2016年までに東南アジアで累計5GWの太陽光発電設置数

東南アジアにおける太陽光発電の設置数はこの先5年のあいだ年間50%の伸び率で上昇し、2016年には累計5GWを達成するという予測がIHSから出されています。
IHSについては1つ前の投稿にあるように、太陽光市場の来年度の回復の予測も出しています。

2015年までタイ、マレーシア、ベトナム、シンガポール、そしてフィリピンにおいての年間の設置数は1GWに上ると予想されています。

IMSリサーチの太陽光市場のアナリストであり、IHSの一員でもあるJessica Jinによると、
現在タイが先導する東南アジアの太陽光発電市場ですが、ほかの国にも大きな市場開拓の余地があります。インドネシアにおいては現在電力供給は一部の人口に限られており、また何千もの島々がディーゼル発電に頼っている環境で、多くの需要に応えるための解決策となりうるのは太陽光発電だということです。

現時点ではモジュール供給は日本と中国の主要メーカーが行っており、大きなシステム・インテグレーターは民間に置かれている状況が多いとのことです。

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