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エコジョーズの仕組みと元取れる判定|価格・メーカー・節約効果

エコジョーズの要点

エコジョーズは排熱(潜熱)を再利用してガス効率を約95%まで高めた高効率ガス給湯器(従来型は75〜80%)。実使用ではガス使用量を約12〜13%削減できます。主要メーカーはリンナイ・ノーリツ・パロマで、ガス給湯器市場ではリンナイとノーリツが上位を二分する構図。号数は16・20・24号で、4人世帯は24号が標準。本体価格は給湯専用10〜11万円・追い炊きオート13〜15万円・フルオート14.5〜16万円。従来型との価格差4〜6.5万円は、都市ガスで6〜10年・LPガスで4〜6年で回収可能。マンション向けはドレン排水対応のkaecco(リンナイ)シリーズがあります。

エコジョーズの仕組み

エコジョーズは「潜熱回収型ガス給湯器」とも呼ばれる高効率機種。ガスを燃やしてお湯を作る際に発生する排熱(水蒸気を含む排気ガス)を、二次熱交換器でもう一度回収して給水を温める仕組みです。これにより従来型では捨てていた熱を有効活用し、ガス効率を75〜80%から95%まで高めています。

エコジョーズと従来型ガス給湯器の比較
項目 エコジョーズ 従来型ガス給湯器
熱効率 約95% 約75〜80%
仕組み 一次熱交換+二次熱交換(潜熱回収) 一次熱交換のみ
ガス使用量 従来型より実使用で約12〜13%削減 基準
本体価格(24号フルオート) 約16万円〜 約9.5万円〜
ドレン排水 必要(潜熱回収時の酸性水) 不要
寿命 10〜15年 10〜15年
  • ドレン水(強酸性)は中和器を通して中性化してから屋外排水。マンションでは排水配管の確保がポイント
  • 近年はエコジョーズが事実上の標準仕様で、新築・交換時のほとんどがエコジョーズを選択

主要メーカー3社の特徴

エコジョーズはリンナイ・ノーリツ・パロマの3社で市場のほぼ全てを占めます。リンナイとノーリツが市場上位を二分し、パロマは関西・西日本に強み。いずれも基本性能は同等で、機能オプション・デザイン・販売価格で選びます。

エコジョーズ主要メーカー3社の特徴
メーカー 強み 主要シリーズ
リンナイ 給湯器市場の主要メーカー・エコジョーズを標準仕様で展開 RUFシリーズ・kaecco(マンション向け)
ノーリツ エコジョーズと従来型を並列展開・選択肢の柔軟性 GT-Cシリーズ・GQ-Cシリーズ
パロマ 関西・西日本でのシェアが高い・低価格モデル充実 PH-Eシリーズ・FH-Eシリーズ

湯張り機能の選び方

エコジョーズは「給湯専用」「追い炊き付き(オート/フルオート)」「追い炊き+暖房兼用」の3カテゴリ。家族構成と暖房・床暖房の有無で選択します。

湯張り機能のタイプ別特徴
タイプ 機能 こんな家庭におすすめ
給湯専用 蛇口を開けて湯張り。リモコンで自動湯張り可能なモデルもあり 初期費用重視・一人暮らし・小世帯
追い炊きオート 自動湯張り+自動追い炊き(温度保持) 家族時間帯がずれる4人世帯(最人気)
追い炊きフルオート オート機能+自動湯量増し+配管自動洗浄 利便性重視・浴槽配管を清潔に保ちたい家庭
追い炊き+暖房兼用 給湯+床暖房・浴室暖房乾燥機にも温水供給 温水床暖房を導入する家庭

号数の選び方

エコジョーズは16号・20号・24号の3サイズ展開。号数は1分間に水温+25℃のお湯を何リットル作れるかを表します。家族構成・同時利用箇所数で必要号数が決まります。号数の差で本体価格はあまり変わらない(1〜2万円程度)ので、家族増加に備えて余裕のあるサイズを選ぶのが一般的です。

号数別の適合世帯と同時利用
号数 適合世帯 同時利用
16号 1〜2人世帯(一人暮らし向け) シャワー or キッチン単独
20号 2〜3人世帯 夏場のみ2箇所(シャワー+キッチン)
24号 4人以上世帯(持ち家標準) 冬場でも2箇所同時利用可

エコジョーズ本体価格と工事費

エコジョーズの本体価格は機能・号数で変動します。販売価格は施工店により60〜70%程度の割引がかかるため、定価より大幅に安く購入できます。工事費は3〜5万円程度で、本体+工事の総額が実質的な導入費用です。

エコジョーズ本体販売価格(号数・機能別・2026年5月時点)
タイプ 16号 20号 24号
給湯専用 10.2万円〜 10.5万円〜 11.0万円〜
追い炊きオート 13.0万円〜 14.0万円〜 15.0万円〜
追い炊きフルオート 14.5万円〜 15.0万円〜 16.0万円〜
追い炊き+暖房オート 22.0万円〜 23.0万円〜
追い炊き+暖房フルオート 23.5万円〜 24.5万円〜
  • 販売価格は施工店により定価から60〜70%割引が一般的。一括見積もりで複数業者比較が経済的
  • 工事費は本体価格に加えて3〜5万円程度。屋内設置のFF方式は屋外型より10万円程度高い
  • 従来型ガス給湯器との価格差は4〜6.5万円。光熱費削減で約10年で回収できる計算

従来型との光熱費差と回収期間

エコジョーズ最大のメリットは年間ガス代の削減。従来型と比較した節約効果は都市ガスで年6,300円、LPガスで年10,200円。本体価格差(4〜6.5万円)を光熱費削減で回収する期間を試算すると、都市ガスで約10年、LPガスで約6年。LPガスエリアではほぼ確実にプラスになる経済性です。

エコジョーズと従来型のガス代比較(4人世帯・2026年5月時点)
給湯器 ガス種 年間ガス代 従来型との差額
従来型ガス給湯器 都市ガス 約50,300円 基準
従来型ガス給湯器 LPガス 約81,600円 基準
エコジョーズ 都市ガス 約44,000円 −6,300円/年
エコジョーズ LPガス 約71,400円 −10,200円/年
  • 3〜4人世帯の標準的な給湯使用量(13.6GJ/年)を前提とした試算
  • 機器寿命10〜15年で考えると、都市ガスは寿命下限と回収期間が同じ・LPガスは確実にプラス
  • 10年保証付きの販売店を選ぶと長期使用が安心

マンション向けのkaecco

エコジョーズは燃焼時に強酸性のドレン水が発生するため、従来のマンション配管では設置が難しいケースがありました。リンナイのkaecco(カエッコ)シリーズは中和器付きでドレン水を中性化、マンションの既存排水配管に流せる仕様。マンション住戸でもエコジョーズへの交換が可能になりました。

  • 従来のエコジョーズは戸建のみ設置可だったがkaeccoでマンション対応
  • 既存ガス給湯器の入替時に管理組合の事前許可は必要(共用部分の配管に影響しないことを確認)
  • マンションでガス給湯器をエコ仕様にする現実的な選択肢の一つ

エコジョーズ vs エコキュートの判断

エコジョーズと電気給湯のエコキュート、どちらを選ぶかは「ガス種類・世帯人数・初期費用許容額」で決まります。都市ガス2〜3人世帯はエコジョーズが総コスト最小、LPガス・4人以上世帯はエコキュートが有利、寒冷地は石油給湯器も検討対象です。

エコジョーズとエコキュートの比較
項目 エコジョーズ エコキュート
エネルギー ガス(都市ガス/LPガス) 電気(夜間電力/太陽光)
熱効率 約95% COP3〜4(電気1で3〜4のお湯)
本体+工事費 15〜30万円 40〜70万円
月給湯費(4人世帯) 都市3,700円・LP6,000円 2,500〜3,500円
設置スペース 小(壁掛けタイプ可) 大(タンク+ヒートポンプで畳1畳分)
マンション対応 ○(kaecco等) ×(原則設置不可)
給湯省エネ補助 対象外 最大10万円(高効率モデル)
補助金活用後の総コスト 15〜30万円 32〜68万円

エコキュートvsガス併用・オール電化判断

エコジョーズ工事の一括見積もり

エコジョーズの本体・工事費は施工店で大きく差が出ます。同じ機種でも10万円以上の差がつくケースもあるため、複数業者の見積もりで本体価格・工事費・保証年数を比較してから契約するのが安全です。

住宅リフォームを一括見積もりで比較する

住宅リフォームは同じ工事内容でも、業者ごとに本体価格・付帯工事費・補助金申請サポート・保証年数が異なり、合計で20〜30%の差が出ることも珍しくありません。検討範囲(水回り単独・全面・外壁塗装・オール電化)に応じて、複数社から見積もりを取ると相場感をつかみながら比較しやすくなります。以下は住宅リフォームに対応する主要な一括見積もりサイトです。いずれも無料で利用できます。

  • 外壁塗装・屋根工事に特化した一括見積もり

    リショップナビ外壁塗装

    外壁塗装と屋根塗装に特化した一括見積もりサービス。塗料グレード(シリコン・フッ素・無機)の比較、付帯工事の内訳まで業者間で比較しやすい設計です。築15〜20年で外装の更新時期を迎えるご家庭に向いています。

    リショップナビ外壁塗装の見積もり

  • IH・エコキュート・オール電化リフォームに強い

    グリエネ オール電化

    エコキュート・IHクッキングヒーターへの切替やオール電化リフォームに特化した一括見積もりサイト。給湯省エネ事業の対象工事についても相談でき、世帯人数・既存設備の状態(ガス給湯器の年数・キッチンのタイプ)に合わせて業者をマッチングしてくれます。

    グリエネ オール電化の見積もり

  • 太陽光発電・蓄電池・エコキュートをまとめて見積もり

    グリエネ(太陽光・エコキュート)

    太陽光発電パネルやエコキュートのような高額機器は、大量仕入れができる専門業者から見積もりを取ると価格と保証の条件が比較しやすくなります。太陽光・蓄電池・エコキュートをまとめて1回で見積もりたい方や、自家消費型住宅への切替を検討中の方に向いています。

    グリエネで太陽光・エコキュートの見積もり

中古物件購入や小規模修繕は専門サイトの選択肢も

  • リノべる。

    中古物件探しからこだわり設計・施工までワンストップで依頼できるリノベーション専門会社。リフォームローンを低金利の住宅ローンに一本化できる点も特徴で、中古物件購入と一体でリノベを考えている方に向いています。

  • イエコマ

    網戸の張替え・蛇口交換・雨樋補修などの小規模修繕を定額メニューで依頼できるサービス。本格リフォームの前の現状確認や、部分メンテナンスを気軽に依頼したいときの選択肢になります。

よくある質問(FAQ)

エコジョーズは本当に元が取れますか?
都市ガスエリアでは約10年(機器寿命の下限)、LPガスエリアでは約6年で回収可能です。LPガスならほぼ確実にプラスになります。都市ガスエリアでは10年でちょうど回収できるか微妙ですが、近年は10年保証を付けて15〜20年使うのが一般的なため、長期使用すれば確実にメリットが出ます。
エコジョーズとエコキュート、どちらを選ぶべきですか?
都市ガス2〜3人世帯はエコジョーズが総コスト最小。LPガスエリアや4人以上の世帯・太陽光発電設置済みの家庭はエコキュートが有利。設置スペースの制約があるマンションは、現実的にはエコジョーズが主な選択肢になります。寒冷地は石油給湯器の優位性もあるため、地域・世帯条件で総合判断してください。
マンションでもエコジョーズに交換できますか?
はい、リンナイのkaecco(カエッコ)シリーズなどドレン排水対応モデルが各社から出ています。管理組合の事前許可(共用部の配管に影響しないこと)を得れば交換可能。マンションでガス給湯器を高効率化したい場合の現実的な選択肢です。
給湯省エネ2026事業の補助は使えますか?
残念ながらエコジョーズ単体は補助対象外です(給湯省エネ2026事業はエコキュート・ハイブリッド給湯機・エネファームのみ)。「ハイブリッド給湯機」は電気ヒートポンプ+ガス瞬間湯沸器の組み合わせ機種を指すため、太陽熱温水器+エコジョーズの組み合わせが該当するかは機種・要件次第です。導入前に登録業者・事業公式サイトで補助対象機種を確認してください。本体価格の安さと年間光熱費削減で経済性は十分高いため、補助なしでも導入価値があります。
従来型ガス給湯器との価格差はどれくらい?
給湯専用で約4万円、追い炊き付きで約6.5万円の差。販売価格は施工店で大きく変動するため、一括見積もりで複数業者比較が必須。同じ機種でも10万円以上の差がつくケースもあります。10年保証付き・口コミ評価の高い業者を選ぶと長期使用で安心です。
16号と24号、選び方の基準は?
家族人数・同時利用箇所数で選びます。1〜2人世帯は16号、2〜3人世帯は20号、4人以上世帯は24号が標準。号数差で本体価格はあまり変わらない(1〜2万円)ため、家族増加・来客時を考えて余裕のあるサイズを選ぶのが一般的。賃貸物件で長期住まない場合は20号で十分です。
エコジョーズの寿命はどれくらいですか?
設計寿命は10〜15年。実際には20年を超えて使用しているケースも多いです。10年を過ぎたら点検頻度を増やし、給湯能力低下・異音・水漏れの前兆が出たら早めの交換を検討。10年保証付きの販売店なら故障時の修理費負担を抑えられます。
追い炊きはオートとフルオート、どちらがおすすめ?
家族時間帯がずれて何度もお湯を使う家庭はフルオートがおすすめ(湯量自動増し・配管自動洗浄が便利)。同じ時間帯にまとめて入浴する家庭はオートで十分。価格差は1〜2万円程度なので、利便性重視ならフルオートが満足度高めです。

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