自由化の際には家庭向けの電力小売をエナリスと協同で行っていくことも考えているのだそう。

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生活クラブが新電力会社を設立、まずは再エネ発電所7.06MW建設

生活クラブ事業連合生活協同組合連合会が、新電力会社「株式会社 生活クラブエナジー」を設立。
それに伴い、太陽光発電所を2か所、風力発電所を1か所、合計出力7.06MWの再生可能エネルギーの開発を進めると発表しました。

今年度に計画する発電所は、鶏卵の生産者である(株)生活クラブたまごの遊休地を活用した太陽光発電所を2か所(群馬県前橋市に1,460kW・栃木県那須塩原市に1,600kW)と、北海道石狩市厚田に「風力協同計画」と称して風力発電所を1か所(4,000kW)。合計出力は7,060kW(7.06MW)です。

これらの発電所で作られた電力は外部から購入される再生可能エネルギー由来の電力と合わせて需給バランスを調整したのち、生活クラブの事業所や提携生産者の施設などに供給される予定。
将来的には組合員宅へ電気を届けたり、組合員宅に設置された太陽光発電から電力を買い取ったりということも視野に入れて準備を進めています。

みなさん、太陽光発電と一緒に安心でおいしい農産物の宅配なんていかがですか?^^
住宅からの電力買取は10kW以上の全量売電の設備から優先して対応開始されると予想されますので、新築などで太陽光をお考えの方、新しい生活にプラスするのは新鮮なお野菜と全量売電の太陽光がいいかもしれません。

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日本生協連、新電力会社「地球クラブ」を設立

資源エネルギー庁による新電力の推移グラフ(下図)をみると、昨年10月の段階で100社を超える新電力会社の届け出が出されていることが分かります。

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メガソーラー建設の先には新電力を見据えている企業が多いと考えられ、今後もその数は増えていくのかもしれません。

日本生協連は現段階で、全国に7施設の屋根上大型太陽光発電設備を稼働しており、規模は合計で約4MW。
この電力に加えてバイオマス発電や小水力発電由来の電力を外部から調達、さらにバックアップに一般電力を使用して大口の電力需要家に供給する、いわゆる「新電力」事業を開始すると発表。
新電力会社(PPS)の名前は「株式会社 地球クラブ」だそうです。

まずは5.7MWの出力に限定して日本生協関連の事業所を中心に電力供給を行っていく予定だということ。

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