J-Power(電源開発)とベイサイドエナジー

このページでは日本最大の卸電気事業者である電源開発(通称J-Power・ジェイパワー)についてご案内しています。電力小売自由化に際した同社の動きや、完全子会社で新電力に登録もされているベイサイドエナジーについてもご案内します。

戦後の各電力会社の発電力の後ろ盾に

日本敗戦後の復興時、「半官半民」の組織として1939年から中央集権的に日本の電力市場を牛耳っていた日本発送電を分割する形で現在の地域電力会社が生まれましたが、増加する需要に資本的基盤の弱い電力会社各社の発電能力が追いつかない事態から1952年、国の特殊法人として 設立されたのが同社です。

その成り立ちの背景もあり発電能力は突出しています。水力発電をはじめ約1.7GW(1,700MW)の電源を保有する電源開発の発電能力は地域電力会社の中では東北電力に匹敵する規模です。

民営化と電力小売自由化に向けた今後

2004年の東証一部上場で株式の政府出資分が売却され、事実上の民営化に踏み出しました。2005年には特定規模電気事業者(PPS)向け電気供給事業として天然ガスを燃料とする火力発電所「ベイサイドエナジー市原発電所(10.8万kW)」を稼働させています。同発電所の運営会社で、J-Powerの完全子会社のベイサイドエナジーは新電力としても登録されています。

数字で見る「ベイサイドエナジー」新電力比較

実績
供給量(販売量) 5,984MWh
シェア※1 0.22%
環境評価
CO2排出係数※2 0.613kg-CO2/kWh
既存の電力会社との差※4 1.04

掲載の情報は新電力ベイサイドエナジーの2015年(平成27年)3月の情報です。ベイサイドエナジーは新電力の登録を行っているものの、現時点ではほかの新電力や卸売市場に発電した電力販売しているのがほとんどのようです。先述の市原発電所の電力も、同じく新電力であるダイヤモンドパワーに供給する契約を結んでいます。

今後同社が需要家への直接販売を積極的に行っていくのかどうかについては、ベイサイドエナジー側からもJ-Power側からも確定的な発表はありません。

  • 1 新電力全体の供給量におけるシェアと順位
  • 2 1kWhの電力を作るに伴って排出した二酸化炭素の量。数字が少ないほど環境に優しい電力といえる。
  • 4 電力会社10社のCO2排出係数の平均との比較

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