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家庭の電気代を電力会社・新電力で比較

現時点の電気代比較のポイント

2016年の全面自由化から10年、2022年の燃料費高騰を経て市場が落ち着いた2026年は、選べるプランが再び豊富に。大手電力10社に加え主要新電力で、使用量に合ったプランを選べば年間1〜3万円の差が出ます。燃料費調整額の上限有無セット割・ポイントが判断の鍵です。

現在、家庭向けの電力プランは再び選びやすい状況に戻っています。2022-2023年に市場連動型で痛い目を見た新電力が撤退または固定単価型プランへシフトし、大手電力も規制料金見直し後は安定。単純な「kWh単価の安さ」だけでなく、ガス・通信・ポイントのセット割、再エネ100%プラン、EV充電向けプランなど、ライフスタイルに合わせた選択肢が広がっています。

大手電力10社の従量電灯B 基本単価(2026年目安)

4.18円/kWh(2026年度・2026年5月〜2027年4月適用)

大手電力(旧一般電気事業者)10社の標準プラン「従量電灯B」(関西・中国・四国は従量電灯A)の基本料金と、3段階単価の目安です。2024年の規制料金改定後の水準をもとにした代表値で、燃料費調整額・再エネ賦課金(2026年度4.18円/kWh)は別途です。最新料金は各社公式サイトでご確認ください。

電力会社基本料金
(40A)
〜120kWh〜300kWh300kWh〜
東京電力EP1,247円29.80円36.40円40.49円
関西電力
(従量A)
522円
最低料金
20.21円25.61円28.59円
中部電力ミライズ1,247円21.33円25.80円28.75円
北海道電力1,474円35.35円41.64円45.45円
東北電力1,386円29.62円36.46円40.41円
九州電力1,237円18.37円23.97円25.97円
  • 代表例。契約容量・最新改定で変動するため、必ず各社公式サイトで最終確認を
  • 関西・中国・四国電力は「従量電灯A」が標準(最低料金制)
  • 別途、燃料費調整額(月次変動)・再エネ賦課金が加算

出典:各電力会社公式(従量電灯B/A 等の標準プラン)(2026-04-24 参照)

主要新電力の料金体系

家庭向けで契約者数の多い主要新電力の特徴を整理します。現在は「固定単価型プラン」と「市場連動型プラン」の2タイプが主流です。

新電力 主力プラン 特徴 向く家庭
東京ガス 基本プラン ガスとセット割あり。東京電力より数%安い水準 都市ガス利用者
auでんき でんきMプラン Pontaポイント還元。au/UQユーザー向けセット割 au・UQユーザー
ソフトバンクでんき おうちでんき PayPayポイント還元。スマホセット割 ソフトバンクユーザー
楽天でんき プランS/M 楽天ポイント還元。楽天経済圏ユーザーに◎ 楽天ポイント利用者
ENEOSでんき Vプラン 石油元売り系、固定単価で安定。2年契約割引 長期利用志向
Looop でんき スマートタイムONE 市場連動型。時間帯で単価変動。リスクあり 昼間自家消費あり(太陽光)
自然電力
ハチドリ電力等
再エネ100%プラン 非化石証書で実質再エネ100%。割高だが環境価値 CO2削減志向

使用量別|2026年の最安目安

月の使用量ごとに、どの電力会社・プランが安い傾向かを整理します。あくまで現時点の目安で、セット割・ポイント還元を含めた実質コストは個々の条件で変わります。

月間使用量 典型的な世帯 有利なプラン
月250kWh以下 一人暮らし・共働き二人 基本料金が安い新電力/楽天でんき/auでんき等のポイント還元系
月400kWh前後 ファミリー3〜4人 ガス・通信セット割(東京ガス/大阪ガス/auでんき/ソフトバンク)
月600kWh以上 オール電化・多世帯 オール電化専用プラン(スマートライフS/はぴeタイム-R等)
  • セット割は月300〜500円の割引が多い。ガスや通信も同じ会社にまとめられるならメリット大
  • ポイント還元は実質1〜2%程度。楽天経済圏など活用できるユーザーには大きい
  • 市場連動型は安い時期と高い時期の振れが大きい。予算確定したい家庭は固定型一択

新電力への切り替え手順

新電力への切替は、工事不要・停電なし・違約金なしの会社が主流。現在の電力会社に解約連絡をする必要もありません(新しい会社が手続きを代行)。所要は以下の通り。

ステップ 内容 必要なもの
1 現在の検針票を用意 検針票(紙 or Web)
2 新電力のサイトで申込 供給地点特定番号/お客様番号
3 スマートメーター未設置なら無料交換 (立会不要)
4 切替完了(次回検針日から) -

申込から切替完了まで通常2〜6週間。手続き自体は15分程度で完了します。不満があれば再度別の会社に切り替えることも可能なため、試しやすいのが電力自由化の良さです。

注意点|2022年以降の教訓

2022年のウクライナ侵攻で卸電力市場価格が急騰し、市場連動型プランを採用していた新電力は料金急騰・撤退に追い込まれました。現時点でもこのリスクは消えていません。契約前に以下を必ず確認してください。

  • 固定単価型か、市場連動型か
  • 燃料費調整額に上限があるか(大手電力の規制料金には上限あり、自由化プランにはない場合が多い)
  • 解約違約金の有無と金額(2年縛りタイプは要注意)
  • CO2排出係数・再エネ比率(環境価値を気にする場合)

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