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ミネラルウォーターや天然水にはミネラル成分としてナトリウムが含まれています。ナトリウムは過剰摂取に気をつけなければならないミネラルで、塩分(塩化ナトリウム)として摂取されがちなナトリウムは食生活の中で過剰摂取される傾向にあります。
しかしミネラルとしてのナトリウムは4大ミネラルの一つと言われる必須の栄養素ですので、過不足なく摂取するには塩分を控えめにしミネラルとして摂取するのが望ましいとされています。
ナトリウムと塩分(食塩等)は同じものと思われがちですが、実際は異なるものです。食品やミネラルウォーターの成分表示でナトリウム量が表示されている場合、ナトリウム量(g)×2.54=塩分相当量(g)と計算すれば食塩などの塩分量がわかりますので目安にしてください。
塩分を取りすぎると、高血圧や腎臓疾患、不整脈などの心疾患を誘発します。
日本人の平均塩分摂取量は約11g~13gと言われていますが、厚生労働省は1日の食塩の摂取目安として男性で9g未満、女性で7.5g未満としています、またWHOのガイドラインでは6g未満が推奨されています。
ナトリウムを含有している食品の特徴として塩辛いものが多いので、食品からナトリウムを摂取しようとすると、どうしても塩分の取りすぎになってしまいます。塩分を控えつつナトリウムを摂取するにはミネラルウォーターや天然水、過度に発汗した時などはスポーツドリンクなどで摂取するのが望ましいと言われています。
ナトリウムの効果 | 体内の水分量を調整や、体内のPh(ペーハー)値を調節し筋肉の収縮や神経の伝達を正常にする。胃腸の消化や吸収を促し他のミネラルの吸収を促進させる。 |
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ナトリウムを多く含む食品 | 梅干、食塩、塩辛、しょうゆなど |
ナトリウム不足 | ナトリウムが不足すると、食欲の減退や胃腸の不調、脱水症状、精神の不安定を招きます。 |
過剰摂取 | 摂取しすぎると血圧の上昇などを引き起こします。バランスよく摂取することが大切です。 |