太陽光発電の保証比較

このページでは各太陽光発電メーカーが提供するソーラーパネルや付属機器に案する保証内容を比較形式でご案内しています。(最終更新日 )同じメーカーでも住宅用か産業用か、またどのパネルを購入するかなどで保証内容が少しずつ変わってきます。

太陽光発電の保証は一つじゃない

太陽光発電に関わる保証やアフターサービスは大きく分けて4種類あります。多くのメーカーが無償で提供する「出力保証」と「システム保証」、そして有償で提供されることが多い「災害保証」と「定期点検」です。施工保証に関しては多くがそれぞれの施工店が提供する形をとっていますが、まれにメーカーが特色を出すためにメーカー保証に加える場合もあります。

以下では主なパネルメーカーが提供している保証内容を、有償/無償に分けて比較一覧として掲載しています。

無償なのに充実、太陽光発電メーカー保証内容比較

以下の表は国内外の太陽電池メーカーが提供する保証内容の比較一覧です。

メーカー名 無償システム保証 災害保証 定期点検
モジュール出力
(保障出力値)※1
モジュール出力
(保障出力値)※1
周辺機器 周辺機器
シャープ 20年(72%)※2
10年(81%)
10年
15年※2
- Webモニタリングサービス
パナソニック 25年(72%)※3 15年※3
1年(モニター、出力制御ユニット等)
有償:10年
自然災害に対する損害補償
-
東芝 10年(81%) 10年
1年(モニター)
- 有償:1年・4年
京セラ 10年(81%) 10年
1年・2年
(モニター)
無償:10年
自然災害・火災に対する損害補償
推奨
(有償)
三菱電機 20年(80%)※4 10年
1年(モニター)
有償:10年
自然災害に対する損害補償
有償:4年ごと
ソーラーフロンティア 20年(76%) 10年 - 有償:1年・5年・9年
(必須)
カナディアンソーラー 25年(80.2%) 10年 - -
トリナソーラー 25年
(単結晶・80.18%)
(多結晶・80.7%)
30年(83%)
※5
10年 - -
サンテック 25年(72%) 10年 有償:10年
自然災害・火災・施工に対する損害補償(総合補償制度加入販売店による施工に限る)
有償:1年・3年
長州産業 20年(72%) 15年
2年(モニター)
施工(雨漏り含む)保証・無償:10年 -
カネカ 10年 10年
1年(モニター)
- -
フジプレアム 15年(80%) 10年 有償:10年 -
インリーソーラー 25年
(単結晶・82%)
(多結晶・80.7%)
10年 有償:売電収入保証 有償:4~6回の定期点検とモジュール洗浄
伊藤組モテック 25年(77.6%) 10年 - -
アップソーラー 25年
発電量補償(10年)
10年
(モニター除く)
無償:10年 -
ハンファQセルズ(ハンファソーラー) 25年(82.6%)
日照補償
(1年、最大50,000円)
10年 無償:10年 -
ジャパンソーラー 25年(80%) 10年(パワコン)
1年(モニター)
- -
ソーラーワールド 25年(80.2%)
30年(86.85%)
※6
10年 - -
  • 1 公称出力比の割合。モジュール最大出力の下限値を基準とする場合は、下限値を掛算。
    (例:シャープの10年保証はモジュール最大出力の下限値9割の90%を保証)
  • 2 BLACKSOLARのプレミアム保証対象パネル(NQ-210ADなどの2014年12月販売モデル以降)のみに適用
  • 3 対象モジュールはP245αPlus、P250αPlus、245αPlus、ハーフタイプP120αPlus、120αPlus、台形タイプP70αPlus、10kW以上低圧用低圧用240LP、機器保証は対象モジュールに対応する周辺機器(パワコン、接続箱、標準架台、創蓄連携パワーステーション)
  • 4 2012年10月以降の保証書発行分
  • 5 フレームレス両面ガラスモジュールのみに適用
  • 6 Sunmodule Proctect(サンモジュールプロテクト)シリーズに適用

有償の太陽光発電メーカー保証内容比較

有償でより充実した保証内容を提供しているメーカーの保証内容と価格の比較表です。対象の機器は住宅用および産業用で、50kW未満の低圧連系を対象としています。

メーカー名 内容
出力保証 機器保証 その他 4~5kW 9~10kW 14~15kW ~50kW
シャープ
(まるごと15年保証)
15年(76.5%) 15年(モニター含む) - ¥19,400 ¥39,800 ¥65,000 \230,600
(45kW以上)~
東芝
(パワフル保障)
20年(76.5%) 15年 - ¥40,000 ¥68,500 ¥193,000 ¥635,000
15年(76.5%) 15年 - ¥29,000 ¥48,000 ¥164,000 ¥547,000
京セラ
(トリプル保証)
20年(72%) 15年 自然災害保証(15年) ¥37,740 ¥70,740 ¥98,460 ¥329,460
サンテック
(ロングラン保証)
25年(72%) 15年 - ¥22,000 ¥46,000 ¥69,000 ¥229,000
インリーソーラー
(メンテナンスパック)
- - 定期点検
売電収入保障
問い合わせ
ソーラーフロンティア
(ワイド保証)
- 15年 - 問い合わせ

有償保証比較、価格はシャープ、内容は京セラ

各メーカー有償保証では周辺機器において15年の保証がついているのがポイント。パワーコンディショナ―など、経年によって故障の可能性が上がる機器は、有償保証を付けておくと安心です。価格は、ほとんどの容量においてシャープの(まるごと15年保証)が一番安く提供されています。サンテックもシャープに次いで価格は安く、低圧連系の最大容量50kW未満では一番保証価格が安く提供されます。

京セラは唯一、自然災害保証を有償にて15年に延長して提供しています。

太陽光発電システムの保証、世界基準と日本基準

この項では上述の保証内容比較について、世界的に見た場合と日本国内の場合の意識の差やトレンドについて解説しています。

東芝の豪語する「業界トップレベル」の長期保証は本当か?

無償保証で一番充実しているのはおそらくアップソーラーとハンファQセルズです。出力保障ではあまり差がつけにくくなっている現在の太陽光発電市場ですが、先述の2社は無償の災害補償に加えて売電収入(発電量)が予想を下回った場合の補償金支払いまでを提供する充実ぶりです。

一方ソーラーパネルを完全にOEMで仕入れをしている東芝は、自社製造でないことに対して消費者が抱くであろう品質管理面の不安を「創業130年を超える企業の歴史」と「業界トップレベル保証」をアピールすることでカバーしようと試みています。

ただ無償保証の内容を比較すると他メーカーと比べても劣る内容であることに加えて、東芝のパネルの製造元であるサンパワーは無償で25年のパネル出力保証を付けていることから、東芝の提供する有償20年保証との差分に疑問を抱く方も少なくないかもしれません。

出力保証は各メーカー競って充実度を増す

出力保証においては、国内メーカーではもともと10年のメーカーが多かったものの、海外メーカーの長期出力保証に合わせて20年を採用するメーカーが増えてきています。(パナソニック、三菱電機、ソーラーフロンティア)今後国内他メーカーも追随する可能性もあります。シャープは小規模産業用の太陽光発電システムでは出力保証20年を付けています。

出力保障の世界基準は25年から30年へ?

2015年現在、世界的に見てパネルの出力保障は25年を採用しているメーカーが多数を占めます。この25年保証ですが1997年に現ソーラーワールドの母体となったシーメンスが提供し始めたのが最初だといわれています。

そんなソーラーワールドはソーラーパネルの両面をガラス封止することで(通常は表面のみ)劣化耐性をさらに高めた「Sunmodule Proctect」シリーズの発表と同時に、同製品に対して30年保証を提供すると発表。

実はこの発表があった2014年4月に先駆けて、インリーソーラーと世界シェア1位を争うトリナソーラーも両面ガラスモジュールを発表しており、2013年の時点で30年保証の提供を始めています。さらに言えばこのモジュール出力30年保証を世界で初めて行ったのはオランダのガラスメーカーで、2011年5月に自社製のガラス封止モジュールに対して30年出力保証(12年機器保証)を提供しています。

ただ、品質を最優先のイメージもあいまってこの30年保証はソーラーワールドを語る際によく引用されます。現在は限られたメーカーの限られた製品に対してのみ提供されている30年保証、これが新しい世界基準になるというと言い過ぎでしょうが、品質の向上と耐用年数の長期化に対して真剣なメーカーが増えることによって受ける恩恵は、発電効率の向上に劣らず大きいのではないでしょうか。

無償の災害保証はメーカーアピールに有効?

火災や台風といった災害保証は、有償/無償で半々といったところ。国内メーカーではソーラーフロンティアと京セラが付けています。これは、国内の他メーカーの主力製品が単結晶パネルで国内市場の大半を占めているのに対し、京セラでは多結晶パネル、ソーラーフロンティアはCISと、独自の製品力を持っています。これに加えて無償の災害保証を売りに、他の国内メーカーとの差別化を図っているとも読めます。

海外メーカーでは、日本市場において比較的知名度の低いアップソーラーとハンファソーラー、さらに破産騒動後のイメージアップを図りたいサンテックは無償の自然災害保証を提供しています。

このように、無償の災害保証は、市場では比較的マイノリティと思われがちなメーカーが差別化やメーカーの魅力を高めるために提供しているパターンが多いと考えられます。

有償でも「定期点検」は意外に大切

多くのメーカーで定期点検サービスを用意していますが、多くの場合有償で提供されます。問題なくシステムが稼働を続けコンスタントな売電収入を保つために、定期点検は意外に重要。点検の際にパネルの洗浄をしてもらう事でパネル状の汚れなどを除くことが発電量のちょっとした違いにつながることもあります。有償でも付けておくとより安心です。

定期点検をわざわざ付けたくない方は、気象庁が発表しているデータなどを参考に、その日の日照量に対する発電量のデータを取っておくと、自分で不具合に早期に気付くことが可能になります。無償のモニタリングサービスを提供しているメーカーもあり、こういったサービスを利用するのも手です。

施工店による保証内容

メーカーが提供する各保証内容に加えて、施工店での独自保証がある場合もあります。施工店を選ぶうえで注意したいのが、雨漏りを含む施工保証があるかどうか。こうした保証内容も含めて総合的な施工店選びには、それぞれの施工店の特徴をよく理解したプロフェッショナルが相談に乗ってくれる、一括見積サービスの利用が便利です。

住宅用で信頼できる施工会社を探す

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