エコジョーズは元が取れる?設置価格とガス代

エコジョーズとは

従来のガス給湯器は冷水をガスを使って温める際、ガスの持つエネルギーの75~80%しか利用しきれていませんでした。もともと捨てられていた排熱を有効活用しながら効率を95%まで高めたのがエコジョーズです。ガスの使用量を12~13%減らせてエコで経済的なエコジョーズは、ガス給湯器の標準仕様になりつつあります。

エコジョーズの主要メーカーと商品の選び方

高効率ガス給湯器のエコジョーズは、リンナイ、ノーリツ、パロマといったメーカーが作っています。ガス給湯器全体のシェアはリンナイとノーリツが30~40%の間で首位を争っているような構図になっています。リンナイは高効率のエコジョーズを標準仕様の扱いで紹介しているのに対し、ノーリツはエコジョーズと、初期費用が若干安く抑えられる従来式のガス温水器をほぼ同列に置きながら、顧客に選択権を譲っている点でちょっとした違いが出ているようですが、特に自宅で利用する方にとってはランニングコストの面で断然お得なためエコジョーズを選ぶ方が多いようです。

ガス給湯器と同様にエコジョーズは選択できる機能がいくつかあり、予算や使用用途に合った製品を選択します。以下ではエコジョーズを購入する際、選択を求められる機能をまとめています。

湯張り機能の選び方
オート/フルオート/給湯専用/暖房

浴槽内に入れるお湯が一方方向の「給湯専用のガス給湯器」タイプは給湯専用でも自動でお湯はりができるリモコンが選べるので、湯張りの際の使い勝手が大きく損なわれる事もなく、機器の価格も安く抑えられるため初期費用を抑えたい方にお勧めです。追い炊き機能については、近年は浴槽のお湯を温め直す際、高温の差し湯をした方がガス代がかかりにくいということもよく知られるようになり、よりリーズナブルな選択肢と言えます。

追い炊き機能付きのガスふろ給湯器」はオートとフルオートの2つから選べます。オートは自動湯はり機能に加えて、湯温を一定に保てるよう自動で追い炊きをしてくれる機能が使えます。フルオートはオートの機能に加えて、湯量も自動で増やすことができる他、追い炊きの配管を自動洗浄してくれる機能も付いています。

近年は温水を給湯だけでなく床暖房などで利用する家庭が増えてきました。快適性の高いこうしたパネル式の暖房を使うには、より出力の大きい暖房兼用の給湯器を選択します。

号数の選び方

ガス給湯器は「〇号」という数値で性能を表します。エコジョーズは24号、20号、16号の製品展開となっています。賃貸と違って、少し初期費用は掛かっても長期的な目で製品を選ぶことが多い持ち家世帯などで導入されることが多いためか、スペックに余裕のある24号が選ばれることが多いようです。24号なら給水温度が低い冬場でも2箇所(シャワーとキッチンなど)でお湯が使えます。16号は一人暮らしにちょうど良いサイズ、20号は夏場なら2箇所利用ができるくらいのパワーが出ます。

マンションにも付けられるようになったエコジョーズ

エコジョーズは従来の給湯器では必要なかったドレン排水というものが発生します。これまでマンションなどではこの排水の処理が難しかったのですが、近年はこの配管を可能にした製品も出てきています。リンナイ製品ではkaecco(カエッコ)と呼ばれるシリーズがこれに当たります。

  • エコジョーズは燃焼中に強酸性水が発生しますが、これを中和器を通して中性にした水が機器から排水される。

エコジョーズは本当にお得?

エコジョーズは従来のガス給湯器と比べてお得と言われますが、実際どれくらいガス代の節約ができるのでしょうか。以下ではエコジョーズの設置工事を含めた価格と、光熱費の削減額を見比べながら、実際にお得になる金額を確認していきます。

エコジョーズの価格
安くて10万円台から設置が可能

タイプ 号数 定価 販売価格
(従来型価格)
給湯専用 16号 16万円~ 10.2万円~
(6.2万円~)
20号 16.5万円~ 10.5万円~
(6.3万円~)
24号 17.8万円~ 11.0万円~
※人気
追い炊き
オート 16号 29万円~ 13.0万円~
20号 28万円~ 14.0万円~
24号 30.4万円~ 15.0万円~
フルオート 16号 33.6万円~ 14.5万円~
(8.5万円~)
20号 32万円~ 15.0万円~
(8.8万円~)
24号 34.4万円~ 16.0万円~
(9.5万円~)
追い炊き・暖房 オート 16号 36.2万円~ 22.0万円~
20号 37.8万円~ -
24号 38.2万円~ 23.0万円~
フルオート 16号 39.4万円~ 23.5万円~
20号 41万円~ -
24号 41.4万円~ 24.5万円~

表ではエコジョーズの号数と機能に応じた価格相場を一覧でご案内しています。価格は最安値相当で販売している施工店の金額を参考にご案内しています。設置環境によっては最安値相当の機種で対応できない可能性もあります。例えば多くの製品は屋外に設置するタイプのものですが、屋内にしか設置できない場合には定価で10万円ほど高いFF方式のものを選ぶ必要があります。

価格の設定は施工店によって異なりますが、機器代としては60~70%割引の金額で提供しているところが多いようです。また施工費は設備費に加えて3~5万円程度で請け負っているところが多く、全体の金額としては表で示すような価格になってきます。

号数による価格の差は1万円前後とかなり小さいので、家族構成などが変わっても使い勝手が変わらないように余裕を持ったスペックの給湯器を選ぶのが良さそうです。「給湯専用・追い炊きあり・追い炊き+暖房」の3種類の中で一番人気と言えるのが追い炊き機能のついた製品で、値引き率も一番大きい(70%台)傾向があります。給湯専用と暖房兼用可能の2種類は販売台数が追い炊きと比べて少ないこともあり、値引き率は60%台程度のことが多いようです。

いくつかの機種においてはスペックと機能が同じタイプの、従来型ガス給湯器の価格も参考として掲載していますが、従来型とエコジョーズの価格差は4~6.5万円となっています。光熱費がこの差額以上安くなるのであれば「ペイできる」と言うことができますが、次の項でガス代については詳しく検証していきます。

エコジョーズのガス代
従来型より年0.6~1万円光熱費が安くなる

給湯に関わる消費エネルギーは、全国的な世帯平均で年間13.6GJです。(家庭の消費エネルギー内訳等についてはこちらのページでご確認ください。)従来型のガス給湯器とエコジョーズにおいて、それぞれのガス代の目安は以下のようになります。

給湯器種類 給湯に関わる
ガス代(年額)
従来型
ガス給湯器
都市ガス ¥50,300
LPガス ¥81,600
エコジョーズ 都市ガス ¥44,000
(差額6,300円/年)
LPガス ¥71,400
(差額10,200円/年)

従来型のガス給湯器と比べて、都市ガスの場合年6,300円、単価の高いLPガスは平均で10,200円の光熱費の削減が可能になります。

給湯器の耐用年数は10~15年程度と言われます。ご案内のガス代は3~4人家族の世帯のガス代に相当しますので設備は24号が必要になり、従来型の機器代との差額は6.5万円となります。損得分岐点は、都市ガスであれば10年4カ月、LPガスなら6年5カ月となります。LPガス(プロパンガス)をお使いの地域であれば、エコジョーズを選択して間違いないと言えそうです。ちなみに、LPガスのガス代自体も安くできるサービスなどもあるので、合わせて使いながら大きく光熱費を削減していきましょう。

都市ガスの場合、損得分岐点が寿命の下限に相当するので、従来型とエコジョーズどちらを選ぶべきかは微妙なところです。ただ、給湯器は10年経ったら必ず壊れるというわけでもなく、丁寧に使えば20年を超えても問題なく使えている例も少なくありません。10年保証などを提供している業者もあるので、そういったサービスも利用しながら、長期的な投資を考えるのもよさそうです。

LPガス(プロパンガス)の価格を見直す

エネピ(enepi)

LPガス(プロパンガス)の価格が高いと思いながらも「都市ガスが通っていないからしょうがないか」と諦めている方は必見!価格の透明性の低いプロパンガス市場に一石を投じるエネピのサービスなら、お住まいの地域で今お使いの業者よりも安い企業をあなたの代わりに見つけてくれます。ご利用はもちろん無料、早期の乗り換えで今後ずっとガス代がお得になります。

リフォーム業者一括見積を利用する

リノベーション、リフォームをお考えの方は一括見積のご利用が便利ですご利用は無料、価格比較にとどまらず実際に工務店の人柄や実績を確認してから契約できるので安心感につながります。

リショップナビ

妥協したくない方のための一括見積サイト
登録施工店が多く自由度の高い提案も期待できます。強いこだわりを適正価格で実現したい方、できるだけ多くの選択肢から最適な業者を見つけたい方に最適です。対応地域:全国

リショップナビ

中古物件探しから始める

安価にマイホームを手に入れられる中古物件のリノベーションをお考えなら、物件探しとリノベーションをワンストップでお願いでき、さらにリフォームのローンを低金利の住宅ローンに一本化してくれるサービスを提供する、リノベーション専門業者が人気です。

リノべる。

中古物件探しからこだわり設計、ローンまで依頼できる
こだわりのリノベーションをお考えならまず試してほしいのが「リノベる。」デザイン性の高いリノベーション実例が多く掲載され、夢が膨らみます。裏知識を豊富に知っている不動産や建築業界出身のスタッフも多いので、イベントや勉強会の参加もおすすめです。対応地域:宮城 群馬 東京 神奈川 埼玉 千葉 静岡 愛知 三重 京都 大阪 兵庫 岡山 広島 福岡 熊本 長崎 沖縄(2016年2月時点)

リノべる。