北海道帯広のメガソーラーに韓国SKイノベーション製4.4MWhの蓄電池

2016年12月に稼働開始が予定されている北海道帯広市(北海道電力管内)の特別高圧メガソーラー発電所に、韓国SKイノベーション製の大型蓄電システムが導入されることになりました。

導入される予定の蓄電システムは定格出力が3.3MW、容量は4.4MWhの40フィートコンテナ型蓄電システムで大規模なものです。

各電力会社は太陽光発電システムが急拡大したことにより、新規のメガソーラーについてはその出力を制御したり、新規の接続を保留するなどの対策を迫られていますが、系統に流れ込む電力が一時的に増えることが問題となっています。

そこで蓄電システムを設置して一時的に増える電力量を平均化することで、出力制御や接続申請の保留を回避できるものです。

2年前から資源エネルギー庁が主導で60MWhの蓄電池を北海道に導入する計画が進められていますが、事業者単位での大型蓄電池の導入が進められていくことで再エネ導入の可能性が大幅に広がることになりますね。

参考