ベランダ・バルコニーのリフォーム(増築)
費用やポイント

このページを30秒で要点説明

ベランダリフォームはその目的で費用などが大きく変わってきます。防水やベランダ屋根の交換、新調など実用面の向上は2万円程度からできます。気を付けたいのが、ベランダ防水リフォームは漏水が起こる前に、定期的にやっておくことです。そうすることで下地まで腐食することを防ぎ、メンテナンスコストを減らすことができます。

ベランダにウッドデッキを敷いて住まいのアウトドアを充実させるリフォームは、費用と満足感のバランスが良くコストパフォーマンスの高いリフォームとして人気があります。DIYなら2万円程度でベランダの床をリフォームすることができます。

近年注目が高まっているのがベランダをサンルームにするリフォームで、50万円台から事例があります。ベランダ自体を新しく作りたい場合は、メーカーが出している柱建てのバルコニーを設置する手軽な方法から、お家とシームレスに繋がるデザインで増築工事に準じるより大掛かりなものまであり、相場が把握しにくい特長があります。

バルコニーとベランダの違いはさほど重要でない?

ベランダもバルコニーもおうちの2階以上の部分で屋外に出られるスペースに当たりますが、日本の不動産業界的な解釈ではベランダは屋根があるもの、バルコニーは屋根なしのものを指し、上階の床部分が下の階の屋根として機能している場合もバルコニーと呼ばれます。最上階などで下階の屋根部分を利用して特別広く取ったバルコニーは、ルーフバルコニーと分けて呼ばれることがあります。

ただ、バルコニーでも後付けで雨避けなどを付ければベランダと呼べなくもないでしょうし、日本ではバルコニーに当たるものも慣用的にベランダという名前の方がよく使われているようです。リフォームするに当たってもそれがベランダなのかバルコニーなのかの違いよりも、戸建てのバルコニーなのかマンションのバルコニーなのか、広さはどれくらいか、といった違いの方が重要かと思われますので、このサイト上では特にこれらの使い分けの適切性は重視しない方針とします。

  • 英語では屋根があってもなくてもバルコニー(balcony)と言われます。英語のバルコニーの語源はイタリア語とされます。ちなみに日本語では「露台」がバルコニーに相当する言葉と言えます。
  • 英語でベランダは1階部分の屋根が張り出した部分、日本の縁側のような空間のことを指します。英語のベランダはポルトガル語から、さらに遡ると語源はヒンディー語のbarāmada(बरामदा )と言われます。この言葉はバルコニーだけでなくポーチ、サンルーム、回廊など広い意味合いで使われているようです。

実用性を向上させるベランダリフォーム

ベランダのリフォームで多いものと言えば、雨でも洗濯物を干せるよう屋根を付けたり、防水をしたり、老朽化した手すりを新調したりといった主に実用面の向上を狙ったものが挙げられます。

費用とポイント

リフォーム内容 費用・予算
ベランダの防水 2~40万円
屋根の交換・新調 5~25万円
(DIY) (1~20万円)
ベランダの漏水修理 40~150万円

処理面積が狭く、安価な素材を使用すれば2万円という低予算のリフォーム事例も少なくありません。施工面積が広くなったり断熱塗料など高価なものを使用すると価格が高くなりますが、小規模アパートの屋上程度の面積で40万円程度、戸建てやアパートなら20万円程度でおさまることが多くなっています。

ベランダに屋根を付ける場合、LIXILなどのメーカーが出している既成品を利用すれば工事費込みで10~20万円で済みます、木製枠などを使ってオーダーメイドの場合は25万円程度あればできることが多いと言えます。カフェ風のキャンバス生地オーニング(日よけ・雨避け)はDIYで簡単に設置できる商品もあります。

雨が降りこみやすいバルコニーでは20年も経つと床の防水加工が劣化し下地まで浸水・腐食、雨漏りが起こりやすくなります。雨漏りが既に起こっているベランダのリフォームは、内部の腐食具合でかかってくる費用が変わってきますが、屋根を剥がしてみて初めて100万円以上かかる程劣化が進んでいた、ということも少なくありません。後で大きな出費とならないよう、15年を目途に防水メンテナンスを定期的にしておくのが重要です。

ウッドデッキ等でベランダを見違えらせるリフォーム

内装でも同じですが、床面に質の良い素材を使うリフォームは概して満足度が高いと言われます。殺風景な灰色の床丸出しのベランダにウッドデッキを敷いてみると、ベランダが実に見違えて見え、もちろん居心地も向上します。どんなに小さなベランダでも手軽にリフォームできる商品が揃っていて費用と満足度のコストパフォーマンスも優れていると言え、ガーデニングやバーベキュー好きな方に限らずおすすめしたいリフォームです。

費用とポイント

リフォーム内容 費用・予算
ウッドデッキ 10~100万円
(DIY) (2万円~)
ウッドデッキと木製フェンス 50~250万円

雨風にさらされるベランダにウッドデッキを作る際、いかにメンテナンスが楽にできるかが一つ重要な問題となってきます。ウッドデッキ材として採用されることが多い南米原産の広葉樹「イペ材」の他、安価で耐久性の高い東南アジア原産の広葉樹「セランガンバツ材」、さらに強度と耐久性に優れ超硬質木材とも言われる「ウリン材」などがウッドデッキとしてよく使われます。価格は使用する素材×施工面積に応じて10万円から100万円までまんべんなく施工事例があります。0.5坪程度に敷く程度なら10万円、ルーフバルコニーのように広い面積にウリン材などで施工すると100万円程度かかってきます。賃貸アパートなどで大掛かりなリフォームができない場合は、パネル材で簡単にDIYできる商品もあります。

ウッドデッキと合わせた木製フェンスを一緒にリフォームする例もよく見ます。床に比べて商品・施工代金がかさみがちで、特に素材にこだわってオーダーメードなどで作りこむと総額で200万円を超えることも少なくありません。オーダーメイドでなくても、デザイン性と価格のバランスの良い既製品も少なくないので、上手に使い分けるとよさそうです。お子様がいらっしゃるご家庭などは特に、安全のためにも柵の高さを十分に取りたいところです。柵が高くなるほど圧迫感を与えがちなのは事実ですが、広めのバルコニーがあるお宅なら景色を切り取るようにして柵の高さを調整することで、非日常的空間を演出することもできます。

人気のサンルームをベランダに

住宅内に太陽の光と熱を多く取り込むことができるサンルームは、特に緯度が高く涼しい気候の欧米地域においてはパッシブソーラーデザインとして建築などにもよく採用されます。夏の熱さを助長しやすい特長もあるため日本ではあまり見かけませんが、近年は、花粉や公害対策に物干しをサンルームにする例が増えているようです。

費用とポイント

リフォーム内容 費用・予算
ベランダにサンルーム新設 55~130万円

ベランダのサッシ・屋根などを作っている建材メーカーは多くの場合同じシリーズの中で屋根なし・有りに加えて、ガラスの壁を加えてサンルーム仕様にできるオプションも用意しています。既存の手すりをそのまま使える場合は、屋根と柵より上の壁を取り付けるだけで55万円程度から導入できます。床から天井までの商品だと100万円前後になることが多いようです。リビングから続いているような印象になるよう床材を新調するなどの施工が伴うとさらに金額が上がります。

10㎡以上は確認申請を

元々ベランダであったところにサンルームを取り入れる場合は増築に当たります。10㎡(約6畳)以上の増築もしくは防火地域・準防火地域に指定された地域では確認申請が必要とされ、申請には20万円前後が必要になってきます。さらに固定資産税も上がります。

10㎡未満で容積率を超えないようであれば確認申請は必要ありませんが、延べ床面積は増えるので固定資産税は高くなる可能性があります。サンルーム設置については届け出をせずに行う方もいるにはいるようですが、ご近所の方の通報などで後から増築が知れてしまうと面倒なので、自治体によく確認してからの購入が無難です。

一方でもともと狭いリビングの増築を考えていた場合は、壁を壊して基礎から作っていく通常の増築と比べて半額程度までコストが抑えられるサンルーム増築はおすすめです。

ベランダを新たに作る増設・今あるベランダを広くするリフォーム

ベランダの新調、増築、拡張は、現在のおうちの状況とベランダの材質、広さなどでかなり費用が変わってくるので、一概に相場が把握しにくいと言えます。一番手軽なのがメーカーの柱建てバルコニーなどを利用する方法です。お家とシームレスに見えるような増築工事はより手間と時間、さらにはコストがかかりやすいと言えます

費用とポイント

リフォーム内容 費用・予算
1階部分に柱を立て、2階にバルコニー 50~150万円
増築した1階の上をルーフバルコニーに 200万円~
現在のバルコニーにシームレスに増築 90万円~

2階の窓の外をバルコニーにしたい場合、2階まで伸びる柱を地上に建ててその上にバルコニーを作るという方法がとられることが多いです。アルミ製の既製品を導入することもあれば、木の柱を立てて一から作ることもあります。サイズにもよりますが60万円から事例があります。駐車場の上を有効活用した広いバルコニーも人気です。一つ気を付けたいのが一階部分の採光。新設のバルコニーで日射が遮られるため、バルコニー下の部屋は暗くなりがちです。

1階部分を増築し、その上を広いバルコニーにするという例もあります。基礎作りから始まる部屋の増築は坪単価が高くなりやすく、「1階(1.5坪程度)+バルコニー」という内容で200万円程度はかかります。

既存のバルコニーを広くしたいという場合は、現在柱建て後付けタイプのバルコニーならサイズアップして新調するのが通常で、50万円程度から製品を選べます。建物に組み込まれて設けられたバルコニーの前側を引き出して拡張する場合、90万円程度から事例があります。

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