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玄関ドアの交換・断熱ドアの選び方|費用相場・メーカー・補助金

玄関ドア交換・断熱ドアの要点

玄関ドアは家全体の熱損失の約15%を占める場所で、断熱ドアへの交換は省エネ効果が大きいリフォームです。費用は現時点でカバー工法シンプル20〜35万円(半日)、カバー工法断熱ドア35〜60万円(1日)、全交換30〜100万円(1〜3日)が相場。現在は既存枠を残して新しい枠を被せるカバー工法が主流で、一般住宅の9割以上がこの方法を選びます。住宅省エネ2026キャンペーンの先進的窓リノベ2026事業で断熱等級K2以上の玄関ドアが1箇所最大15万円の補助対象。主要メーカーはLIXIL リシェント(デザインバリエーション豊富)とYKK AP ドアリモ(高断熱性能とAPW窓との一体提案)で、両社ともスマートキー対応モデルもあります。

玄関ドア交換の費用相場

玄関ドア交換の費用は、工事方法とドアのグレードで決まります。直近の実勢相場を整理します。

玄関ドア交換の工事方法別費用相場
工事方法 費用相場 工事期間 特徴
カバー工法(シンプル) 20〜35万円 半日 既存枠を残し新しい枠とドアを被せる
カバー工法(断熱ドア) 35〜60万円 1日 断熱等級K2〜K4の性能ドア
全交換(標準ドア) 30〜50万円 1〜2日 既存枠ごと交換。壁補修が必要
全交換(ハイグレード) 60〜100万円 2〜3日 断熱・電子錠・デザイン重視

現在はカバー工法が主流。既存の枠を活かすため工事が半日〜1日で完了し、壁の補修も不要です。費用も全交換より抑えられるため、一般住宅の9割以上がカバー工法を選択しています。

カバー工法と全交換の使い分け

カバー工法と全交換の比較
項目 カバー工法 全交換
工事期間 半日〜1日 1〜3日
費用 20〜60万円 30〜100万円
壁の補修 不要 必要
開口サイズ 少し狭くなる(3〜5cm) 変わらない
適した状況 既存枠が健全・コスパ重視 枠が腐食・開口サイズを広げたい

基本的にはカバー工法で十分ですが、既存枠がシロアリ被害や腐食で劣化している、引戸から開き戸に変えたい、といった場合は全交換が必要になります。現地調査で業者に判断してもらいましょう。

主要メーカーの玄関ドア比較

リフォーム用の玄関ドアは、LIXIL(リシェント)・YKK AP(ドアリモ)が主要メーカーとして広く採用されています。それぞれの特徴を整理します。

LIXIL リシェント

LIXILのリシェントはデザインバリエーションの豊富さが強み。スタンダードモデル、断熱モデル、高断熱モデルのラインナップがあり、価格帯は20〜80万円と幅広く対応できます。

LIXIL リシェントのモデル別価格・断熱等級
モデル 断熱等級 価格帯
リシェント3(標準) K4 20〜40万円
リシェント3 断熱仕様 K2〜K3 30〜55万円
リシェント3 高断熱仕様 K1.5 50〜80万円

YKK AP ドアリモ

YKK APのドアリモは断熱性能の数値化と技術力で定評。同社の窓断熱技術(APW330等)と組み合わせた「家中の開口部をまとめて断熱」という提案が強みです。

YKK AP ドアリモのモデル別価格・断熱等級
モデル 断熱等級 価格帯
ドアリモC・N(標準) K4 20〜35万円
ドアリモD2(断熱) K2 35〜60万円
ドアリモD4(高断熱) K1.5 50〜75万円

両メーカーとも電子錠・スマートキー対応モデルを用意しています。スマートキー対応ドアは鍵穴が見えにくくピッキング対策にもなり、共働き世帯で人気が高まっています。

断熱等級の見方

玄関ドアの断熱等級は熱貫流率(U値)で表され、数値が小さいほど断熱性能が高くなります。代表的な等級は次の通り。

玄関ドアの断熱等級と性能の目安
等級 熱貫流率(U値) 目安
K4 4.07 W/㎡K 以下 標準的なアルミドア
K3 2.91 W/㎡K 以下 断熱ドア(一般地域向け)
K2 1.91 W/㎡K 以下 高断熱ドア(補助金対象)
K1.5 1.52 W/㎡K 以下 超高断熱ドア(寒冷地推奨)

補助金の対象になるのはK2以上(熱貫流率1.91以下)が一般的です。補助金を活用したいならK2以上のモデルを選びます。

玄関ドア交換の補助金

2026年度は住宅省エネ2026キャンペーンの対象に、断熱性能基準を満たす玄関ドアが含まれます。

玄関ドア交換に使える補助金(2026年度)
補助金制度 補助額 対象
先進的窓リノベ2026事業 1箇所最大15万円 断熱等級K2以上の玄関ドア
みらいエコ住宅2026事業 1戸最大100万円(他改修と合算) 省エネ改修と合わせた玄関ドア
自治体独自の助成金 数万円〜(自治体による) 断熱化・バリアフリー化を含む改修

補助金は事業者登録しているリフォーム会社の代理申請が一般的です。申請には期限と予算上限があるため、補助金対応に慣れた業者を選ぶのが安心です。

リフォーム会社の一括見積もりサイト

玄関ドア交換は補助金申請の手続きも含めて業者の対応力差が出やすい工事です。複数業者の見積もりで断熱等級・施工方法・補助金活用の提案を比較するのが安心です。以下はリフォーム全般に対応する主要な一括見積もりサイトです。

住宅リフォームを一括見積もりで比較する

住宅リフォームは同じ工事内容でも、業者ごとに本体価格・付帯工事費・補助金申請サポート・保証年数が異なり、合計で20〜30%の差が出ることも珍しくありません。検討範囲(水回り単独・全面・外壁塗装・オール電化)に応じて、複数社から見積もりを取ると相場感をつかみながら比較しやすくなります。以下は住宅リフォームに対応する主要な一括見積もりサイトです。いずれも無料で利用できます。

  • 外壁塗装・屋根工事に特化した一括見積もり

    リショップナビ外壁塗装

    外壁塗装と屋根塗装に特化した一括見積もりサービス。塗料グレード(シリコン・フッ素・無機)の比較、付帯工事の内訳まで業者間で比較しやすい設計です。築15〜20年で外装の更新時期を迎えるご家庭に向いています。

    リショップナビ外壁塗装の見積もり

  • IH・エコキュート・オール電化リフォームに強い

    グリエネ オール電化

    エコキュート・IHクッキングヒーターへの切替やオール電化リフォームに特化した一括見積もりサイト。給湯省エネ事業の対象工事についても相談でき、世帯人数・既存設備の状態(ガス給湯器の年数・キッチンのタイプ)に合わせて業者をマッチングしてくれます。

    グリエネ オール電化の見積もり

  • 太陽光発電・蓄電池・エコキュートをまとめて見積もり

    グリエネ(太陽光・エコキュート)

    太陽光発電パネルやエコキュートのような高額機器は、大量仕入れができる専門業者から見積もりを取ると価格と保証の条件が比較しやすくなります。太陽光・蓄電池・エコキュートをまとめて1回で見積もりたい方や、自家消費型住宅への切替を検討中の方に向いています。

    グリエネで太陽光・エコキュートの見積もり

中古物件購入や小規模修繕は専門サイトの選択肢も

  • リノべる。

    中古物件探しからこだわり設計・施工までワンストップで依頼できるリノベーション専門会社。リフォームローンを低金利の住宅ローンに一本化できる点も特徴で、中古物件購入と一体でリノベを考えている方に向いています。

  • イエコマ

    網戸の張替え・蛇口交換・雨樋補修などの小規模修繕を定額メニューで依頼できるサービス。本格リフォームの前の現状確認や、部分メンテナンスを気軽に依頼したいときの選択肢になります。

玄関ドア交換のよくある質問(FAQ)

玄関ドア交換の工事中、家のセキュリティは大丈夫ですか?
カバー工法なら半日〜1日で工事が完了するため、夕方までには新しいドアが設置されます。工事中は業者が現場を離れないため、原則として防犯面の心配は不要です。全交換の場合は仮設ドアや養生板で夜間の防犯を確保するのが一般的です。
カバー工法で開口が狭くならないか心配です
カバー工法では既存枠の上に新しい枠を被せるため、開口幅が3〜5cm狭くなります。大きな家具の搬入を予定している場合は事前確認が必要です。ただし人の出入りには影響しないため、通常の生活では違和感はほぼありません。
マンションでも玄関ドアの交換はできますか?
マンションの玄関ドアの外側は共用部分に該当するため、個人での本体交換は原則不可です。内側の塗装や化粧シートの貼り替えは可能な場合が多いため、管理規約を確認した上で管理組合に相談しましょう。共用部分として管理組合が一括で断熱ドアに交換する提案をする方法もあります。
スマートキー対応の玄関ドアに後から変更できますか?
可能です。既存ドアに後付けスマートロックを取り付ける方法(5〜10万円)と、ドアごとスマートキー対応モデルに交換する方法(30〜70万円)があります。鍵の閉め忘れ通知・合鍵の一時発行・履歴確認など便利機能が使えるため、共働き世帯での需要が高まっています。
断熱ドアに交換すると冬の玄関はどれくらい暖かくなりますか?
一般的なアルミドア(K4)からK2クラスの断熱ドアに交換した場合、冬の玄関の体感温度が3〜5℃上がるケースが多くあります。玄関からリビングへの冷気流入が減るため、リビングの暖房効率も向上し、年間の光熱費削減効果も期待できます。
引戸から開き戸(またはその逆)への変更はできますか?
開口の形状が大きく変わるため、全交換工事になります。壁を一部解体して新しい枠を取り付ける作業が伴い、費用は60〜100万円が目安。バリアフリー化で開き戸から引戸に変更するパターンが定番で、車椅子の出入りや高齢者の使いやすさを考えた選択肢として広がっています。

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