紙の太陽電池の話題を以前お伝えしましたが、Ubiquitous Energyが開発しているのは、「透明の太陽電池」。
スマートフォンの画面などに使える製品にすることを想定しているそう。
難問はやはり変換効率。
今までのアプローチでは70%の透明度でわずか2%の発電効率しか実現できなかったそうですが、この数年で数値は改善し、現在は10%の発電効率を目指しているそう。
10%と言ったら、化合物系の太陽電池に近い効率ですよね。
ガラスに挟んだ製品は今までもありました。
ロンドンのキングスクロス駅のニュースでは、ガラスラミネート加工を施された太陽光パネルを使っていました。
また味の素スタジアムでは、サンテックパワーの「LightThru™」を使用しています。
セルの間から自然光が入るようになっています。
しかし、発電セル自体が透明の商品が実現したら、活用範囲は無限にありそう。
楽しみですね!