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水素の性質について

水素水は商品によって水素濃度が異なります。水素水を選ぶポイントの水素濃度についてご案内しています。

効果がある最適な水素濃度とは

水素濃度は、数値が高いほど水素含有量が多いということで、単位は「ppm」で表記されます。ppmは「parts per million(パーツパーミリオン)」の略で、100万分の1=0.0001%を表し、1ppmは1Lの水に1mgの量(1ppm=1mg/L)が含まれるということになります。

水素濃度の限界値

水素濃度は高ければ高いほど良いと聞きますが、実は身体に効果が出る最大濃度は0.4ppmという研究結果があります。0.4ppm以下と0.4ppmの水素水を飲んだ場合では効果に差がでましたが、0.4ppm以上と0.4ppmの水素水を飲んだときには効果に差がほとんどでませんでした。つまり、身体に効果がある水素濃度の限界値は0.4ppmということが言えます。

身体に吸収できる水素量

体内に水素を取り込んだ場合、その約60%が体内で吸収されず呼吸とともに体外へ排出されてしまうということが中部大学の研究で発表されています。これは、1.0ppmの水素水を飲んだ場合には0.4ppm分が体内に吸収され、残りの0.6ppm分は体外に排出されてしまうということです。

  • 【学術雑誌名】Oxygen Transport to Tissue XXXIII, Advances in Experimental Medicine and Biology 737, p245, eds. by M.Walf et al.
  • 【表題】水素豊富水摂取後のヒト全身での分子水素の消費量の推定
  • 【著者】A. Shimouchi (国立脳心血管研究所、中部大)
  • 【概要】市販のアルミパウチ入り水素水を用いて飲水後の分子水素の吸収性と体内消費について調べた。23~55歳の男性5人、女性2人に500mlの水素水を摂取させて呼気中に出てくる分子水素を測定した結果、飲水によって摂取された分子水素は約59%が呼気中に排泄され、残りの約41%は体内で消費されることが分かった。体内での消費は生体内の活性酸素、とりわけヒドロキシラディカルの量と相関することが推察された。

高濃度を選ぶ必要性

上記を総括すると、身体に最大の効果があるのが0.4ppmで、また約60%が吸収されないということは、1.0ppm以上の濃度の水素水を飲んでいれば最大の効果が得られるということになります。1.0ppm以上があればそれ以上の高濃度は必要はないとも考えられますが、短時間で水素は減少してしまいますので、濃度が高ければ抜けていく水素を差し引いても高濃度状態を保ってくれる可能性が高まります。

  • 飽和濃度と言う言葉を耳にしますが、飽和濃度とは水に溶ける限界濃度のことで水素の飽和濃度は1.6ppmとなります。飽和という状態は圧力と関係があり、圧力をかければかけるほど飽和濃度を高めることができます。水素水の商品によっては1.6ppmを超えるものがありますが、これは商品を作っているメーカーが独自の技術や製法などにより飽和濃度を超える水素水を作り出しているということです。

特有の性質について

水素にはいくつかの特有の性質があります。水素の効果を得るためにはその性質を理解した上で摂取することが重要となります。

抜けやすい逃げやすい

水素分子は水に溶けにくいという性質を持ちます。その水素を水に溶かしこむために、水素水は圧力をかけて作り出されています。水素に限らず、気体は圧力の高いところから低いところへ逃げていくので、溶け込ませた水素は圧力の低い空気中に逃げてしまうのです、これが水素が逃げやすくて抜けていく理由となります。

水素水をコップに入れたまま放置しておくと水素がなくなってしまうのは、気圧の低いところに逃げてしまうからとなります。ペットボトルに入れた水素水は、ペットボトルの原材料の気体を通過させてしまう性質(気体透過性)と、ペットボトル内部よりも外部の気圧が低いことから、外部に抜けていってしまいます。水素水の保存に適した容器はアルミパウチで、素材の密度が高く柔らかく、飲み途中でも空気を抜いて容器の中に空気をたまりにくくすることができます。

水素濃度がなくなるまでの時間

水素は一気に抜けるわけではなく徐々に抜けていきます。炭酸飲料から炭酸が徐々に抜けていくのと同じような感じです。容器や商品などの保存状態により水素がなくなるまでの時間は異なりますが、コップに入れた状態でも1時間程度では濃度はゼロにはなりません。しかし水素水は無味無臭で残っているのかを視覚的味覚的に確認することができませんので、できあがったらできるだけ早く飲む方が良いことは言うまでもありません。

高濃度な水素水

水素にはさまざまな特有の性質がありますので、水素水を選ぶ際にはその性質や効果がでる濃度などを確認した上で行ってください。