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ご自身の電気代はほかの家庭と比べて高いのか安いのかいまいちよくわからないと思います。ここでは一般家庭の電気代の平均額をご案内します。
以下の表は総務省統計局の家計調査をまとめた世帯人数別の電気代平均額です。ご自宅の電気代と比較してみてください。ただし、夏はエアコンや扇風機など、冬はエアコンにヒーターなど暖房を使うことが多いなど季節によって電気の使用量は変動するものです。特に8月・9月・12月・1月・2月は電気代が高くなる傾向にあります。表は平均月額ですので現在の時期を考慮しつつ比較しましょう。
月額平均 | 平成23年 (2011) |
平成24年 (2012) |
平成25年 (2013) |
平成26年 (2014) |
平成27年 (2015) |
---|---|---|---|---|---|
単身 | 4,801円 | 5,141円 | 5,482円 | 5,565円 | 5,599円 |
2人世帯 | 8,298円 | 8,811円 | 9,275円 | 9,830円 | 9,763円 |
3人世帯 | 9,734円 | 10,210円 | 10,849円 | 11,406円 | 11,296円 |
4人世帯 | 10,180円 | 11,130円 | 11,819円 | 12,152円 | 11,843円 |
5人世帯 | 11,677円 | 12,788円 | 12,508円 | 13,512円 | 13,698円 |
6人世帯以上 | 15,463円 | 15,410円 | 15,665円 | 16,663円 | 16,200円 |
家計の支出の中で、大きな割合を占めているのは電気料金です。以下の表は世帯人数別の年間でかかっている電気代になります。
年額平均 | 平成23年 (2011) |
平成24年 (2012) |
平成25年 (2013) |
平成26年 (2014) |
平成27年 (2015) |
---|---|---|---|---|---|
単身 | 57,612円 | 61,692円 | 65,784円 | 66,780円 | 67,188円 |
2人世帯 | 99,576円 | 105,732円 | 111,300円 | 117,960円 | 117,156円 |
3人世帯 | 116,808円 | 122,520円 | 130,188円 | 136,8726円 | 135,552円 |
4人世帯 | 122,160円 | 133,560円 | 141,828円 | 145,824円 | 142,116円 |
5人世帯 | 140,124円 | 153,456円 | 150,096円 | 162,144円 | 164,376円 |
6人世帯以上 | 185,556円 | 184,920円 | 187,980円 | 199,956円 | 194,400円 |
世帯数が増えれば、部屋数も増えますし家にいる時間も増え、エアコン、照明、テレビなどで電気代は高くなっていきます。平均の電気代に比べ高くなってしまっているご家庭は無駄のない電気の使用方法を改めたくなると思います。しかし、電気の使用料金は年々上昇傾向にあります。
日本の平均世帯人数は年々減少していってるにもかかわらず、電気料金は徐々に高くなってきています。そのため家計費に占める電気代の割合も増えてきている現状です。
2000年から緩やかな下降が見られていましたが、2008年にリーマンショックの影響を受け電気料金が見直された関係で一旦上昇しています。2009年に再び下降したのは、2011年の東日本大震災の影響で電力供給量が大幅に減少、電力不足が懸念され電気の消費量も減少したからです。しかし、2012年以降は上昇に転じます。これは、震災の影響で原子力発電に関する見方が厳しくなり、発電コストが安い原子力発電は停止、発電コストが高い火力発電に頼ざるを得なくなったことが大きく関係しています。火力発電に必要な石油や天然ガスなどの燃料費の増大、円安の影響、原油価格の高騰などから電気料金が値上がりし、太陽光や風力など再生可能エネルギー発電促進賦課金の導入から消費者への負担が増えたことが電気代の上昇に繋がったと考えられます。
原子力発電が停止したことで、消費者に節電意識が高くなっている中で、電気代の上昇は各家庭の家計にも影響しています。
総務省統計局の家計調査をまとめた1世帯当たりの電気使用量です。年間の電気代は2012年から上昇しているにも係わらず電気の使用量は減少しています。
平成23年 (2011) |
平成24年 (2012) |
平成25年 (2013) |
平成26年 (2014) |
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1世帯当たり電気使用量 | 5306.5kWh | 5401.9kWh | 5294.2kWh | 5137.9kWh |
そもそも電気代は、電気使用量と比例して上がるものです。世間では省エネ家電が増え、LED照明の使用、エアコンの温度設定などご家庭で各々が節電対策を行い、コツコツと電気代の節約をしていてもそれだけでは追いつかない発電コストの高騰があるのかもしれません。電力全面自由化になり一般家庭でも電力会社を選べる時代になっています。電気のプランを見直して電気だけではなくガス代やスマホ代、ポイント取得などのセットで生活費を抑えていく方法へ切り替えていく必要がありそうです。
電気代を節約するには、省エネ家電の使用、電気の使用量を抑えるなどの節電意識は必要です。最も有効に節約するには、「アンペア数を下げる」「料金プランの見直し」「電力会社の変更」が効果的です。
現在ご契約している電力会社では、自由化に伴って新たな電気料金プランを選ぶことが可能です。また、新電力と言われる新規参入の電力会社では、さまざまな特典やサービスによるお得な電気料金プランを提供しています。
それぞれの電力会社のホームページでは、ご家庭の電気代がいくら安くなるのかがわかる無料でシミュレーションができるようになっています。ご自宅に届いている検針票を見ながら手間なく手軽に利用できるので一度試してみることをおすすめします。
各社多様な電気料金プランがありますが、料金体系だけでなく本当に安くなるのかをまずシミュレーションで確認してみてください。以下は主要な電気事業者の電気代シミュレーションができるページをご案内しています。