窓の断熱リフォーム|内窓・ガラス交換・カバー工法の費用と補助金
窓の断熱リフォームの要点
住宅から逃げる熱の約6割は窓・玄関ドアから。窓を整えるのが断熱リフォームで費用対効果の大きい打ち手です。費用相場は内窓設置1箇所6〜15万円・ガラス交換4〜10万円・カバー工法15〜40万円。家全体(10〜15箇所)の内窓化なら60〜150万円が目安です。先進的窓リノベ2026事業(100万円/戸)は補助率が高く、家全体の内窓化で上限到達も視野に入ります。樹脂サッシLow-E複層ガラスのU値は1.9前後で、アルミ単板(U値6.51)の約3倍の断熱性能。冬の結露・足元の冷え・窓辺の不快さの大半を解消できます。
窓断熱の4工法と費用相場
窓の断熱リフォームには大きく4つの工法があります。既存の躯体・サッシ枠の状態、求める性能、予算、工期、補助金対象範囲で使い分けます。広く普及しているのは内窓設置で、躯体に手を入れず半日で完了し、補助金も最大級です。築年数が古くサッシ枠まで傷んでいる場合はカバー工法またははつり交換、サッシ枠は健全でガラスだけ古い場合はガラス交換が候補になります。
| 工法 | 費用相場 | 工期 | 特徴・向いている家 |
|---|---|---|---|
| 内窓設置(二重窓) | 6〜15万円 | 半日 | 既存窓の内側に樹脂サッシの新しい窓を追加。躯体に触らないため工期が短く、賃貸・マンションでも管理組合の許可を得やすい。補助率が最も高い |
| ガラス交換 | 4〜10万円 | 数時間 | 既存サッシはそのまま、ガラスのみLow-E複層ガラスに交換。サッシ枠の断熱性は変わらないため改善効果は限定的。アルミサッシの結露は残る |
| カバー工法(外窓交換) | 15〜40万円 | 1日 | 既存サッシ枠を残し、その上から新しいサッシを被せる工法。壁・外装を傷つけず気密性も大きく向上。マンションでは管理規約で外観変更が制限されるケースあり |
| はつり交換(サッシ取替) | 25〜50万円 | 2〜3日 | 既存サッシを撤去し新規サッシを取り付ける本格交換。外装・内装の補修費が加算。築年数が古くサッシ枠の腐食・歪みがある場合に選択 |
- 家全体(10〜15箇所)を内窓化する場合の総額は60〜150万円が目安。トリプルガラス・真空ガラスを選ぶと1.3〜1.5倍。先進的窓リノベ2026事業の補助で実質負担を大きく下げられます
- マンションの窓は専有部分でなく共用部分扱い(管理規約による)。内窓は専有部の工事として認められやすいですが、外窓交換・カバー工法は事前に管理組合に確認が必要です
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窓の構造と熱の逃げ方
窓の断熱性能は「ガラス」と「サッシ枠」の2要素で決まります。ガラスは単板→複層→Low-E複層→アルゴンガス入り→トリプルの順に性能が上がり、サッシ枠はアルミ→アルミ樹脂複合→樹脂→木製の順で熱を伝えにくくなります。日本の住宅で長く使われてきたアルミサッシ単板ガラスはU値6.51と非常に熱が逃げやすく、冬の結露と足元の冷えの主要因です。最新の樹脂サッシ+アルゴンガス入りLow-E複層ガラスは同じ窓でもU値1.9前後と約3倍の断熱性能を実現します。
図:窓の断熱性能はガラスとサッシ枠の組み合わせで決まる(U値が小さいほど熱が逃げにくい)
アルミサッシ単板ガラス
1980年代以前の標準
U値6.51
アルミサッシ複層ガラス
2000年代の一般的住宅
U値4.07
アルミ樹脂Low-E複層
ZEH水準の標準
U値2.33
樹脂Low-E複層+アルゴン
HEAT20 G2水準
U値1.90
樹脂Low-Eトリプルガラス
パッシブハウス水準
U値1.60
※U値(熱貫流率):室内外の温度差1℃あたり、窓面1㎡から1時間に逃げる熱量(W)。値が小さいほど断熱性が高い。バー長さは最悪値(U値6.51)を100%とした相対値。
アルミは熱を伝えやすい金属で、サッシ枠から室内の熱が屋外に直接抜けてしまいます。冬にアルミサッシの内側で結露するのは、外気で冷やされたサッシ枠が室内空気中の水蒸気を凝結させるためです。樹脂サッシは熱を約1/1000しか伝えないため、結露が起きにくく、室内のカビ・木部の腐朽リスクも下がります。複層ガラス間の中空層に充填するアルゴンガス(熱伝導率は空気の約2/3)はさらに断熱性を高める働きをします。
内窓リフォームのU値早見表
広く普及している内窓リフォーム(既存窓の内側に樹脂サッシの新しい窓を追加)の場合、既存窓と内窓の組み合わせでU値は次のように変わります。アルミサッシ単板(U値6.51)の既存窓に、樹脂サッシペアガラスの内窓を追加するだけでU値1.75まで下がり、断熱性能は約3.7倍になります。賃貸・マンション・築古住宅でも、躯体に手を入れずに高性能を実現できる有力な候補です。
| 既存窓 | 追加する内窓 | 合計U値 | 断熱性能 |
|---|---|---|---|
| アルミサッシ単板(U値6.51) | アルミサッシ単板 | 4.07 | 約1.6倍 |
| アルミサッシ単板(U値6.51) | アルミサッシペアガラス | 3.49 | 約1.9倍 |
| アルミサッシ単板(U値6.51) | 樹脂サッシ単板 | 2.79 | 約2.3倍 |
| アルミサッシ単板(U値6.51) | 樹脂サッシペアガラス(中空層12mm) | 1.75 | 約3.7倍 |
| アルミサッシペアガラス(U値4.65) | 樹脂サッシペアガラス(中空層12mm) | 1.60以下 | 約4.1倍 |
- U値の数値はLIXIL「インプラス」・YKK AP「プラマードU」・大信工業「プラスト」の各社カタログから一般的な組み合わせで算出
- 結露対策・防音効果も同時に得られます。内窓と既存窓の間の空気層が音と熱の両方を遮断します
窓ガラスとサッシ枠の組み合わせ別U値
既存窓を撤去してカバー工法・はつり交換で新しい窓に入れ替える場合、ガラスとサッシ枠の組み合わせで最終的な性能が決まります。下表で目標性能のU値を確認してから商品を選びます。先進的窓リノベ2026事業の補助対象になるのは、原則「U値1.9以下」相当の高性能窓だけです(補助額の高い区分は1.1以下のトリプルガラス相当)。
| ガラス/サッシ | アルミ | 断熱アルミ | アルミ樹脂 | 樹脂・木製 |
|---|---|---|---|---|
| 単板ガラス | 6.51 | ― | ― | 6.51 |
| 複層ガラス(中空10mm未満) | 4.65 | 4.07 | 4.07 | 3.49 |
| 複層ガラス(中空10mm以上) | 4.07 | 3.49 | 3.49 | 2.91 |
| Low-E複層(中空10mm未満) | 4.07 | 3.49 | 3.49 | 2.91 |
| Low-E複層(中空10mm以上) | 3.49 | 2.91 | 2.33 | 2.33 |
| Low-E複層(アルゴンガス12mm以上) | ― | ― | 2.15 | 1.90 |
| Low-Eトリプル(アルゴン12mm以上) | ― | ― | ― | 1.60 |
- Low-Eガラス:金属膜を表面コーティングし、赤外線(熱線)の透過率を下げたガラス。冬は室内の熱を逃がさず、夏は日射熱を遮る効果がある
- 窓の大きさ・形状(FIX窓・引き違い窓・縦すべり窓)でも実測U値は変動。表の数値は標準的な引き違い窓の代表値
- U値の他に日射熱取得率(η値・イータ値)も重要。北面は日射熱取得型Low-E(冬の日射熱を取り込む)、南西面は日射遮蔽型Low-E(夏の日射熱を遮る)を使い分けるとさらに効果的
窓断熱の費用対効果 — 家全体の改善と光熱費
窓は住宅外皮(壁・床・天井・窓)の中で面積が約5%しか占めませんが、窓・玄関ドアなどの開口部は冬期熱損失シェアで約58%を占める「主なボトルネック」です。窓だけ高性能化しても他部位の断熱が無断熱なら全体UA値の改善は1〜2割にとどまりますが、それでも年間光熱費は数万円単位で削減できます。本格的に住宅全体の断熱性能(UA値)を引き上げたい場合は、窓を起点として外壁・天井・床の断熱を順次追加していくのが現実的です。
| 住宅条件 | 窓面積比 | UA値(前→後) | 断熱性向上 |
|---|---|---|---|
| 延床160㎡(48坪)の戸建2階 | 外皮の5% | 2.0 → 1.76 | 約12%向上 |
| 延床80㎡のマンション | 外皮の3% | 2.0 → 1.86 | 約7%向上 |
- UA値(外皮平均熱貫流率):窓・壁・床・天井すべての熱貫流率を面積で加重平均した家全体の断熱性能指標。値が小さいほど熱が逃げにくい
- 本格的に省エネ基準(地域6でUA値0.87以下)以上を目指す場合は、窓の他に外壁・天井・床の断熱追加が必須。窓単独では届きません
UA値が下がれば冷暖房の稼働量を抑えられるため、光熱費も連動して減ります。冷暖房は世帯あたり電気使用量の約3割を占めるため、断熱性能の向上は電気代に直結します。下表は戸建160㎡で全ての窓を内窓化した場合の、年間〜50年累計の電気代削減シミュレーションです。
| 現在の電気代(月) | 年間削減 | 30年累計 | 50年累計 |
|---|---|---|---|
| 25,000円 | 約11,000円 | 約33万円 | 約55万円 |
| 20,000円 | 約9,000円 | 約27万円 | 約45万円 |
| 15,000円 | 約7,000円 | 約21万円 | 約35万円 |
| 12,000円 | 約5,500円 | 約16万円 | 約27万円 |
- 冷暖房は世帯あたり電気使用量の約27%を占めると仮定(参考:エアコン消費電力の比率)。窓断熱化で冷暖房負荷が約12%減少する前提で算出
- 電気単価の上昇(年率1〜3%)を考慮すると、実際の削減額は表よりさらに大きくなる可能性があります
- 結露の解消・室温の安定・防音効果・健康(ヒートショック対策)の改善は金額換算しにくいですが、生活の質に直結する大きな効果です
先進的窓リノベ2026事業の補助金額
住宅省エネ2026キャンペーンの中で、窓・玄関ドアの断熱改修に特化した補助事業が先進的窓リノベ2026事業です。経済産業省・環境省所管で、リフォーム全体ではなく「高性能窓・玄関ドアへの交換」だけに使えます。高性能な窓・玄関ドアに限定。1戸あたり補助額が5万円以上に達しないと申請不可。窓の性能区分・サイズに応じた定額補助で、実質的に工事費の約2〜5割を補助できる水準と高めで、家全体の内窓化なら上限100万円/戸に到達するケースもあります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 補助上限 | 100万円/戸(1戸あたり) |
| 最低申請額 | 1戸あたり5万円以上(達しない場合は申請不可) |
| 対象工事 | ガラス交換/内窓設置(二重窓化)/外窓交換(カバー工法・はつり工法)/窓と同時に行う玄関ドア交換 |
| 対象窓の性能 | 原則U値1.9以下相当(区分ごとに細分・トリプルガラスは高い区分で補助額大) |
| 申請期間 | 2026年3月31日 予約開始/〜2026年12月31日 本申請 |
| 申請者 | 登録事業者(リフォーム業者)が代行。施主は契約・工事費の支払いと書類押印のみ |
- 同一工事への重複適用は不可。異なる工事範囲なら4事業の同時利用が可能。
- みらいエコ住宅2026事業(リフォーム40〜100万円/戸)と異なる工事範囲なら同時併用が可能。窓は窓リノベ、外壁・床はみらいエコ住宅、と使い分けます
- 最新情報は先進的窓リノベ2026事業公式サイトを参照
マンション・賃貸での注意点
マンションの窓は管理規約上「共用部分」とされるケースが多く、勝手にサッシ枠を取り替えることはできません。一方で内窓は専有部分(室内側)の工事として扱われることが一般的で、管理組合の許可を得れば設置可能です。賃貸住宅でも、内窓は退去時に取り外して原状回復できる方式の商品があるため、許可されるケースが増えています。
| 工法 | 分譲マンション | 賃貸住宅 | 要点 |
|---|---|---|---|
| 内窓設置 | ○ | △ | 専有部の工事として認められる。管理組合に届出・大家許可が前提。先進的窓リノベ2026補助の対象 |
| ガラス交換 | △ | × | サッシは共用部だが、ガラスのみ専有部とする管理規約もある。事前に管理組合へ要確認 |
| カバー工法・外窓交換 | × | × | サッシ枠は共用部のため原則不可。マンション全体の大規模修繕(共用部)時に管理組合主導で行うパターンが一般的 |
業者選びで確認すべき5項目
窓の断熱リフォームは商品(サッシ・ガラス)の選択以上に、採寸の精度・気密の取り方・サッシ枠周りの防水処理で完成度が変わります。価格だけでなく以下の5項目を業者に確認したうえで、複数社の見積もりを比較します。
- 先進的窓リノベ2026事業の登録事業者か(登録番号を見積書に記載できるか)
- 採寸を訪問で実施するか(メールやLINEだけで採寸して施工するとサイズ不一致リスクが高い)
- 使用する商品(メーカー・型番・ガラス種類・サッシ色)が見積書に明記されているか
- マンションの場合、管理組合への申請書類作成サポートがあるか
- 工事保証の年数(5〜10年が安心)と、施工後の不具合(窓枠の歪み・気密不良)への対応方針
窓の断熱リフォームの一括見積もり
複数業者を一度に比較するなら一括見積もりサービスが便利です。先進的窓リノベ2026事業の登録事業者・施工実績・工事保証の条件を一度に確認できます。主要な一括見積もりサービスは以下のとおりです。
住宅リフォームを一括見積もりで比較する
住宅リフォームは同じ工事内容でも、業者ごとに本体価格・付帯工事費・補助金申請サポート・保証年数が異なり、合計で20〜30%の差が出ることも珍しくありません。検討範囲(水回り単独・全面・外壁塗装・オール電化)に応じて、複数社から見積もりを取ると相場感をつかみながら比較しやすくなります。以下は住宅リフォームに対応する主要な一括見積もりサイトです。いずれも無料で利用できます。
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水回り・内装・全面リフォームを幅広く一括見積もり
リショップナビ
キッチン・浴室・トイレなどの水回りから内装・外装・全面リフォームまで、全国対応で最大4社の優良加盟店から相見積もりを取れます。電話ヒアリングで予算・工事内容・希望時期を伝えると要件に合う業者を選定してくれるため、業者選びに迷っている段階でも気軽に依頼できます。
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外壁塗装・屋根工事に特化した一括見積もり
リショップナビ外壁塗装
外壁塗装と屋根塗装に特化した一括見積もりサービス。塗料グレード(シリコン・フッ素・無機)の比較、付帯工事の内訳まで業者間で比較しやすい設計です。築15〜20年で外装の更新時期を迎えるご家庭に向いています。
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IH・エコキュート・オール電化リフォームに強い
グリエネ オール電化
エコキュート・IHクッキングヒーターへの切替やオール電化リフォームに特化した一括見積もりサイト。給湯省エネ事業の対象工事についても相談でき、世帯人数・既存設備の状態(ガス給湯器の年数・キッチンのタイプ)に合わせて業者をマッチングしてくれます。
-
太陽光発電・蓄電池・エコキュートをまとめて見積もり
グリエネ(太陽光・エコキュート)
太陽光発電パネルやエコキュートのような高額機器は、大量仕入れができる専門業者から見積もりを取ると価格と保証の条件が比較しやすくなります。太陽光・蓄電池・エコキュートをまとめて1回で見積もりたい方や、自家消費型住宅への切替を検討中の方に向いています。
よくある質問(FAQ)
- 内窓と外窓交換、結局どちらを選ぶべきですか?
- まず内窓設置を検討するのが現実的です。1箇所6〜15万円・工期半日と費用工期ともに小さく、躯体に手を入れないため失敗リスクも低い。先進的窓リノベ2026事業の補助率も高めです。サッシ枠の腐食・歪みが進んでいて気密性を抜本的に上げたい場合や、デザインを一新したい場合は外窓交換(カバー工法)に進みます。マンションは原則として内窓のみ可能です。
- 内窓を付けると結露は完全になくなりますか?
- 外気温が極端に低い真冬日や室内湿度が極端に高い場合を除き、結露はほぼ解消します。樹脂サッシ内窓+複層ガラスの組み合わせなら、既存のアルミサッシ単板で「窓がびしょびしょになる」状態からは確実に解放されます。完全にゼロにしたい場合はトリプルガラスや真空ガラスの選択、室内湿度を50%以下に管理する、24時間換気の運転を継続するなどの対策を組み合わせます。
- 賃貸マンションでも内窓は設置できますか?
- 大家さん・管理会社の許可があれば設置可能です。内窓は既存窓枠の内側にネジ止めするだけで原状回復が容易な工法のため、許可されるケースが増えています。退去時の取り外しを前提とした商品(簡易内窓キット)もありますが、断熱効果はLIXIL「インプラス」やYKK AP「プラマードU」のような本格商品の方が大きいです。設置後の室温改善は窓際で2〜3℃程度(既存窓の状態・外気温で変動)が目安です。
- 先進的窓リノベ2026事業の補助はいくらもらえますか?
- 窓のサイズ・性能区分・改修方法で補助額が変動し、1窓あたり数万円〜十数万円が目安です。1戸あたりの上限は100万円/戸で、家全体(10〜15箇所)を樹脂サッシLow-E複層ガラスに内窓化すると上限到達も視野に入ります。1戸あたり5万円以上の補助額に達しないと申請不可なため、複数箇所をまとめて施工するのが効率的。申請は登録事業者(リフォーム業者)が代行します。
- 樹脂サッシは長持ちしますか?耐久性は大丈夫?
- 樹脂サッシは紫外線・温度変化に強く、適切に施工すれば30〜40年使えます。海外(欧米・北欧)では樹脂サッシが主流で、半世紀以上使われた実績もあります。アルミに比べて柔らかいため大きな衝撃には弱いですが、住宅用途では問題になりません。木製サッシは美しい意匠が魅力ですが定期的な再塗装が必要で、樹脂サッシより手間がかかります。
- ペアガラスと複層ガラス、Low-Eガラスの違いは何ですか?
- ペアガラス=複層ガラスは同じ意味で、2枚のガラスの間に空気層(または乾燥空気・アルゴンガス)を持つガラスです。Low-Eガラスはガラスの片面に金属膜をコーティングして赤外線(熱線)の透過率を下げた高性能ガラスで、複層ガラスの内側に組み合わせて「Low-E複層ガラス」として使います。冬の暖房熱を逃がさず夏の日射熱を遮るため、ZEH水準以上の住宅では標準的な仕様です。
- 窓断熱と防犯対策は両立できますか?
- 両立できます。むしろ内窓を追加すれば窓が二重化されるため、空き巣の侵入時間が大幅に伸び防犯効果も得られます。さらに防犯対策を強化するなら、防犯ガラス(中間膜入り)・補助錠(CP認定品)・スマートロックの組み合わせがあります。窓断熱と防犯改修を同時に行えば、足場や養生のコストが重複しないため経済的です。窓の防犯リフォームの詳細。
- 窓ガラスが急に割れた場合の対応は?
- 断熱窓へのリフォームを計画中に台風・物が当たる事故などでガラスが破損した場合、まず安全確保(破片の片付け・養生)を行い、緊急対応専門のガラス業者に修理を依頼します。応急処置として段ボール・養生テープで穴を塞ぎ、雨風の侵入を防ぎます。修理は単板ガラスへの応急修理ではなく、せっかくならLow-E複層ガラスに格上げする選択もあります。




