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一言で「お水」と言ってもその種類は豊富で、日々の生活に欠かせない飲料水においても種類が分かれています。こちらでは、それぞれの水の特長を種類別に紹介しています。
水道水を直接摂取するのはためらいがあるとする人が増え、いつからか水は購入する時代になっています。健康志向が高まり、体に入れる「お水」に安心・安全を求め、多種にわたる水の中から商品を選ぶこだわりを持った人も多くみられます。しかし、一般的には購入している水の種類や成分までを理解している人は少ないのではないでしょうか。
水道水は、国が定めた安全基準に基づき供給するように義務付けられています。湖や河川から取水され、浄水場によって消毒されて上水道から家庭に供給されるまでには、飲み水として安全な水にするため塩素などで殺菌消毒されていますが、塩素の副生成物でもあるトリハロメタン(後述)による健康被害、カルキ臭なども問題視されています。
天然水とは、自然によって何年もかけてろ過されたミネラル分豊富な水です。日本では数百種類以上の天然水が販売されています。産地や製造方法によって含まれている成分が異なるため、種類によって味も変わってきます。不純物の含まれていない天然水は、自然のミネラル成分が豊富で、水道水のように塩素消毒がされていないため、安全で栄養価の高い水だと言われています。
ミネラルウォーターは、世界各国によって考え方に差があり、品名表示の方法もそれぞれ異なっております。日本では、農林水産省が【ミネラルウォーター類の品質表示ガイドライン(1990.3.30)】を策定していて、そのガイドラインによるとミネラルウォーター類(容器入り飲料水)は、「ナチュラルウォーター」「ナチュラルミネラルウォーター」「ミネラルウォーター」「ボトルドウォーター」の4つに分類されます。
アルカリイオン水は、整水器などによって水を電気分解するしたときに、マイナス極に触れている水が水素となり、その電極周辺の水が水素イオンを含むアルカリ性に変化した水のことを言います。
海洋深層水は、太陽の光が届かない水深200mより深い層の海水です。化学物質などによる汚染の心配もなく、光合成ができずに細菌のエサとなるプランクトンが発生しないため細菌の数も少なく、豊富なミネラルや栄養素がバランスよく含まれているため、美容や健康に役立つ水として人気があります。
水素水とは、多くの水素(H)が溶け込んだ水のことです。老化や病気の原因である活性酸素を除去・抑制する働きがあることから、健康、美容、ダイエットを始め、あらゆる症状や疾患に効果があります。
純水とは、不純物やイオン成分を一切除去した水のことです。「ろ過」や「蒸留」、さらに「イオン交換樹脂」などいろいろな浄化方法により呼び方が違ってきます。