トイレリフォームのポイント
交換時期やおすすめリフォーム内容、価格など

トイレリフォームの費用対効果を考える

トイレのリフォームをお考えのあなたは、具体的には何を変えれば快適性をどれだけ向上させられるのか、つまりリフォームの費用対効果についてお考えになったことはありますでしょうか。

トイレをリフォームするとなると、便器から根こそぎ新調を勧めてくる業者も少なくありません。新調するとなると機器交換だけで5万円から、内装も含めると10万円以上の予算がかかってきます。こだわりのリフォームをする場合30万円もかける方もいらっしゃるようです。(トイレメーカーの価格性能比較)一方で満足度の高いトイレリフォームは意外にも少ないコストで実現できる場合もあります。以下ではその例をご案内しています。

便器の寿命は無いに等しい
適切なメンテナンスで便器を蘇らせる

トイレの耐用年数は公的な数字では15年となっていますが、多くのトイレの素材は陶器。考古学の世界では1.4万年も前の陶器の破片が発見されていることからも分かるように、劣化が非常に遅いのが陶器の特長と言えます。ひびが入らない限り、使おうと思えば生涯を通じて使い続けられます。

また、便器部分の衛生陶器はリサイクルも進んでいないため多くの場合で分別もされず、そのまま埋め立てられます。(参考)便器交換のうち数千円~1万円程度はこうした処理にかかる費用になります。まだ使えるものを、お金を出してまでして捨てて新調するのは、費用対効果の面でも、環境面でも、良い選択とは言えません。便器の汚れが気になる、でもやっぱり新しい便器にしたい、という場合は、以下のリフォーム内容などをお考えになってはいかがでしょうか。

  • 減価償却において、トイレは建物付属設備の給排水・衛生設備にあたる耐用年数15年が適用される

トイレ内徹底おそうじ業者に依頼・5,000円~

お掃除専門業者に依頼すれば、普段の手入れでは手の届かない部分まできれいにしてくれ、数千円で新品同等になります。長年の汚れが溜まった尿石が綺麗になると、今後のお掃除にも前向きに取り組めます。

市販の尿石除去洗剤などを使うのもいいですが、酸性洗剤は便器を傷める原因になったり、扱いが危険で難しかったりと、不安な部分も少なくないため、業者に依頼するのが安心かもしれません。

部品交換、修理・5,000円~

水漏れなどの不具合が起きた時、修理を頼んだ業者から、トイレ全体の新調を勧められた、という例はよく見かけます。40年前のトイレなどなら、新型の節水トイレへの買い替えで15年程度でペイオフできる場合も確かにあります。(次項参照)一方、トイレ全体を買い替えるとなると13万円以上するところ、部品交換だけなら数千円~2万円程度で済むことがほとんどなので、大きな出費を抑えることができます。

思い切って節水型に買い替え・130,000円~

40年以上前のトイレをお使いのお宅であれば、節水型トイレへの買い替えで例えば3人家族だと年間1万円程度、水道代が安くなります。安いものであれば15万円程度でリフォームできるので、買い替え後も15年、20年と大事に使っていくことで、節約できた水道代がリフォーム費用を大きく上回ることになります。利用人数が多い場合は20年前のトイレでも買い替えがお得になる場合もあります。以下のページもご参照ください。

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DIYで自分でもできる
便器だけ交換でコスパ良くトイレリフォーム

陶器製の便器より前に、黄ばんできたり割れたりで便座の交換時期がきます。近年はウォシュレットが一般化してきており、公共施設やオフィスのトイレで使い慣れてきたウォシュレットを、おうちにも取り入れたいという方も少なくないのではないでしょうか。便座だけ交換する場合もリフォーム業者に頼むことができますが、自分でも意外に簡単にできることをご存知でしたか。施工費がかからず、業者なら2,000~3,000円かかることもある廃棄料金も、市や区に申請すれば500円未満の場合が多いのでかなりコストが抑えられます。

温水洗浄便座に交換・13,000円~

温水洗浄便座はネットで簡単に購入することができます。安いもので1.3万円から見つかりますが、ワイヤレスリモコンなど機能にこだわると5万円まで価格には幅があります。

掃除もしやすいお洒落な木製便器に交換・10,000円~

隙間が多く掃除がしにくい温水洗浄便座よりも、海外のトイレみたいな木製便座の方が構造がシンプルで、長く綺麗に保ちやすく、より快適なトイレ空間につながるかもしれません。1万円程度から購入でき、パイン材、チェリー材、竹材など素材も選べます。

和式トイレをリフォーム・15万円~

現在和式トイレで洋式に交換したいという場合、和式便座に載せるだけで洋式として使えるような製品も販売されていますが、清掃性なども考えるといくらか出費はかさんでも、本体ごと交換してしまう方がストレスなく長く使い続けられます。

安く済ませるには、タイル仕上げになっている壁の上にパネルを乗せる形で仕上げる施工で15万円からの見積もりが取れる場合もあります。詳しくは以下のページでご確認ください。

トイレの壁をリフォーム

トイレの壁クロス張替え・30,000円~

トイレの一面に思い切ったアクセント色や柄物のクロスを取り入れる方が増えています。クロス張りは自身でできるキットなども売り出されていますが、狭い空間に便器が設置されたトイレの中は素人ではなかなか張替えが難しく、プロに頼む方が多いです。費用は一畳の大きさで約3万円~。面積に応じて材料費相当高くなります。

エコカラット部分施工・30,000円~

トイレは臭いがこもりやすく、湿気がたまってカビが発生しやすい場所でもあります。消臭、調湿効果のあるLIXILのエコカラットは壁全面でなくポイントで施工できるため、手軽にトイレの空気環境を改善できます。

珪藻土塗り壁・50,000円~

調湿・消臭効果のある自然素材といえば珪藻土。お部屋の空気をきれいにしてくれるだけでなく、塗り壁の質感が上質な空間を演出してくれます。

トイレの床をリフォーム

以下ではトイレの床のみをリフォームする際の価格相場の例をご案内しています。詳しくは以下の特集ページをご確認ください。

クッションフロア・20,000円~

リフォーム費用が一番安いクッションフロアは施工費も含めて2万円から見積もりが取れる場合が多いようです。タイル調のものなどデザインも選べ、清掃性も高いのが特徴です。

フローリング・35,000円~

トイレにもフローリングを取り入れることで、水回りの冷たい雰囲気から、部屋の一部のような空間にアップグレードできます。アンモニア耐性は低く、トイレ周りが黒く変色しやすいのでお掃除はこまめに行いたいところ。男性用の小便器の下部は汚れやすいので、タイルとフローリングの両使いといった仕上げも素敵です。

タイル・45,000円~

清掃性も高く耐久性にも優れたタイルは、むかしの和式便所のようなツルっとした冷たい素材ではなく、テラコッタ調のような質感にこだわった温かみのあるものがおすすめです。大判のタイルを採用することで、汚れやすい目地の範囲を減らせます。

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