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フローリングの上に置き畳など|畳のあるお洒落な部屋にリフォーム

置き畳・畳コーナーリフォームの要点

賃貸や洋室中心の間取りでも置き畳・畳収納・部分畳を使えば、フローリング上に簡単に畳スペースを作れます。広いリビングの一角に畳コーナーを設けて子供の遊び場やゴロ寝スペースにする、ベッドルームにフローリング+畳+マットレスを重ねて和洋折衷スタイルにする、といった現代的なプランが人気。価格は置き畳が4,000〜12,000円/㎡(55〜85cm角の正方形タイプが主流)、い草敷物は500円〜、ユニット畳収納が7,600〜16,000円/㎡。造作の畳収納は大規模改築でリビング隅に作り込むケースが中心。床下収納+畳の組み合わせは、ダイニングチェアと座面の目線ギャップも減らせる実用的な選択肢です。DIY対応の既製品も豊富で、現代の住宅事情に合わせた畳の取り入れ方が広がっています。

なぜ部分的な畳使いがトレンドに?

畳の部屋をフローリングにリフォームする方は多い一方、温泉旅館などで畳の温かい風合いに癒された経験を持つ方も少なくないはず。リフォームを機に和室を作りたいと思っても、適切なメンテナンスを怠ると陰気な空間になりやすく、形が決まっているため間取りの取り方に制限があり、と欠点もつい気になります。

そこで近年増えているのが、フローリングなどの洋室空間に畳のセクションを設ける部分畳・置き畳を使ったリフォーム。和室全体ではなく一角だけ畳にすることで、デザイン性にも機能的にも満足できる現代的な空間として評判です。マンション・賃貸でも導入しやすく、ライフスタイルの変化に合わせて配置を変えられる柔軟性も支持される理由のひとつです。

畳のセクションがある広いリビング

近年のリフォームでは、隣り合った部屋の壁を取り払って広い一つながり空間にし、そこにリビング・ダイニングキッチンを置く例が増えています。リビング拡張リフォームと合わせて検討されることも多いプランです。

広いリビングの一角を畳コーナーにすれば、子供が遊べるスペースにしたり、ゴロゴロできるスペースにもなります。家事の合間に少し横になりたい時、来客時の客間として、お子さんの昼寝スペースとして、用途は多彩。和室として独立させるより、リビングの延長として畳を取り入れる方が、空間効率も家族のコミュニケーションも豊かになります。

畳収納(床下収納付きの置き畳)は大容量の床下収納の魅力に加え、ステップが一段付くことでダイニングチェアと畳に座った時の目線の高さのギャップを減らすメリットもあります。大規模改築でスペースに合った造作畳収納を作るほか、形・サイズのバリエーションは限られますが、既存フローリングの上に置くだけのDIY対応商品も多数。賃貸でも導入しやすい選択肢が広がっています。

畳の上にマットレスを敷いて、和洋折衷ベッドルーム

近年は寝具で足の付いたベッドフレームが主流ですが、床下にホコリが溜まりやすかったり圧迫感が出たりと、床敷きの布団にはないデメリットがあるのも事実。多くの賃貸がフローリング部屋なので足付きベッドを取り入れざるを得ないけど、実は床で寝る方が落ち着くという方も意外と多いものです。

そんな場合はフローリング床に畳を2〜3畳分敷いて、その上に布団やマットレス(足の付いていないもの)を置くのがおすすめ。畳があることでマットレスだけより柔らかく、畳の断熱効果で床からの冷えも防いでくれます。畳の凜としていながら優しい雰囲気は海外でも評価が高く、お洒落な欧米のインテリアでもこうしたベッドルームコーディネートを見かけます。フルリノベーションでコンクリート打ちっ放しの床壁をそのまま使った事例でも、置き畳+マットレスの寝室コーディネートは違和感なく溶け込みます。

フローリング上から敷ける畳商品の種類と価格

フローリングに畳のある空間を簡単に取り入れられる商品の種類と価格を整理します。置き畳・畳収納のような新しい畳商品だけでなく、い草を使った敷物は夏場のさっぱり感としてもおすすめです。

フローリング上から敷ける畳商品の価格と特徴(2026年5月時点)
商品種類 平米単価 特徴・選び方
置き畳 4,000〜12,000円/㎡
(1,700〜8,500円/枚)
55〜85cm角の正方形に加工された組み合わせ型畳。琉球畳風の見た目になり、サイズ・デザイン・価格に幅広いバリエーション。通常畳の半分程度の厚みで持ち運びしやすく、賃貸DIYでも導入しやすい
い草敷物
(ゴザ・上敷き)
500円〜
(1,000円/枚〜)
い草を使った敷物。綿の詰め物が施されないため断熱性は期待できないが、夏場のサラッとした質感が魅力。ラグ・マット(丸型・色付きの遊びあるデザインも)から大判の上敷きまで種類は豊富
ユニット畳収納 7,600〜16,000円/㎡
(4,000円/セット〜)
30×60cmの小さなベンチサイズからユニット式に組み合わせ可能。座面が蓋になっているシンプル型、機能性の高い跳ね上げ式、引き出し式など収納方式を選べる
造作畳収納 業者見積もり
(10〜50万円程度)
リビング隅一面に広めの畳スペースを作る大規模工事。部屋サイズにピッタリ合う収納付き畳を造作可能で、ステップの高さ・収納部分の色味までこだわれる。リフォーム業者への依頼が必要

置き畳:賃貸DIYの定番

置き畳は55〜85cm角の正方形に加工された組み合わせ型畳。琉球畳風の縁なしデザインが主流で、和モダン・北欧モダンインテリアにも違和感なく合わせられます。い草・和紙・樹脂素材から選べ、ペット可・洗える・防カビ加工などの機能性も多彩。賃貸でも床を傷つけずに導入できる手軽さが最大の魅力です。3畳分(約5㎡)で15,000〜60,000円が目安で、必要な分だけ買い足せます。

い草敷物:夏場の清涼感

い草の天然の調湿・防臭機能を手軽に楽しめるのが、い草敷物(ゴザ・上敷き)。コットン製ラグの代わりに夏場だけ敷き替える使い方も増えています。500円〜と最も安価で、季節限定で取り入れたい方にも気軽な選択肢。デザインも丸型・色付きなど豊富で、子供部屋のプレイマットとしての需要もあります。

ユニット畳収納:機能性と意匠性の両立

30×60cm程度のユニット型畳ボックスを必要な分だけ組み合わせて畳コーナーを作れる商品。座面が蓋になっているタイプから、跳ね上げ式・引き出し式まで収納方式を選べます。子供のおもちゃ・季節物・布団など大容量収納が確保でき、リビング隅に2〜4ユニット並べれば即席の畳コーナーが完成。賃貸でも導入可能なDIY対応商品が多く、引っ越し時にも持ち運べます。

造作畳収納:大規模改築での作り込み

リビング隅一面に広めの畳スペースを作りたい場合は、リフォーム業者への造作依頼がおすすめ。部屋サイズにピッタリ合うサイズ・ステップの高さ・収納部分の色味・畳の素材まで、すべてオーダーメイドできます。価格は規模次第ですが、3〜6畳の畳コーナー+床下収納で10〜50万円程度が目安。長期的に住む持ち家で「ここに畳が欲しい」が明確な方に向きます。

畳とフローリングを組み合わせる時の注意点

フローリングと畳を組み合わせる際は、いくつか注意したいポイントがあります。

段差・つまずきリスク

畳の厚みは置き畳で15〜30mm、通常の畳で55mm。フローリングとの境界に段差が生じるため、高齢者・小さな子供がいる家庭ではつまずきリスクへの配慮が必要です。逆に「小上がり」として段差を意匠化(ベンチとして使う)すれば、デザイン上のアクセントにもなります。

カビ・湿気対策

フローリングの上に直接畳を置くと、畳裏面とフローリングの間に湿気がこもりやすくなります。月1回程度は畳を上げて通気を確保し、年1〜2回は天日干しや陰干しでメンテナンスしましょう。い草の代わりに樹脂素材(ポリプロピレン製置き畳)を選ぶとカビリスクは大幅に減らせます。

マンションの遮音

畳には一定の遮音効果がありますが、薄手の置き畳では効果が限定的。マンションでの子供の遊び場に使う場合は、フローリングの上にまず防音マット(コルク・EVAなど)を敷き、その上に置き畳を重ねるとより安心です。

畳コーナー造作・置き畳の一括見積もり

造作の畳収納や畳コーナーは部屋サイズ・床下構造・収納方式によって費用が大きく変わるため、複数の業者から現地見積もりを取り、提案内容を比較するのが確実です。和室の経験が豊富な業者ほど畳の素材・縁の有無・床下構造まで丁寧に提案してくれます。

床・壁紙・収納・内装リフォームの見積もりを比較する

床材の張り替え・壁紙の貼り替え・収納の新設や拡張は、本体材料費と職人手間で構成され、業者ごとの本体仕入れルートと標準工事の範囲によって金額が変わります。6畳の壁紙貼り替えで業者間に5〜10万円、無垢フローリングへの張り替えで20〜40万円の差が出るケースもあります。仕上がりイメージに合った提案を引き出すには、複数社の見積もりで条件を並べて比較するのが安心です。検討内容に応じて使い分けやすい見積もりサービスを以下にまとめました。いずれも無料でご利用いただけます。

  • 中古物件購入とフルリノベを設計から相談したい方に

    リノべる。

    中古物件探しからフルリノベの設計・施工までワンストップで相談できるリノベーション専門会社。床壁天井すべて造作で仕上げる「こだわり内装」の依頼に向きます。物件購入と内装工事をまとめてリフォーム一体型住宅ローン(変動0.4〜0.7%台)に組めるため、物件購入と内装をリフォームローン(変動2〜3%台)で別々に組むより総支払額が抑えられる場合があります。

    リノべる。公式ページ

部位別・小規模工事・家具選びの選択肢

  • 内装マスター

    壁紙クロスの貼り替え・襖の張り替え・障子の入れ替え・カーペット工事など、内装の部位別工事を専門に取り扱うサービス。「リビング1部屋だけ壁紙を変えたい」「子供部屋の壁紙を新調したい」といった、フルリフォームではない部位限定の張り替えに向きます。

  • SHIRAI STORE(白井産業)

    国産家具メーカー白井産業の公式オンラインストア。リフォーム後のラグ・本棚・テレビ台・チェスト・キッチン収納家具を、設置場所のサイズと色テーマを決めた上で揃えられます。家具の質感が床壁の仕上がりとどう調和するかは、内装リフォームの最終的な印象を大きく左右する要素です。

  • イエコマ

    網戸の張替え・襖紙の張替え・障子の張替え・カーテンレール取付など、本格リフォームより一段下の内装メンテナンスを定額メニューで依頼できます。「内装は気に入っているが部分的に古くなった部品だけ気軽に直したい」という戸建てオーナー向きです。

置き畳・畳コーナーのよくある質問(FAQ)

賃貸でも置き畳は使える?
使えます。置き畳はフローリングの上に置くだけなので、床を傷つけず原状回復も簡単。退去時には引き上げて持ち運べます。55〜85cm角のサイズが標準で、女性一人でも持ち運べる重さ(1枚2〜4kg程度)。賃貸の和テイスト導入として最も手軽な選択肢です。
い草と樹脂素材、どちらを選ぶべき?
香り・調湿・足触りを重視するならい草、お手入れの手軽さ・カビ対策・耐久性を重視するなら樹脂素材(ポリプロピレン製)。い草は年2回程度の天日干しが必要ですが、樹脂素材は水拭きできて掃除も簡単。ペットがいる家庭・小さな子供がいる家庭は樹脂素材の方が安心です。
畳コーナーの広さはどのくらいが理想?
用途次第ですが、子供の遊び場・客間兼用なら3畳(約5㎡)、ゴロ寝・昼寝もしたいなら4.5畳(約7.5㎡)が目安。リビングの広さの1/3〜1/4程度を畳コーナーにすると、和洋のバランスが取りやすくなります。狭すぎる(2畳以下)と単なる「畳マット」感が強くなり、空間としての価値が薄れます。
床下収納付き畳のメリットは?
季節物の布団・客用布団・子供のおもちゃ・大物雑貨など、一般の収納では場所を取りがちなアイテムを一気に収納できます。さらに段差ができることでベンチとしても使え、ダイニングチェアと畳座の目線ギャップも減るのが実用的。3畳の畳収納で約60〜100Lの収納容量が確保できます。
畳の張替えはいつ必要?
置き畳の場合、表替え(畳表の張替え)は5〜7年、新調(畳ごと交換)は10〜15年が目安。樹脂素材なら15〜20年と長持ち。い草の色が黄ばんできた・ささくれが出てきた・ふんわり感が無くなった、と感じたら表替えのサイン。商品によっては自分で表替えできるDIY対応商品もあります。
マンションのリビングに畳コーナーを作るのは難しい?
置き畳タイプなら全く問題ありません。床下収納付きの造作畳コーナーは管理規約で禁止されているケースは少ないですが、床下に20cm程度の段差ができるため、配管・配線への影響がないか事前に管理組合へ相談・確認が必要。専有部内なら多くの場合は施工可能です。

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