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パナソニック|MODULUS Black 400の価格・性能・保証

大手家電ブランドの安心感で選ばれる住宅用太陽光発電。住宅用主力モデルMODULUS Black 400はN型バックコンタクト方式で400W・変換効率22.0%。1kW単価26.0万円(2026年5月1日現在)。2021年に自社製造を終了しOEM供給に切り替えた後、2025年4月発売のMODULUS Blackシリーズで N型バックコンタクトによる変換効率22.5%・従来比14%発電量向上を実現しています。

本ページでは、パナソニックの現行住宅用主力モデル「MODULUS Black 400」の最新価格・N型バックコンタクト技術・出力保証・HITからMODULUSへの事業転換の経緯・他の主要メーカーとの比較までまとめています。「家電ブランドの安心感を重視したい」「すっきりしたデザインの外観を求める」方に向くメーカーです。

パナソニックの特徴まとめ

パナソニック株式会社の住宅用太陽光発電は、大手家電ブランドとしての知名度とトータルエネルギー提案力が最大の特徴です。2021年に自社での太陽電池生産から撤退し、現在は他社からのOEM供給をパナソニックブランドで販売する形に転換。2024〜2025年発売のMODULUSシリーズはN型バックコンタクト方式を採用した新世代パネルで、国内メーカーの中でもトップクラスの変換効率を実現しています。

  • 大手家電ブランドの安心感 — パナソニックの名前で販売されるため、施工店・消費者ともに提案・受容されやすい
  • N型バックコンタクト構造 — セル表面に配線が見えないすっきりした外観と変換効率22.5%(MODULUS Black 400)
  • 従来比14%の発電量向上 — 旧HITシリーズと比べて出力が大きく改善
  • 25年出力保証 — 住宅用の長期保証として業界水準クラス
  • 家全体のスマートエネルギー提案 — HEMS・蓄電池・EV充電など家電メーカーならではのトータル提案が可能

パナソニック太陽光発電・ソーラーパネルの価格

住宅用主力モデル「MODULUS Black 400」(400W・変換効率22.0%)の最新相場価格は26.0万円/1kW(2026年5月1日現在)。国内ブランドのプレミアムラインに位置するため、海外大手(カナディアン/トリナ/ジンコ/JA、1kW単価18万円前後)と比べて高めですが、ハンファQセルズ Re.RISE-NBC・シャープ BLACKSOLAR ZERO など国内系上位クラスと同水準の価格帯です。実際の設置費用は屋根の形状・部材・築年数・施工店の手数料等で変動するため、正確な費用は一括見積りで複数社の提示を比較するのが確実です。

主力モデル「MODULUS Black 400」の仕様

この表はパナソニック住宅用主力モデル MODULUS Black 400 の仕様一覧です。
型番MODULUS Black 400
公称最大出力400W
モジュール変換効率22.0%
セル種別N型単結晶バックコンタクト
セル数108セル
発売2025年4月
出力保証25年
製品保証15年

N型バックコンタクト構造の強み

MODULUS Black 400 はN型バックコンタクト方式を採用。一般的なパネルが発電セルの表面に銀色のフィンガー電極が見えるのに対し、バックコンタクト構造では電極を全て裏面に集約することで、表面全体を発電面として活用できます。

  • 表面の受光面積が増え、同じセル面積でより多くの電力を取り出せる
  • 出力温度係数が改善 — 夏場の高温下でも発電量低下が抑えられる
  • N型セルの特性 — 初期光劣化(LID)がほぼ無く、低照度・長期経年で優位
  • 従来比14%の発電量向上 — 旧HITシリーズ比で出力が大きく伸びる
  • 均一な黒一色の外観 — フィンガー電極が見えないため屋根のデザインがすっきり

主要メーカーの中でN型バックコンタクト構造を採用しているのはパナソニックとハンファQセルズ(Re.RISE-NBC)の2社で、変換効率ランキングでもトップクラスです。

OEM供給体制と「国内ブランド」の意味

2021年に自社での太陽電池生産から撤退したパナソニックは、現在他社製パネルをパナソニックブランドで供給する形で住宅用市場に残っています。OEMによる生産は海外工場(主に東南アジア)で行われますが、品質管理基準・検査体制・パナソニックブランドの保証責任は自社時代と同等の水準が維持されています。OEM生産は現在の太陽光モジュール業界では一般的な形態で、長州産業(国内自社製造)を除く多くの国内メーカー(ネクストエナジーなど)も同様の体制を取っています。「国内ブランド」として販売される製品の実体については、購入前に契約書類や保証条件を確認しておくと安心です。

パナソニック太陽光発電事業の歴史

図:パナソニック太陽電池事業の変遷(HIT → 自社製造終了 → MODULUS)

1997年

三洋電機が HIT 太陽電池を世界初の商品化

2009年

パナソニックが三洋電機を買収、HIT事業を承継

2013年

パナソニックブランドで HIT パネルを本格展開

2021年

国内太陽電池自社生産から撤退(滋賀県二色の浜工場・マレーシア工場での生産を終了)→ OEM供給に転換

2024年

OEM 供給による MODULUS シリーズ展開開始

2025年4月

MODULUS Black 400 発売(N型バックコンタクト・従来比14%の発電量向上)

次世代バックコンタクトモデルで再起動し、現行は OEM 供給 + パナソニック品質管理体制で展開

パナソニックの太陽電池事業のルーツは、三洋電機が1997年に世界で初めて商品化したHIT(Heterojunction with Intrinsic Thin-layer)セルです。HIT はアモルファスシリコンと単結晶シリコンを組み合わせたヘテロジャンクション型で、高温特性に優れた独自技術として長年パナソニックの看板でした。しかし中国系メーカーの価格攻勢と市場構造の変化を受け、パナソニックは2021年に国内太陽電池の自社生産から撤退。以降は OEM 供給による販売体制に転換し、2024〜2025年にかけて N型バックコンタクト構造を採用した MODULUS シリーズを主力として再起動した形です。

HIT から MODULUS への技術転換

旧 HIT シリーズ(ヘテロジャンクション型)と現行 MODULUS Black(N型バックコンタクト)は、セル構造としては別系統の技術です。HIT はアモルファスシリコンと単結晶シリコンのヘテロ接合で高温特性を出していたのに対し、MODULUS は単結晶セルの電極配置を裏面に集約することで表面の受光面積を最大化する設計。結果として MODULUS の方が従来比14%の発電量向上を実現しています。

パナソニックのメリット・デメリット

メリット

  • 大手家電ブランドの安心感 — 個人消費者・施工店ともに認知度が高く、提案しやすい
  • N型バックコンタクトの高効率・高発電量 — 主要メーカーの中でトップクラス
  • すっきりした黒一色の外観 — 屋根のデザインを損なわない
  • 家全体のトータルエネルギー提案 — HEMS・蓄電池・EV充電器・エコキュートなど自社製品との連携
  • 25年出力保証 — 業界水準クラスの長期保証
  • 事業継続性 — 大手家電メーカーとしての会社規模で長期サポートが期待できる

デメリット・注意点

  • 価格が高め — 海外大手4社(1kW単価18万円前後)と比べて8〜10万円/kW高い
  • 自社製造ではない — 「国産完全自社工場」を重視するなら長州産業が候補
  • 屋根形状への対応は限定的 — 複雑な形状の屋根にはシャープの台形・三角形モジュールが強み
  • 価格重視なら海外大手が優位 — 同条件のシミュレーションで投資回収年数に差が出やすい

パナソニックが向かない方

「1kW単価の安さを最優先」したい方は、海外大手メーカー(カナディアンソーラートリナソーラージンコソーラーJAソーラー)の方が8〜10万円/kW 安く導入できます。「完全国産・自社工場製造でないと嫌」という方は長州産業(Nシリーズ)の方が合います。

公式情報・一次情報(メーカー一次ソース)

本ページのスペックや保証条件は、メーカー公式サイトと製品データシートを一次情報として参照しています。最新の保証規約・モデル仕様・キャンペーン情報は、契約前に必ず公式情報でご確認ください。

この表はパナソニックの公式情報・一次情報です。
公式サイトhttps://sumai.panasonic.jp/solar/
主力モデル公式ページMODULUS Black 400 製品ページ
セル種別N型バックコンタクト
製造地海外(OEM)
温度係数-0.26%/℃
保証条件(最新)太陽電池モジュール25年無償保証+機器15年無償保証

よくある質問(FAQ)

パナソニックは自社で太陽電池を作っているの?
2021年に国内太陽電池の自社生産から撤退しており、現在はOEM供給によるパナソニックブランド販売の形を取っています。品質管理基準・検査体制・保証責任はパナソニックが負う形で、製品としての信頼性は自社製造時代と同等です。OEM供給は現在の太陽光モジュール業界では一般的な形態で、多くの国内メーカーが同様の体制を取っています。
HITパネルはまだ買えますか?
現行の新規住宅用主力モデルは MODULUS Black 400(N型バックコンタクト)に切り替わっています。HIT は三洋電機・パナソニック時代の独自ヘテロジャンクション技術でしたが、自社製造終了に伴い新規ラインナップは MODULUS に移行しました。MODULUS Black 400 は従来HITシリーズと比べて発電量が約14%向上しているため、新規購入なら MODULUS を選ぶのが合理的です。
出力保証は何年ですか?
MODULUS Black 400 の出力保証は25年です。業界水準クラスの長期保証で、年次ごとの一定割合までの出力低下を保証する形式。出力維持率(何%以上を保証するか)やパネル交換時の条件はモデル・購入年度で異なるため、契約前に必ず最新の保証規約を確認してください。
ハンファQセルズ Re.RISE-NBC との違いは?
いずれも N型バックコンタクト構造を採用した高効率国内ブランドで、変換効率もほぼ同等です。価格帯も近く、この2社で迷う方が多い選択肢です。違いは、ハンファQセルズは国内シェア1位の実績と30年出力保証、パナソニックは家電ブランドの安心感とトータルエネルギー提案力。オール電化・蓄電池・EV充電などを合わせて検討する場合はパナソニックの相性が良い傾向があります。
海外メーカーとの価格差8〜10万円/kWは納得できる?
価格差の評価は「何に価値を置くか」で変わります。パナソニックが提供する「家電ブランドの安心感」「バックコンタクトの高発電量」「すっきりした外観」「トータルエネルギー提案」に価値を見出す方には納得できる価格差です。一方、投資回収を純粋に最短で狙うなら海外大手(カナディアン/トリナ/ジンコ/JA)が合理的。一括見積りで両者の具体的な収支シミュレーションを並べて比較するのが最も確実な判断方法です。

パナソニックを候補に入れた一括見積りを

パナソニックは「家電ブランドの安心感と最新技術の両方を求める方」に最もマッチする選択肢です。価格帯が近いハンファQセルズ Re.RISE-NBC とは一緒に見積り比較し、価格重視なら海外大手4社も含めて並べて検討するのが効率的です。

住宅用で信頼できる施工会社を探す

太陽光発電のメーカー選びで欠かせないのがいい施工店との出会い。実際に設置するとなると制約の多い住宅屋根は選べるメーカーが案外少ないこともあり、限られた選択肢から最適解を見出すにはメーカーと購入者をつなぐ施工店が重要な役割を果たします。必ず複数社から相見積もりを取って比較するのがおすすめで、2026年新FIT制度下では同じシステム容量でも施工店ごとに20万円以上の差が出ることも珍しくありません。以下は主要な住宅用一括見積もりサイトです。いずれも無料でご利用いただけます。

  • 厳選施工店から選びたい

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販売店・メーカーから直接見積もりを取る選択肢

  • AD-HOME

    太陽光+蓄電池の販売店。複数メーカーを扱うため、仕様や構成の柔軟な相談ができます。

  • 東京ガスの太陽光発電・蓄電池

    関東エリアの大手ブランド。東京ガス自身が太陽光+蓄電池をセットで提案してくれます。

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