ハンファQセルズはドイツのタールハイムにある製造拠点(セルの生産能力230MW、モジュールの生産能力130MW)での生産を今年の3月1日に停止し、マレーシアでの生産中心に切り替えると発表しました。
ソーラーワンとの合併とは無関係
昨年末に発表されたハンファグループ傘下の姉妹会社ハンファソーラーワンとの合併との関係を疑うかたも少なくないかもしれませんが、QセルズCFOのKasey Son氏はこれを否定。コスト競争力を上げるための純粋な決断だったといいます。
ドイツで550人を解雇
顧客に影響を及ぼすことはなく、これからも品質第一の製品を変わらず提供していくというのはCCO(最高顧客責任者)のJustin Lee氏。むしろより安価に製品を提供できる可能性を指摘していますが、当のドイツでは550人もの従業員解雇が伴う今回の決断、消費者の我々としては、嬉しいような、悲しいような、ですね。
ちなみにR&D(研究開発)施設だけはドイツに残される予定だということ。現在Qセルズの主な市場は日本ですし、マレーシアから送る方が効率的といえば効率的ですね。