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電気保安からはじまって50年、事業者のエネルギー使用を包括的にバックアップしてきたエネサーブ株式会社の「新電力」としての強みや実績などについて詳しくまとめています。
以下ではエネサーブの会社沿革や関連会社情報、ニュース等を取り上げながら同社についてより深く知るための情報をご案内していきます。
1965年(昭和40年)12月に関西電力出身の創業者深尾勲氏によって創立されたエネサーブは、電気設備の保守点検事業からスタートしました。1984年から参画している自家用発電設備事業では試行錯誤の結果低コストでの提供を実現し、実績を伸ばします。同事業は燃料費の高騰から業績を圧迫し、2007年にはやむなく事業撤退。同年には大和ハウス工業によって子会社化されました。
以下ではエネサーブが電力販売を行うにあたっての特徴をご案内しています。
自社発電所として大津エネルギーセンター(滋賀県・11.9MW)、綾部エネルギーセンター(京都府・15MW)、天道エネルギーセンター(福岡県・2.69MW)の3箇所合計29.59MWの発電設備を保有するほか、他社調達で電力を供給しています。
グリーン電力証書の発行にあたってはバイオマスエネルギーの発電所との契約により、環境価値の販売を行っています。提携の発電設備には、「南丹市八木バイオエコロジーセンター(京都府南丹市・220kW・バイオガス100%)」、「日田市バイオマス資源化センター(大分県日田市・340kW・バイオガス100%)」があります。
電力の販売に合わせて、創業当時からの強みである電気設備の保守管理や電力負荷平準化サービスの提供ができる同社は、さらに周辺事業の開拓にも力を入れています。
2009年には本社の敷地内にリチウムイオン蓄電池、太陽光発電、LED照明等の設置したデモセンターを開設。京セラ、ホンダソルテック、シャープの太陽電池合計14.5kWと、デマンド抑制やスマートグリッドにも対応した50kWhのリチウムイオン蓄電システムを組み込んだシステムとなっています。ここでの経験は、大型リチウムイオン電池システム(e-Libs)の施工・販売に活かされることになります。
エネサーブが提案するCO2排出量計測サービス「G-Pacs」は、需要地の電気消費だけでなくガス・油といったエネルギー使用量を包括的に計測、分析できるものです。エネルギーの見える化に加えて、主に省エネ法によって対策が必要な事業者に対し、オプションで省エネ対策の立案、実施などの支援も行っています。
周辺関連事業 | |
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電気保守 | ○ |
自家用発電装置 | - |
蓄電池 | ○ |
省エネ関連 | |
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デマンドレスポンス提案 | - |
電力負荷平準化サポート | ○ |
省エネ設備提案 | ○ |
見える化 | ○ |
環境保全対策 | |
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環境配慮型発電装置(太陽光など) | - |
グリーン電力証書の発行 | ○ |
低圧部門の自由化にあたり、エネサーブは小売電気事業者の申請を済ませて参入の意向を示しています。具体的なサービス内容は2015年11月現在明らかにはされていませんが、「相当額の軽減が見込めるようであれば、改めてご提案させていただく所存でございます。」としており、サービス内容は検討段階だと考えられます。
以下ではエネサーブを電力購入先の候補とする場合に参考になる実績値を他社新電力との比較においてご案内しています。
実績 | |
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供給量(販売量) | 46,830MWh |
うち高圧 | 43,721MWh |
うち特別高圧 | 3,109MWh |
もともと特別高圧の顧客も多く持っていたエネサーブですが、近年は高圧により比重を置いた電力販売実績となっています。
以下の表ではエネサーブの小売販売量(高圧、特別高圧の需要実績合計)および全体におけるシェアの推移をご案内しています。
エネサーブの販売実績は、2010~2011年をピークに一旦大きく実績が落ちています。2014年以降は少しずつ供給量をまた伸ばしてきているものの、他社の成長率と比べて伸びが小さいことからシェアは縮小しています。
環境評価 | |
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CO2排出係数※1 | 0.364 kg-CO2/kWh |
平均との差 | 0.75倍 |
販売する電力の二酸化炭素係数は、主な新電力の平均である0.48kg-CO2/kWh※2と比べて75%と少なく、比較的環境に優しい電力を販売していると言えます。
販売業種 | |
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業種数 | 12業種 |
平均との差 | 3.4倍 |
全14業種※3のうち12業種への販売実績(2015年8月時点)をもつ同社は、新電力の平均3.5業種※4と比べてサービス提供実績がかなり広域にわたっていると言えます。中でも機械器具の製造業、製造その他、また自治体施設などを含むその他の需要家への販売の割合が多くなっています。同社のホームページには具体例として、コンサートホールや市役所といった販売実績が挙げられています。
以下では新電力他社との比較においてエネサーブが際立っている点や強みと言える点を独自に評価しています。
企業に必要な電気関連のサービスを網羅しながら、総合的なサービスができる同社は、経験年数の長さに加えて季節や時間帯における実際の電力の使用パターンに関するデーターベースを利用し、電力利用の合理化提案ができることは大きな強みとなると言えます。早期からの電力小売参入の実績と、主要な周辺サービス事業の経歴は、信頼性を重視する需要家にとっては魅力的です。
ご案内した評価は当サイトの調査・編集担当の独断による判断も一部に含まれている可能性があります。実際の体験談や口コミなどのご投稿も歓迎しております。こちらからご意見をお寄せください。
エネサーブ(株)会社概要 | |||
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所在地 | 供給区域 | 事業開始年 | 親会社 |
滋賀県 | 関東・中部・関西・九州・東北(予定)・中国(予定) | 平成16年(2004年) | 大和ハウス工業(100%、2007年5月より連結子会社、2008年11月完全子会社) |
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