消費生活センターが警告「太陽光発電は比較検討を」

消費者センターは、多くの太陽光発電の一括見積サービスが出てきている今でも”複数社から見積もりを取って選ぶ消費者は少ない”と指摘。トラブルの報告も増えていることを危惧されています。

九州は太陽光発電に適した気候の地域が多く、訪問販売による太陽光発電のセールスも多いということ。
トラブルのパターンとして、一度の訪問販売でセールスマンが説明してくれることを鵜呑みにし、自分できちんと情報収集をせずに契約に至ってしまうケースなどが指摘されています。
契約の解除も契約日から8日を過ぎると難しくなるのだそう。

記事では”複数社からの見積もりを”と促しています。
ただ、見積もりを複数取ると、それだけ相手をしなければいけない電話なども増え、面倒に感じる方も少なくないのではないでしょうか。
始め挙げた太陽光発電の一括見積サービスを利用するのも手ですが、「今現在の相場を知っておく」こともおすすめします。メーカーや設置環境によって価格が大きく変わってくる太陽光発電。
“一番安い条件で最安値はどれくらいか”を知っておくと、訪問販売や一社のみに見積もりを取った場合に、「なぜその値段になるのか」という説明を乞う事で価格の妥当性を確かめるヒントにもなります。

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【7月1日更新・価格比較!】パナソニックがやりました/ネット系販売店には敵わない??

世界最高効率20.1%の単結晶ソーラーパネルの「東芝」と、
効率は18.2%と少々劣るものの(他のメーカーに比べれば依然高い)HITという独自のハイブリットパネルを生産する「パナソニック」。

この「高性能パネルの2大メーカー」は同時に、「高級パネルの2大メーカー」でもあります。

勝負の決め手となってきたのが”価格”。
東芝は世界最高効率パネルをアメリカのサンパワー社とのOEM契約により安価に販売することに成功しており、長らくこの2メーカーの価格競争は東芝に軍配が上がっていました。

しかし今月は過去1年で初めて、パナソニックが東芝を価格で抜きました!
昨年度まではキロワット単価にして10,000円程度上回っていたパナソニックですが、今年度からどんどんその差を縮めていき、今月は4,000円程度東芝の単価を下回る快挙!
生産拠点の海外移転が効いているようですね~!

熱に強いという特性が強みのHITパネルが生かせる地域なら、「東芝よりもパナソニック」を選ぶメリットがさらに大きくなりそうです。
(ただ、北海道のように夏でも気温があまり上がらない地域では、その効果は目に見えるほど発揮されないようです。)

相場価格の下げ幅が大きかったパナソニックと比べ、他のメーカーはキロワットあたり千円程度と、微妙に相場は更新されましたが、「費用対効果」の順位を大きく変えたのはパナソニックのみです。
ソーラーフロンティアは、公式サイト内で”今夏販売開始予定”となっている最新モデル「SF170-S」の取扱いを既に始めている販売店もあり、さらなる費用対効果に期待できそうです。

メーカー別・ソーラーパネル最安値相場価格表
あなたのお家での太陽光発電費用対効果が分かるシミュレーション

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