ソーラーワールド

ドイツの太陽光発電・ソーラーパネルメーカー「ソーラーワールドAG(SolarWorld AG)」口コミ評判など

ソーラーワールド社概要

実績あるメーカーが集結して生まれたメーカー

ソーラーワールドは意外にも商社としてスタートしました。もともとドイツにおいても、ソーラーモジュールは安くて効率が良い製品を追い求める気風があったといいますが、市場が熟していくにつれ、長年の発電事業に耐える品質と耐久性により重きを置かれるようになっていきます。ソーラーワールドCEOフランク・アスベック氏のエンジニアリング・コンサルト事業の経験で培った見地を生かし(筆者の予想的側面も含む)、同社は権威あるメーカーの買収を重ねながら同社独自の「Real Value」が提供できるメーカーへと成長していきます。

中でもソーラーワールドの母体として主要な役割を占めるのはバイエル社(2000年に買収)とアルコ社(2006年に買収)です。

バイエル社は1994年バイエルソーラーGmbHとして設立され、同社のウェファーの生産工場は現在主要な製造拠点であるフライベルクの工場の母体となりました。バイエル社のシリコン精製に関する特許も、ソーラーワールドによって買い取られています。

母体の一つアルコソーラーは世界的な太陽電池製造メーカー

1977年アメリカにて設立されたARCO(アルコ)ソーラーは太陽電池の大規模製造に寄与した企業で、1980年世界ではじめて年間1MWの太陽電池の製造を達成しました。その後1990年にはドイツのシーメンスに買収され(シーメンスソーラーGmbH)、さらには2002年ロイヤル・ダッチ・シェルグループが買収してシェルソーラーGmbHとなった経緯を持ちます。

余談ですがこのシェルソーラーGmbHは、日本の昭和シェルと2004年に合弁会社シェルソーラージャパン株式会社を設立しています。当時はシリコン系の太陽電池を同社で販売していました。このあたりの各企業の相関関係について、詳しく調べきれていないのですが、ARCOソーラーが1980年代後半から始めていたCIS系の太陽電池の技術がこの合弁会社設立の時点で昭和シェルに移り、2006年に化合物系に特化した太陽電池メーカーとして昭和シェルソーラーを新たに設立、シリコン系の技術関連についてはシェルソーラーGmbHとともにソーラーワールドに買収された、ということではないかと予想します。つまり、ソーラーフロンティアとソーラーワールドはいとこ同士のようなものですね。

ソーラーワールドこだわりのものづくり

日本でパネルメーカー大手といえば、総合メーカーが環境製品部門をつくっているケースがほどんとですが、ソーラーワールドはソーラーパネル一筋。ここではソーラーワールドの製品づくりの随所にみられるこだわりについてご案内しています。

シリコンは原材料から自社一貫生産

ソーラーパネルの製造で一貫生産を売りにするメーカーは多いですが、その「価格面でのメリット」を強調する中国メーカーの主張が目立つきらいがあります。

一方ソーラーワールドの自社一貫生産は、価格はもちろん材料の品質面を保証するための意味合いがより強調されている印象を受けます。

いわゆる「国産パネル」を主張していても、原料や部品について未公開のスタンスをとっているメーカーもある中で、ソーラーワールドでは原料となるシリコンの調達に至るまで、各製造工程においてどこで、どのように部品が作られ、組み立てられるかを直接管理できる生産体制を敷き、さらに公開しています。それによると、カタールで同社が出資するジョイントベンチャーによって精製されたシリコンは、ドイツザクセン州のフライベルクの工場でウェファーからセル、モジュールに組み立てられます。米オレゴン州ヒルズボロにもモジュール組立を行う工場があります。

工業国ドイツの生産拠点でフルオートメーションによる製造

フルオートメーションによるパネル製造は同じくドイツのメーカーのQセルズの工場などが有名です。部品一つ一つがシリアル番号により管理され、盗難や万が一の欠陥発見にも即対処できる品質管理体制も、両社に通じる特徴です。

唯一ソーラーワールドがこだわりの強さにおいて優っていると感じる点は、Qセルズがセルの製造を自社マレーシア工場で行っているのに対し、ソーラーワールドはセル製造からすべてドイツの自社工場で行っているところでしょうか。Qセルズにしてみれば、マレーシアに工場があったとしても完全に自社による品質管理体制を敷いていることを強調したいかもしれませんが、心理的な面でソーラーワールドのこだわりを支持したいユーザーも多いのではないかと感じます。

他社には真似できない(したくない?)徹底的な品質検査

ソーラーワールドは自社工場で国際機関レベルの検査施設を持っています。ここでは出荷時の検査に加えて、世界各地域の出荷先からランダムに選出したパネルを抜き打ち検査、輸送や保管の段階での破損がないか調べます。さらに納入先から使用中のパネルを定期的に工場に持って帰り、実地での故障状況を把握しています。

リサイクルやエネルギー収支にまでこだわるのは
環境製品メーカーとしての責任の強さ(=本気度?)の表れ

例えばセルに不良品が見つかり、組立の時点で除去されたとします。そのセルは廃棄するのではなく、リサイクルに回します。現在電子機器の廃棄方法に関する国際的な指令(WEEE2)の批准が各国で期待されていますが、それに先立ってソーラーワールドは廃棄パネルの自主回収を行い、二次原料として再利用しているといいます。

さらに、シリコン系のモジュールとしては最短レベルのエネルギー収支0.8年(東京で使用の場合)を達成しています。これは、エネルギー収支(エネルギーペイバックタイム/EPT)とは発電設備(この場合太陽光発電システム)の製造・運搬・設置・廃棄を含むライフサイクルを通して必要なエネルギー消費量を、その稼働(実際に発電して電力を作ること)何年分でまかなうことができるかという指標で、期間が短い方が環境に負担の少ない製品という意味になります。シリコン系太陽電池の平均的なEPTは1~2年といわれています

ソーラーワールドが作った国際基準の数々

ソーラーパネルの製造に関してこだわり抜くソーラーワールドの品質基準の高さはサービス面からも読み取ることができます。現在世界的な標準となっている「25年出力保証」はソーラーワールドが最初に提供しました。(正確にはソーラーワールドの母体となったシーメンスソーラーが1997年に提供開始)絶対的な製品に対する自信に裏付けられたこの保証内容は、その後中国メーカーをはじめとする大手企業がこぞって真似をし始めますが、一方は実態を裏付けるためのいちサービスという位置づけであるのに対して、もう一方は集客目的のツールとして全面にアピールしている点に質の違いを感じます。

実地での発電量を重視する風潮の先駆け

また太陽光発電の権威的なメディアであるPhotonによる実地発電テスト、Photon Test(フォトン・テスト)は、現在ほど競争が激化する前の2009年にソーラーワールドが1位を取っています。注目度が上がってきた近年は、同テストでいかに好成績を取れるかのせめぎあいが激化し、特別に性能を高めたチャンピオン・モジュールなどと呼ばれるパネルをテストのためだけに出品することが当たり前に行われるようになり(すべてのメーカーがそうとは限りませんが)、信憑性がやや欠ける内容となっています。

関係者のお話によると近年では同社はこのテストで高得点をとるためにはどうしたらいいか、というアドバイスを他メーカーから聞かれる立場だそうで、既に一抜けした競争を尻目にさらなる新価値の提供を試みたのが、次でご案内する製品とも考えられます。

さらなる新基準への挑戦、出力30年保証

ソーラーワールドはさらに耐久性を強化した製品「サンモジュールプロテクト」で、おそらく世界初となる出力30年保証を付与すると発表。30年後も86.85%の出力保証を約束するものとしています。単結晶シリコン系の太陽電池では平均的な経年劣化率を適用した場合に25年後に82~85%程度まで出力が低下する可能性があることから、同社のサービスは他メーカーが簡単に真似できるものではなさそうです。

業界関係者からの信頼が厚いソーラーワールド、日本での展望はいかに

日本での実績や取扱い業者はまだ少ないものの、実際施工販売店などがその圧倒的な生産品質を目の当たりにするときまって違いの差を口にします。「産業用はソーラーワールド一本にしたい」という取扱い店が多いのもそのためです。日本総代理店のヨーロッパ・ソーラー・イノベーション(ESI)は、ソーラーパネルはソーラーワールドしか取り扱わないとしており、同社が長期の発電事業を支えるために掲げる価値基準を満たすブランドはソーラーワールド以外にないことを強調しています。

玄人受けする製品をドイツメーカーらしく「BMWやベンツのような製品」と説明する関係者のお話を伺った際に感じた自社ブランドへの自信も印象的でした。

いいメーカーとの出会いは施工店次第

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