フジプレアムの太陽光発電

このページでは、フジプレアムの太陽光発電についてご案内しています。超軽量パネルや追尾型システムなど、ユニークな製品が魅力の同社の強みや実績、商品の価格についてなどをご案内します。。

フラットパネルディスプレイのフィルムを貼り合わせる精密貼合技術を強みとして成長したフジプレアム。1997年からは、その技術をソーラーパネルのガラス面へのフィルム貼合に応用し、太陽光発電事業を始めています。

この精密貼合技術に裏付けられて生まれたソーラーパネル「希（のぞみ）」は、なんと従来品の半分、自社比36%減という超軽量化に成功。住宅の耐震性を落とすことなく設置が可能。また余力荷重が少なく今まで取り付けが難しかった工場や倉庫、カーポートなどの屋根にもソーラーパネルを設置することが可能となりました。

型番	種類	出力	効率	税込価格
超軽量太陽電池モジュール「希」 1482×985×35mm（9.5kg）
FCT-230Y3	単結晶	230W	15.75％	151,800円
FCT-225Y3		225W	15.41％	148,500円
FCT-220Y3		220W	15.07％	137,500円
FMCT-215Y3	多結晶	215W	14.72％	136,400円
FMCT-210Y3		210W	14.39％	128,700円

型番	種類	出力	効率	税込価格
標準太陽電池モジュール 1482×985×35mm（17kg）
FC-230Y	単結晶	230W	15.75％	113,850円
FC-225Y		225W	15.41％	107,800円
FC-220Y		220W	15.07％	105,600円
FMC-215Y	多結晶	215W	14.72％	104,500円
FMC-210Y		210W	14.39％	103,400円

型番	種類	出力	効率	税込価格	サイズ
FMC-ST60-255Y	多結晶	255W	15.55%	120,615円	1653×992 ×46mm （19.5kg）	1653×992×46mm（19.5kg）
FMC-ST72-300Y		300W	15.42%	141,240円	1960×992 ×46mm （23.5kg）	1960×992×46mm（23.5kg）

上述の希シリーズは工場屋根など重量にシビアな環境にもおすすめです。また産業用としては大型のパネルも2種用意があります。

さらに産業用用途で普及拡大が期待されるのが、以下でご案内する同社の追尾型システムです。

追尾型太陽光発電システム（トラッキングシステム）は、一日の太陽の動きに合わせてパネルの方向を変える事により、最大1.5倍もの発電量を得られます。

さらに支柱の上にソーラーパネルを設置することで、その下の土地を有効利用できることもメリット。農業を営みながら太陽光発電を行うソーラーシェアリングや、駐車場への設置などで、限られた土地を最大限に利用することが可能になります。

フジプレアムは、追尾型システムは一台4.4kW（パネル部分約8m×5m、高さ5m）あたり約300万円で販売する予定としています。キロワット単価では68万円。格安パネルと比較するとざっと倍程度の価格になりますが、通常のパネルよりも1.4～1.5倍多く発電できるため、売電価格も多くなるところに注目したいです。先述のように農電併業（ソーラーシェアリング）などといったシチュエーションでの活用、普及の拡大で価格がもう少し抑えられたらより魅力が高まる製品になりそうです。

国内メーカーでは、平均的に無償の出力保証が10年提供されています。しかし品質と耐久性に優れたフジプレアムの太陽光発電システムは、15年後まで公称最大出力の80%以上の出力を保証されます。

ご案内しているのは2024年3月4日現在のFCT-225Y3（225W・15.4%）のキロワットあたりの最新相場価格です。希シリーズはニーズが限られているため価格が下がりにくいデメリットがあります。毎月のソーラーパネル価格メーカー別比較を見てみても他メーカーと比べてコスト面が気になります。

パネルの重さが気になるという方は効率は下がるもののソーラーフロンティアの軽量モデルソラシスネオの方が流通量も多く、安価な見積もりが取れる場合が多いようです。見積もりの際に比較メーカーとしてご検討されるといいかもしれません。