ENEOSでんきの特徴と料金プラン|にねんとく²割とVポイントの活かし方
このページの要点
ENEOSでんきは、石油元売最大手のENEOSホールディングスが運営する新電力サービスです。2022年4月に電力事業を「ENEOS Power株式会社」へ承継し、北海道〜九州の9エリアで一般家庭向け電力を販売。120kWh超の電力量料金単価が大手電力より安く設定されており、月150kWh以上使う家庭ほど節約効果が出やすいのが特徴。「にねんとく²割」と「Vポイント付与」が長期利用者向けのメリットになります。
ENEOSでんきは、ガソリンスタンド「ENEOS」でおなじみのENEOSグループが提供する電力サービスです。電気料金は大手電力(東京電力・関西電力等)の従量電灯と同じ基本料金体系ですが、120kWh超の従量料金単価が安く設定されており、電気を多く使う家庭ほど割引額が大きくなります。さらに2年契約の「にねんとく²割」で単価がさらに引き下がり、電気代1,000円につき1ポイントのVポイントも付与されます。本ページでは対応エリア・料金プラン・割引制度・強みと注意点・向く家庭の傾向をご案内します。
対応エリア
| 主な供給エリア | 全国(沖縄・離島を除く) |
| 対応エリア | 東京電力 / 関西電力 / 中部電力 / 東北電力 / 中国電力 / 九州電力 / 北海道電力 / 北陸電力 / 四国電力 |
| 補足 | 東京・関西・中部・東北・北海道・中国・九州・北陸・四国の9エリアで個別プラン(東京Vプラン・関西Aプラン等)を提供。沖縄電力エリアは対象外。 |
ENEOSでんきは、北海道・東北・関東・中部・北陸・関西・中国・四国・九州の9エリアで個別の料金プラン(東京Vプラン・関西Aプラン・中部Cプラン等)を提供しています。沖縄電力エリアは対象外です。各エリアで大手電力の従量電灯B(東京電力エリアは40Aまで・50A以上はC)に相当する料金体系が用意されています。
料金プランの内訳
本ページでは関東圏で最も契約者が多い「東京Vプラン」を例に料金単価をご案内します。他エリアのプランも同様の3段階単価制で、エリアごとに単価が異なります。
東京Vプラン(標準) (標準(基本料金+3段階単価))
想定ユーザー:東京電力エリアで月の電気使用量が中〜大規模の家庭
| 契約容量 | 月額基本料金 |
|---|---|
| 10A | 311.75円 |
| 20A | 623.50円 |
| 30A | 935.25円 |
| 40A | 1,247.00円 |
| 50A | 1,558.75円 |
| 60A | 1,870.50円 |
| 区分 | 単価(円/kWh) |
|---|---|
| 120kWhまで | 29.80 |
| 120kWh超 〜 300kWhまで | 34.85 |
| 300kWh超 | 36.90 |
| 燃料費調整の上限 | なし(2022年11月以降は上限なし。燃料価格の上昇分がそのまま電気代に反映される) |
| 解約金・違約金 | 原則なし(通常プランは解約金なし(「にねんとく²割」適用時は別途条件あり)) |
| 契約期間 | 定めなし(にねんとく²割を選んだ場合は2年単位) |
| 支払方法 | 口座振替 / クレジットカード |
- 東京電力従量電灯Bと比較して120kWh超の単価が安く設定
- にねんとく²割で2年間1kWhあたり0.2円引き(3年目以降は0.3円引きへ拡大)
- 電気代1,000円につき1ポイントのVポイントが付与
- にねんとく²割の更新月(23〜24ヶ月目)以外で解約すると解約手数料が発生します(最新条件は公式参照)
- 燃料費調整の単価は燃料市場の動向を反映して毎月見直されます(最新の単価は公式サイトで確認できます)
実施中のキャンペーン
ENEOSでんき主催の期間限定キャンペーンは時期により内容が変わります。最新情報はENEOS Power公式サイトでご確認ください。
他社の電力プランも比較する
ENEOSでんきの料金プランをご覧いただいたうえで、他社の料金も気になる方は、ニーズ別に強みが異なる3社を併せてご検討ください。「家計予測しやすい安定型」「時間帯シフトで節約する攻め型」「複数社を横断比較できるサイト型」の3軸で代表的なサービスをご紹介しています。
電気料金の見直し・新電力切替の候補
電力プランは家庭の使い方で最適解が変わります。ここでは「家計を予測しやすい安定運用」「基本料金0円・市場連動で攻める」「複数社を横並びで比較したい」の3つの典型ニーズに対応する代表的なサービスをご紹介します。
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家計予測しやすい安定型
アルカナエナジー
基本料金+3段階単価のオーソドックスな従量制で、燃料費調整には上限を設定。法人向け高圧電力で実績を積んだ事業者で、市場連動型のような単価変動リスクがなく、毎月の電気代を予測したい家庭に向きます。
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基本料金0円・市場連動の攻め型
リボンエナジー
基本料金0円・燃料費調整額0円で、使った分だけを支払う市場連動型。電力量単価は卸電力市場(JEPX)に連動して30分ごとに変動するため、安い時間帯に洗濯機・食洗機・EV充電を寄せられる家庭ほど割安になります。市場が高騰する時間帯は単価が上がる点には注意が必要です。
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複数社を横並びで比較したい
エネチェンジ
郵便番号と現在の使用量を入れるだけで、対応エリアの主要プランの年間削減額が10分程度で試算できます。固定単価型・燃調上限あり・市場連動型を一覧で比較でき、ガス・通信とのセット割もまとめて確認可能です。
もっと多くの電力会社を比較したい方へ
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独立系・ガス系・通信系・石油系・再エネ特化型をタイプ別に整理。料金プランの3タイプ、セット割、再エネ比率、燃料費調整の上限有無で横並びに比較できます。
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各タイプの代表事業者を並列展示・シミュレーション活用法・申込手順までを段階的にご案内します。
セット割引・ポイント還元
にねんとく²割
2年契約で電力量料金単価が1kWhあたり0.2円引き(3年目以降は0.3円引きに拡大)
- 適用条件:申込時に「にねんとく²割」を選択。更新月以外の解約は1,100円の手数料
Vポイント付与
電気料金1,000円につき1ポイントのVポイントを付与
- 適用条件:専用のマイページから事前にポイント連携設定
- Vポイントは旧Tポイント。提携店での利用やキャッシュレス決済に充当可能
ENEOSでんきには明示的な「電気+ガス」「電気+ガソリン」のセット割は設定されていませんが、「にねんとく²割」による単価引き下げと、電気代に応じたVポイント付与の2本立てで長期利用者にメリットがあります。月10,000円の電気代で月10ポイント・年120ポイントのVポイントが付与されます。
ENEOSでんきの強み
- 120kWh超の電力量料金単価が東京電力従量電灯Bより安く設定されており、月150kWh以上使う家庭で年額の節約効果が出やすい
- にねんとく²割で2年間継続契約すれば単価がさらに0.2〜0.3円引きになる
- 電気代1,000円につき1ポイントのVポイントが貯まる
- ENEOSホールディングス(東証プライム上場・国内最大手の石油元売会社)の運営で大手の信頼性
- 北海道・東北・関東・中部・北陸・関西・中国・四国・九州の9エリアで利用可能
契約前に押さえておきたい注意点
- 燃料費調整の単価は燃料市場の動向を反映して毎月見直されます
- にねんとく²割の解約条件は契約時に公式サイトでご確認ください
- 対応エリアは北海道〜九州の9エリア(沖縄電力エリアを除く)
- 料金シミュレーションでご自身の使用量に応じた節約額を試算するのがおすすめです
- 再エネ訴求型のプランをお探しの方は、再エネ100%メニューを提供する他社プランもあわせて検討できます
ENEOSでんきが向いている家庭・選び方のポイント
向く家庭の典型
- 月の電気使用量が150kWh以上ある(大手電力との単価差が活きる)
- 2年以上同じ電力会社を使う予定で「にねんとく²割」を活用したい
- Vポイントを日常的に利用している(電気代でもポイント還元を受けたい)
- 大手企業の安心感を重視し、新電力選びで倒産・撤退リスクを避けたい
- 9エリア対応で引っ越し時も同じ電力会社を使い続けたい
家庭ごとの電気の使い方や重視するポイントによって最適な電力会社は変わります。ご自身の使用パターン(月間kWh・利用時間帯・契約期間の希望・再エネ訴求の有無など)に合わせて、料金シミュレーションで複数社を比較するのがおすすめです。
電源構成とCO2排出係数
| 電源種別 | 構成比 |
|---|---|
| 石油火力 | 35% |
| LNG火力 | 28% |
| 卸電力取引所 | 22% |
| 石炭火力 | 8% |
| FIT電気 | 3% |
| 再生可能エネルギー | 2% |
| その他 | 2% |
CO2排出係数(2024年度実績)
- 調整後排出係数:0.508 kg-CO2/kWh(非化石証書等の環境価値を反映)
ENEOS Powerは石油元売の強みを活かして石油火力比率が約3割と特徴的な電源構成です。再生可能エネルギー比率は2%程度で、CO2排出係数は0.508kg-CO2/kWh(2024年度実績)。実質再エネ100%を訴求するプランを希望する場合は、東京ガス「さすてな電気」や他社の再エネ専用プランもあわせて検討できます。
ENEOSでんきを提供している会社
| 会社名 | ENEOS Power株式会社 |
| 親会社 | ENEOSホールディングス株式会社 |
| 設立 | 1888年 |
| 電力小売開始 | 2016-04 |
| 本社所在地 | 東京都千代田区大手町一丁目1-2 |
| 代表者 | 深澤 由貴(ENEOS Power 代表取締役社長) |
| 資本金 | 100億円(ENEOS Power) |
| 上場 | ENEOSホールディングス:東証プライム(証券コード 5020) |
| 公式サイト | ENEOSでんきの公式サイト |
ENEOS Power株式会社は、ENEOSホールディングス(東証プライム上場・国内最大手の石油元売会社)の子会社で、2022年4月にENEOS本体の電力小売事業を分割・承継しました。前身は旧JXエネルギー(日本石油・新日本石油の系譜)。事業の安定性・継続性の観点では大手電力に準ずる水準と評価できます。
申込みの流れと必要なもの
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検針票またはマイページで「お客さま番号」と22桁の「供給地点特定番号」を確認する
現在契約中の電力会社の検針票で確認できます。Webマイページでも閲覧可能です。
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ENEOS Power公式サイトから申込フォームに進む
住所のエリアに応じたプラン(東京Vプラン・関西Aプラン等)を選び、住所・連絡先・お客さま番号・供給地点特定番号・支払方法を入力。にねんとく²割の利用有無も選択します。
-
スマートメーター設置(必要時)と切替完了
現在の電力会社の契約はスマートメーター設置後の検針日で自動的に切替わります。所要1〜2ヶ月程度。VポイントIDの連携設定も同時期に行います。
申し込みは完全Webで完結し、現在の電力会社への解約連絡は不要です(ENEOS側が代行)。利用開始日はメールで通知されます。
よくある質問
- ENEOSでんきと東京電力どちらが安い?
- 月120kWh超の使用量帯では、ENEOSでんき東京Vプランの方が単価が安く設定されています。月150kWh以上使う家庭ほど節約効果が出やすく、「にねんとく²割」適用で2年間さらに0.2円引き(3年目以降0.3円引き)されます。
- ENEOSでんきの解約金はかかる?
- 通常プランには解約金がかかりません。ただし「にねんとく²割」を選んで契約した場合、更新月(23〜24ヶ月目)以外に解約すると1,100円の解約手数料が発生します。
- 燃料費調整の上限はある?
- 2022年11月以降、ENEOSでんきの燃料費調整は燃料市場の動向を反映して毎月見直されます。最新の単価はENEOS Power公式サイトで確認でき、東京電力の規制料金(従量電灯B)との比較も契約前にシミュレーションでチェックできます。
- Vポイントは何に使える?
- Vポイント(旧Tポイント)は提携店での買い物や、キャッシュレス決済での利用に充当できます。電気代1,000円につき1ポイントが付与され、ENEOSのサービスステーションでも利用可能です。
- 対応エリアはどこ?
- 北海道・東北・関東・中部・北陸・関西・中国・四国・九州の9エリアで個別プランを提供しています。沖縄電力エリアは対象外です。
- 申し込みに必要なものは?
- 現在契約している電力会社の「お客さま番号」と22桁の「供給地点特定番号」が必要です。検針票またはWebマイページから確認できます。インターネット申込で完結し、現電力会社の解約はENEOS側で代行されます。
関連ページ
出典:ENEOS Power公式(電気のお申し込み) / ENEOS Power公式(東京Vプラン) / ENEOS Power公式(燃料費調整額) / 環境省 温室効果ガス排出量 算定・報告・公表制度(2026-05-19 参照)




