ENEOSでんきの特徴と料金プラン|にねんとく²割とVポイントの活かし方
このページの要点
ENEOSでんきは、ENEOSホールディングスの100%子会社「ENEOS Power株式会社」が運営する新電力サービスです。2024年4月にENEOS株式会社の電気・都市ガス事業を分社化して事業を始め、北海道〜九州の9エリアで一般家庭向け電力を販売。東京電力エリアの東京Vプランでは、120kWhまでは東京電力の従量電灯Bと同じ単価で、120kWhを超える分が安く、使用量が多い家庭ほど差が大きくなります。特典は「にねんとく²割」、ENEOS都市ガスとのセット割、ENEOSカード払いでの給油割引、Vポイントの付与で、カード割引とVポイントはどちらか一方です。
ENEOSでんきは、ガソリンスタンド「ENEOS」でおなじみのENEOSグループが提供する電力サービスです。電気料金は大手電力(東京電力・関西電力等)の従量電灯と同じ料金体系で、東京Vプランは120kWhを超える分の単価が東京電力より安く設定されており、電気を多く使う家庭ほど差が大きくなります。「にねんとく²割」を選ぶと単価がさらに下がり、ENEOS都市ガスとのセット割(東京ガス・京葉ガスの管内)、ENEOSカード払いでの給油割引、Vポイントの付与もあります。本ページでは対応エリア・料金プラン・割引制度・強みと注意点・向く家庭の傾向をご案内します。
対応エリア
| 主な供給エリア | 全国(沖縄・離島を除く) |
| 対応エリア | 東京電力 / 関西電力 / 中部電力 / 東北電力 / 中国電力 / 九州電力 / 北海道電力 / 北陸電力 / 四国電力 |
| 補足 | 東京・関西・中部・東北・北海道・中国・九州・北陸・四国の9エリアで個別プラン(東京Vプラン・関西Aプラン等)を提供。沖縄電力エリアは対象外。 |
ENEOSでんきは、北海道・東北・関東・中部・北陸・関西・中国・四国・九州の9エリアで個別の料金プラン(東京Vプラン・中部Vプラン・関西Aプラン/Bプラン等)を提供しています。沖縄電力エリアは対象外です。各エリアの大手電力の従量電灯に相当する料金体系で、東京Vプランは10A〜60Aと6kVA以上(東京電力の従量電灯B・C相当)に対応しています。
料金プランの内訳
本ページでは東京電力エリアの「東京Vプラン」を例に料金単価をご案内します。他エリアのプランも同様の3段階単価制で、エリアごとに単価が異なります。
東京Vプラン(標準) (標準(基本料金+3段階単価))
想定ユーザー:東京電力エリアで月の電気使用量が中〜大規模の家庭
| 契約容量 | 月額基本料金 |
|---|---|
| 10A | 311.75円 |
| 20A | 623.50円 |
| 30A | 935.25円 |
| 40A | 1,247.00円 |
| 50A | 1,558.75円 |
| 60A | 1,870.50円 |
| 区分 | 単価(円/kWh) |
|---|---|
| 120kWhまで | 29.80 |
| 120kWh超 〜 300kWhまで | 34.85 |
| 300kWh超 | 36.90 |
| 燃料費調整の上限 | なし(2022年11月以降は上限なし。燃料価格の上昇分がそのまま電気代に反映される) |
| 解約金・違約金 | 原則なし(通常プランは解約金なし(「にねんとく²割」適用時は別途条件あり)) |
| 契約期間 | 定めなし(にねんとく²割を選んだ場合は2年単位) |
| 支払方法 | 口座振替 / クレジットカード |
- 東京電力従量電灯Bと比較して120kWh超の単価が安く設定
- にねんとく²割で2年間1kWhあたり0.2円引き(3年目以降は0.3円引きへ拡大)
- 電気料金の支払い200円(税抜)につき1ポイントのVポイントが貯まる(ENEOSカード割引とは併用不可)
- にねんとく²割の更新月(23〜24ヶ月目)以外で解約すると解約手数料が発生します(最新条件は公式参照)
- 燃料費調整額に上限はなく、燃料価格が大きく上がると大手電力の規制料金より電気料金が高くなる場合があります(燃料費調整単価は毎月公式サイトで公表)
実施中のキャンペーン
ENEOSでんき主催の期間限定キャンペーンは時期により内容が変わります。最新情報はENEOS Power公式サイトでご確認ください。
他社の電力プランも比較する
ENEOSでんきの料金プランをご覧いただいたうえで、他社の料金も気になる方は、ニーズ別に強みが異なる3社を併せてご検討ください。「市場価格の高騰に左右されにくい型」「時間帯シフトで節約する攻め型」「複数社を横断比較できるサイト型」の3軸で代表的なサービスをご紹介しています。
電気料金の見直し・新電力切替の候補
電力プランは家庭の使い方で最適解が変わります。ここでは「市場価格の高騰に左右されにくい料金」「基本料金0円・市場連動で攻める」「複数社を横並びで比較したい」の3つの典型ニーズに対応する代表的なサービスをご紹介します。
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市場連動の調整費がない型・全国対応
オクトパスエナジー
英国大手 Octopus Energy と東京ガスの合弁会社が運営し、沖縄と一部の離島を除く全国に対応。卸電力市場の価格に連動する調整費はかからず、「シンプルオクトパス」は申込みから12か月、基本料金0円で単価が固定され燃料費調整もありません(その後はグリーンオクトパスへ移行)。主力の「グリーンオクトパス」は実質再エネ100%です。解約金なし。
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基本料金0円・市場連動の攻め型
リボンエナジー
基本料金0円・燃料費調整額0円で、使った分だけを支払う市場連動型。電力量単価は卸電力市場(JEPX)に連動して30分ごとに変動するため、安い時間帯に洗濯機・食洗機・EV充電を寄せられる家庭ほど割安になります。市場が高騰する時間帯は単価が上がる点には注意が必要です。
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複数社を横並びで比較したい
エネチェンジ
郵便番号と現在の使用量を入れるだけで、対応エリアの主要プランの年間削減額が10分程度で試算できます。燃料費調整の仕組みが違うプランや市場連動型を一覧で比較でき、ガス・通信とのセット割もまとめて確認可能です。
もっと多くの電力会社を比較したい方へ
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独立系・ガス系・通信系・石油系・再エネ特化型をタイプ別に整理。料金プランのタイプ、セット割、再エネ比率、燃料費調整の上限有無で横並びに比較できます。
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料金タイプ別に主な事業者を並べ、シミュレーションの使い方と申込みの手順までご案内します。
セット割引・ポイント還元
にねんとく²割
2年契約で電力量料金単価が1kWhあたり0.2円引き(3年目以降は0.3円引きに拡大)
- 適用条件:申込時に「にねんとく²割」を選択。更新月以外の解約は1,100円の手数料
Vポイント付与
電気料金の支払い200円(税抜)につきVポイント1ポイント
- 適用条件:「ENEOSでんき お客さまページ」でVポイントの利用手続き(V会員番号またはYahoo! JAPAN IDが必要)
- ENEOSカード割引・特別提携カードのポイント付与とは併用できません
でんき・ガスセット割
ENEOS都市ガスとセットで、電気料金から毎月100円(税込)割引(年1,200円)
- 適用条件:東京電力パワーグリッド・東京ガス・京葉ガスの管内のお客さま
ENEOSカード割引
電気料金をENEOSカード(C・P・S・NICOS)で払うと、ENEOSのサービスステーションで給油するガソリン・灯油・軽油が1円/L引き(本人・家族カード合算で月150Lまで)。ENEOSカード CB は電気料金から毎月100円(税込)割引
- 適用条件:申込み時(契約後も可)にカードのお得意様番号(15桁)を登録
- Vポイント付与・特別提携カードのポイント付与とは併用できません
ENEOSでんきの割引・特典は4つです。「にねんとく²割」は2年間1kWhあたり0.2円引き(3年目以降は0.3円引き)。東京電力パワーグリッド・東京ガス・京葉ガスの管内では、ENEOS都市ガスとセットで電気料金から毎月100円(年1,200円)割引されます。電気料金をENEOSカード(C・P・S・NICOS)で払うと、ENEOSのサービスステーションで給油するガソリン・灯油・軽油が1円/L引き(本人・家族カード合算で月150Lまで)になります。Vポイントは電気料金の支払い200円(税抜)につき1ポイントです。ENEOSカード割引・特別提携カードのポイント付与・Vポイント付与は併用できないため、給油量と支払い方法で選びます(電気料金が月1万円〔税込〕ならVポイントは約45ポイント、カード割引は給油45Lで45円分)。
ENEOSでんきの強み
- 電力量料金は120kWhまでは東京電力の従量電灯Bと同じ単価で、120kWhを超える分が安く、使用量が多い家庭ほど差が大きい
- にねんとく²割で2年間継続契約すれば単価がさらに0.2〜0.3円引きになる
- ENEOS都市ガスとのセット割(電気料金から月100円引き・東京ガス/京葉ガスの管内)や、ENEOSカード払いで給油が1円/L引きになる特典がある
- 電気料金の支払い200円(税抜)につき1ポイントのVポイントが貯まる
- ENEOSホールディングスの100%子会社ENEOS Powerが運営
- 北海道・東北・関東・中部・北陸・関西・中国・四国・九州の9エリアで利用可能
契約前に押さえておきたい注意点
- 燃料費調整額に上限はなく、燃料価格が大きく上がると大手電力の規制料金より電気料金が高くなる場合があります(公式の注意書き)
- ENEOSカード割引・特別提携カードのポイント付与・Vポイント付与は併用できず、どれか1つになります
- にねんとく²割は、更新月(適用開始から23・24か月目)以外の解約で1,100円の解約手数料がかかります(引越し先でもENEOSでんきを使う場合は不要)
- 対応エリアは北海道〜九州の9エリア(沖縄電力エリアを除く)
- 料金シミュレーションでご自身の使用量に応じた節約額を試算するのがおすすめです
- 再エネ訴求型のプランをお探しの方は、再エネ100%メニューを提供する他社プランもあわせて検討できます
ENEOSでんきが向いている家庭・選び方のポイント
向く家庭の典型
- 月の電気使用量が多い(120kWhを超える分の単価が安い)
- 2年以上同じ電力会社を使う予定で「にねんとく²割」を活用したい
- Vポイントを日常的に利用している(電気代でもポイント還元を受けたい)
- ENEOSのサービスステーションで、ENEOSカードを使って給油している
- 東京ガス・京葉ガスの管内で、都市ガスもENEOSにまとめたい
- 9エリア対応で引っ越し時も同じ電力会社を使い続けたい
家庭ごとの電気の使い方や重視するポイントによって最適な電力会社は変わります。ご自身の使用パターン(月間kWh・利用時間帯・契約期間の希望・再エネ訴求の有無など)に合わせて、料金シミュレーションで複数社を比較するのがおすすめです。
電源構成とCO2排出係数
| 電源種別 | 構成比 |
|---|---|
| 石油火力 | 30% |
| LNG火力 | 29% |
| 卸電力取引所 | 15% |
| その他 | 10% |
| 再生可能エネルギー | 7% |
| FIT電気 | 5% |
| 石炭火力 | 4% |
- 再生可能エネルギーなどの特定メニューを除く通常メニューの電源構成です。
- 非化石証書の使用状況:再エネ指定あり6.6%・再エネ指定なし5.1%
- 出典:ENEOS Power「電源構成・非化石証書使用状況」
CO2排出係数(2024年度実績・国の公表値)
- 通常のメニュー(再エネなどの特定メニュー以外):0.508 kg-CO2/kWh
- ENEOS Powerの会社全体(参考):0.482 kg-CO2/kWh
- 調整後排出係数(非化石証書などの環境価値を反映した値)です。出典:環境省・経済産業省「電気事業者別排出係数」
ENEOSでんきの通常のメニューは、石油火力とLNG火力がそれぞれ約3割を占め、石油火力の比率が高いのが特徴です。実質再生可能エネルギー100%のプランを探している場合は、再エネ100%プランの比較もあわせてご覧ください。
ENEOSでんきを提供している会社
| 会社名 | ENEOS Power株式会社 |
| 親会社 | ENEOSホールディングス株式会社 |
| 電力小売開始 | 2016-04 |
| 公式サイト | ENEOSでんきの公式サイト |
ENEOS Power株式会社は、ENEOSホールディングスの100%子会社です。2024年4月に、ENEOS株式会社の電気・都市ガス事業を分社化して事業を始めました(公式の会社概要・沿革)。
申込みの流れと必要なもの
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検針票またはマイページで「お客さま番号」と22桁の「供給地点特定番号」を確認する
現在契約中の電力会社の検針票で確認できます。Webマイページでも閲覧可能です。
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ENEOS Power公式サイトから申込フォームに進む
住所のエリアに応じたプラン(東京Vプラン・関西Aプラン等)を選び、住所・連絡先・お客さま番号・供給地点特定番号・支払方法を入力。にねんとく²割の利用有無も選択します。ENEOSカード割引を使う場合は、カードのお得意様番号(15桁)も登録します。
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スマートメーター設置(必要時)と切替完了
現在の電力会社の契約はスマートメーター設置後の検針日で自動的に切替わります。Vポイントを貯める場合は、契約後に「ENEOSでんき お客さまページ」でVポイントの利用手続き(V会員番号またはYahoo! JAPAN IDが必要)を行います。
現在の電力会社への解約連絡は不要です(ENEOS側が代行)。
よくある質問
- ENEOSでんきと東京電力どちらが安い?
- 120kWhまでの電力量料金単価は東京電力の従量電灯Bと同じで、120kWhを超える分はENEOSでんき東京Vプランのほうが安く設定されています。使用量が多い家庭ほど差が大きくなり、「にねんとく²割」を選ぶと2年間さらに1kWhあたり0.2円引き(3年目以降は0.3円引き)です。ただし燃料費調整額には上限がありません。
- ENEOSでんきの解約金はかかる?
- 通常プランには解約金がかかりません。ただし「にねんとく²割」を選んで契約した場合、更新月(23〜24ヶ月目)以外に解約すると1,100円の解約手数料が発生します。
- 燃料費調整の上限はある?
- ありません。ENEOSでんきは2022年11月1日に燃料費調整額の上限をなくしており、燃料価格が大きく上がると大手電力の規制料金より電気料金が高くなる場合があります(公式の注意書き)。燃料費調整単価は毎月ENEOS Powerの公式サイトで公表されています。
- Vポイントはどのくらい貯まる?
- 電気料金の支払い200円(税抜)につき1ポイントです。「ENEOSでんき お客さまページ」でVポイントの利用手続き(V会員番号またはYahoo! JAPAN IDが必要)をすると貯まります。ENEOSカード割引や特別提携カードのポイント付与とは併用できず、どれか1つになります。
- ガスやガソリンとのセット割はある?
- あります。東京電力パワーグリッド・東京ガス・京葉ガスの管内では、ENEOS都市ガスとセットで契約すると電気料金から毎月100円(税込)割引されます。また、電気料金をENEOSカード(C・P・S・NICOS)で払うと、ENEOSのサービスステーションで給油するガソリン・灯油・軽油が1円/L引き(月150Lまで)になります。
- 対応エリアはどこ?
- 北海道・東北・関東・中部・北陸・関西・中国・四国・九州の9エリアで個別プランを提供しています。沖縄電力エリアは対象外です。
- 申し込みに必要なものは?
- 現在契約している電力会社の「お客さま番号」と22桁の「供給地点特定番号」が必要です。検針票またはWebマイページから確認できます。インターネット申込で完結し、現電力会社の解約はENEOS側で代行されます。
関連ページ
出典:ENEOS Power公式(電気のお申し込み) / ENEOS Power公式(東京Vプラン) / ENEOS Power公式(燃料費調整額) / ENEOS Power公式(にねんとく²割) / ENEOS Power公式(ENEOSカード割引) / ENEOS Power公式(Vポイント) / ENEOS Power公式(でんき・ガスセット割) / 環境省 温室効果ガス排出量 算定・報告・公表制度(2026-10-25 参照)




