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ウォークインクローゼット(WIC)の費用と後付けリフォーム|畳数別費用・タイプ・設計ポイント

WICの要点

ウォークインクローゼット(WIC)の後付け費用は2畳30〜70万円、3畳50〜100万円、4畳以上80〜150万円。タイプはI型・L型・コの字型・ウォークスルーの4種類で、家族構成と寝室レイアウトで選びます。既存の寝室を仕切る方式は安価で、屋根裏活用や増築は高額に。通路幅60cm以上・湿気対策・人感センサー照明の3点が満足度を分けるポイント。既製品システム収納と造作の使い分けでコストと自由度のバランスを取ります。

WIC畳数別の費用相場

WICの費用は畳数 × 内部仕様(既製品/造作) × 工法で決まります。同じ3畳でも、既製品システム収納と全造作で2倍の差がつくこともあります。

WIC畳数別の費用相場
畳数 費用相場 収納量の目安
2畳 30〜70万円 夫婦2人分の衣類+シーズン外+カバン
3畳 50〜100万円 家族3〜4人分の衣類+シーズン外+スーツケース
4畳 80〜150万円 大家族・コの字型・ウォークスルー型
5畳以上 120〜200万円 化粧台・座る場所も組み込む本格仕様
  • 既存の寝室を間仕切るタイプが最安。屋根裏活用は階段・床補強でプラス、増築は基礎工事でプラス
  • 既製品システム収納(30〜70万円)と造作(50〜150万円)で同じ畳数でも2倍程度の差

WICの4タイプ

WICのレイアウトは4タイプ。家族構成・寝室レイアウト・服の量・動線で選びます。

WIC4タイプの比較
タイプ 収納面 適した家庭
I型 片面1面のみ 単身・夫婦・コスト最優先
L型 2面(角を活用) 夫婦兼用・角の死角を活かしたい
コの字型 3面(最大収納) 家族3〜4人・服の量が多い
ウォークスルー 通り抜け型・両側収納 寝室と隣室をつなぐ動線型・家族兼用

後付けWICの3つの工法

既存住宅にWICを後付けする方法は3つ。費用と難易度で選びます。

WIC後付けの3工法
工法 費用 工期 特徴
部屋の一角を仕切る 30〜80万円 1〜2週間 最も安価・寝室を狭めて作る・3.5畳以上の余裕が条件
屋根裏・小屋裏活用 50〜120万円 2〜4週間 階段設置・床補強・天井高1.4m以下に注意
増築で新設 200〜500万円 1〜2ヶ月 建ぺい率の余裕・確認申請が必要・基礎工事込み

WIC設計の5つのポイント

WICは作っただけでは満足度が上がらず、設計の詳細で使い勝手が決まります。リフォーム前に施工店と必ず確認したい5項目です。

  1. 通路幅60cm以上(コの字なら80cm)

    片面収納で60cm以上、両面収納(コの字)で80cm以上が快適ライン。50cm以下は身体をひねる必要があり、長く使う場所のストレスに。スーツケースを引いて通れるかをイメージして決めます。

  2. ハンガーパイプの高さ2段使い

    ジャケット・スカートのショート丈は床から100〜110cm、ロングコート・ワンピースは170〜180cm。高さ違いで2段配置にすれば、同じ面積で収納量がほぼ倍になります。

  3. 換気扇・採光窓・調湿建材

    WICは衣類が密集して湿気がこもる場所。換気扇1台+採光窓+調湿壁紙の3点セットでカビ・臭気を抑えます。革製品・カシミヤ・ウールが多いほど湿気対策の重要度が増します。

  4. 人感センサーLED照明

    両手がふさがった状態で入ることが多いWICでは、人感センサー+LED照明が定番。色温度は自然光に近い5,000K前後が衣類の色合いを正確に確認できます。

  5. コンセント1〜2口

    掃除機・衣類スチーマー・空気清浄機を使う前提でコンセントを設置。後付け配線は工事費1〜3万円のため、新設時にまとめて配線するのがコスト効率良し。

既製品と造作の使い分け

WICの内装は既製品システム収納か造作かの選択。それぞれの長所短所を踏まえて使い分けます。

既製品と造作の比較
項目 既製品システム収納 造作
価格(3畳) 30〜70万円 50〜150万円
納期 2〜4週間 4〜8週間
スペース効率 隙間が残ることあり デッドスペースゼロが可能
将来の変更 パーツ交換で対応 変更困難・固定造作
主要メーカー LIXIL クローゼット・松装システムクローゼット・無印良品 工務店オリジナル・大工造作

WIC新設の一括見積もりサイト

WICはレイアウトと収納仕様で使い勝手が大きく変わります。複数の設計案を比較できる業者を、一括見積もりサイトで選んでください。

床・壁紙・収納・内装リフォームの見積もりを比較する

床材の張り替え・壁紙の貼り替え・収納の新設や拡張は、本体材料費と職人手間で構成され、業者ごとの本体仕入れルートと標準工事の範囲によって金額が変わります。6畳の壁紙貼り替えで業者間に5〜10万円、無垢フローリングへの張り替えで20〜40万円の差が出るケースもあります。仕上がりイメージに合った提案を引き出すには、複数社の見積もりで条件を並べて比較するのが安心です。検討内容に応じて使い分けやすい見積もりサービスを以下にまとめました。いずれも無料でご利用いただけます。

  • 中古物件購入とフルリノベを設計から相談したい方に

    リノべる。

    中古物件探しからフルリノベの設計・施工までワンストップで相談できるリノベーション専門会社。床壁天井すべて造作で仕上げる「こだわり内装」の依頼に向きます。物件購入と内装工事をまとめてリフォーム一体型住宅ローン(変動0.4〜0.7%台)に組めるため、物件購入と内装をリフォームローン(変動2〜3%台)で別々に組むより総支払額が抑えられる場合があります。

    リノべる。公式ページ

部位別・小規模工事・家具選びの選択肢

  • 内装マスター

    壁紙クロスの貼り替え・襖の張り替え・障子の入れ替え・カーペット工事など、内装の部位別工事を専門に取り扱うサービス。「リビング1部屋だけ壁紙を変えたい」「子供部屋の壁紙を新調したい」といった、フルリフォームではない部位限定の張り替えに向きます。

  • SHIRAI STORE(白井産業)

    国産家具メーカー白井産業の公式オンラインストア。リフォーム後のラグ・本棚・テレビ台・チェスト・キッチン収納家具を、設置場所のサイズと色テーマを決めた上で揃えられます。家具の質感が床壁の仕上がりとどう調和するかは、内装リフォームの最終的な印象を大きく左右する要素です。

  • イエコマ

    網戸の張替え・襖紙の張替え・障子の張替え・カーテンレール取付など、本格リフォームより一段下の内装メンテナンスを定額メニューで依頼できます。「内装は気に入っているが部分的に古くなった部品だけ気軽に直したい」という戸建てオーナー向きです。

WICのよくある質問(FAQ)

WICの後付け費用相場は?
2畳WICで30〜70万円、3畳で50〜100万円、4畳以上で80〜150万円が目安。既製品システム収納か造作か、扉の有無、ハンガーパイプ・引出し・棚の点数で大きく変動します。既存の寝室を仕切る方式は安価、屋根裏活用や増築は高額になります。
WICとクローゼットの違いは?
WIC(ウォークインクローゼット)は人が中に入って衣類を選べる空間で、おおむね2畳以上の広さが目安。クローゼット(壁面収納タイプ)は奥行き60cm程度で扉を開けて中を見る形式。WICは衣類だけでなくカバン・季節物・スーツケースまで収納でき、夫婦兼用にも対応できます。
I型・L型・コの字型・ウォークスルーはどれが良い?
収納効率と動線で選びます。I型は1面に集中・コスト最安、L型は角を活用・夫婦兼用に向く、コの字型は3面で大容量・収納量最大、ウォークスルーは寝室と隣室をつなぐ動線型で兼用便利。家族構成と寝室レイアウトで決めるのが現実的です。
通路幅は何cm必要?
片面収納なら60cm以上、両面収納なら80cm以上が快適ライン。50cm以下だと身体をひねる必要があり日常的にストレスに。3畳以上の本格WICならコの字型でも80cm確保が現実的です。
湿気・カビ対策はどうする?
換気扇・換気口・調湿壁紙の3点セット。クローゼットは衣類が密集して湿気がこもりやすく、革製品やカシミヤなどの高級素材ほど湿気被害が出ます。窓を設けるか、24時間換気の経路にWICを組み込む設計が定石。エコカラット・珪藻土の壁採用でカビと臭気の同時対策が可能です。

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