来年度は補助金も廃止・10年後買い取り期間が終わった後は?

家電Watchの記事が興味深かったのでご紹介します。

太陽光発電の今後について、太陽光発電の補助金の申請さきでもある一般社団法人 太陽光発電協会(JPEA)の事務局長、茅岡日佐雄さんへのインタビューの内容が掲載されています。

内容を大まかにまとめてみます。

  1. 太陽光発電の買取価格売電価格)は基本的には下がっていくが、導入価格に沿って金額は決められるため、昨年、今年を比べて大きな損得は無い
  2. 日本は住宅向け太陽光発電で“世界一”だが、導入量が増え、システム価格も低下するにつれて補助金の役割は薄まり、来年度は補助金は無くなる可能性が大きい
  3. 売電期間が終了する頃には電力自由化が完了している予定(政府の目途は2016年)で、現在のように売電先の選択肢が無い状態に比べ、買取価格にも市場原理が働く場合が大きい

3については、当サイトの特集でも「売電期間が終わったら?」でもご案内しましたが、欠けていた視点だったので、読んでいて面白いと思いました。

補助金が廃止される可能性も考えて、今年中には設置できると理想的なのだとか。

茅岡さんが最後に指摘しているのが、営業担当者の勧められるまま、相見積もりなどせずに決めてしまうパターン。
高い買い物であるだけに複数業者からベストを見極める事が重要であるということですね。

費用対効果・売電収益シミュレーション
メーカー別最安値・相場比較表
太陽光発電は元が取れる?損得事情を徹底検証(2015-2016年版)