ダイヤモンドパワー

2000年に2000kW以上の需要家に対して自由化が行われ、ダイヤモンドパワー株式会社は初期の特定規模電気事業者(PPS)として登録しています。2013年には中部電力が子会社化したことで、今後販売網と供給力を高めていくことが予想される同社について、このページでは詳しくご案内していきます。

企業の沿革やニュースなどで
「ダイヤモンドパワー」を知る

以下ではダイヤモンドパワーについて知っておきたい情報を、ニュースや企業沿革などから取り上げながらご案内していきます。

電力自由化初期の2000年に新電力に登録

登録社数700社近くと溢れかえるほど多く存在する「新電力」と呼ばれる特定規模電気事業者ですが、ダイヤモンドパワーは2000年3月に三菱商事が完全子会社として設立、同年8月には特定規模電気事業者の登録を済ませ、電力販売事業を始めています。この年は電力小売自由化の第一段階である2,000kW以上の市場が解放された年で、これ以前に新電力の前例はまだありませんでした。

中部電力が子会社化

2013年に中部電力が同社の株式の80%を取得して上で子会社化、大手電力会社が新電力を傘下に収めた初のケースとして、注目を集めました。

安価な火力発電所の新設で自由化に備える

東京電力および関西電力に電力供給を行ってきたダイヤモンドパワーを取得したことで大きく市場範囲が開けた中部電力は、電力小売完全自由化に向けて着々と準備を進めています。価格競争が激化することが予想される自由化後に向けては、特に安価な石炭発電所を新設することが決まっています。

主にダイヤモンドパワーの電力仕入元として運用される予定の火力発電所は約10万kWの石炭火力発電所で、2016年5月の運転開始予定です。三菱商事(70%)、日本製紙(20%)、中部電力(10%)3社が約26億円の資本金を元に共同設立する新会社によって運営される予定となっています。

火力発電10万kWというと年間で350,000〜700,000MWh(設備利用率40〜80%の間で稼働された場合)の発電量に相当します。これは同社の年間販売実績かそれ以上の大きさの電源が加わるイメージで、完成の2016年以降のシェア拡大に大きく貢献することが予想されます。

また、親会社である中部電力は火力発電の中でも二酸化炭素排出量が少ないガス火力発電の安定的で安価な電源確保に注力しており、大阪ガスと共同でアメリカからのシェールガスの輸入の契約を取り付けに成功しています。

他の新電力との比較が一目でわかる
数字で見る「ダイヤモンドパワー」

以下では新電力ダイヤモンドパワーの電力供給実績(2015年7月時点)と、同社が販売する電力の二酸化炭素係数を、他社との比較も加えながらご案内しています。

実績
供給量(販売量) 54,670MWh
うち高圧 28,593MWh
うち特別高圧 26,077MWh
環境評価
CO2排出係数※2 0.423kg-CO2/kWh
平均との差 0.87
販売業種
業種数 7業種
平均との差 2.05

ダイヤモンドパワーは高圧、特別高圧において同程度の電力販売実績を持ちます。

販売する電力の二酸化炭素係数は、主な新電力の平均である0.48kg-CO2/kWh※3と比べて87%と少なく、比較的環境に優しい電力を販売していると言えます。

全14業種※4のうち7業種への販売実績(2015年7月時点)をもつ同社は、新電力の平均3.4業種※5と比べてより広域なサービス提供が可能だと考えられます。

  • 1 新電力全体の供給量におけるシェアと順位
  • 2 1kWhの電力を作るにともなって排出した二酸化炭素の量。数字が少ないほど環境に優しい電力といえる。
  • 3 月間2.5万MW以上を供給する新電力上位17社のCO2排出係数の平均との比較。
  • 4 鉱業、食料品、繊維工業、パルプ・紙加工品、化学工業、石油製品・石炭製品、ゴム製品、窯業・土石製品、鉄鋼業、非鉄金属、機械器具、製造その他、鉄道業、その他の全14業種。
  • 5 2015年7月に供給実績のあった新電力の平均、最小1〜最大12業種まで幅がある。
ダイヤモンドパワー(株)会社概要
所在地 供給区域 事業開始年 親会社
東京都 東京・中部・関西 平成12年(2000年) 中部電力(80%)、三菱商事(20%)

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