太陽光発電の分譲投資パーフェクトガイド

売電単価が下がり太陽光発電への投資は下火になりつつある現在ですが、単価が高い時期に着工・稼働している設備を購入することで高い利回りを得られることも少なくありません。ここでは購入案件選定の際のチェックポイントなどをまとめてご案内しています。

分譲型太陽光発電の魅力・メリット

自分で運営を行う必要がない

産業用太陽光発電は容量の小さい住宅用に比べて、建設から運用を通しての手間がはるかに増えます。既に開発が終わった、もしくは開発中の物件を購入する場合、運用などの手間もすべて省いて太陽光発電の事業者になることができます。

今から開発を始めるよりもお得

現在売りに出ている物案件の多くが2013年度や2014年度に申請を済ませたもので、単価32円ないし36円(税抜)の売電価格が適用されます。2015年度の29円と比べて3~7円も高い売電単価により50kWの案件であれば20年間で約340~800万円相当の収益差があります。手数料などを考えても、自身で開発を手掛けるよりも既に出来上がっているものを購入する方がはるかにお得な可能性が高いと考えられます。

環境貢献でちょっといい気分に

切り売りされている太陽光発電施設を購入したからと言って、その行為を環境貢献活動として喧伝するというのは名案ではないかもしれません。電気代の領収書を少し注意して見ている方なら売電収入源を国民全体で負担する仕組みに気づいているでしょう。

とはいっても、太陽光発電への投資は環境に興味がある人にとって、他の投資案件にはない魅力を持っていると言えるのではないでしょうか。

小ロットでの購入が可能

50kW程度の太陽光発電を開発しようとすると、1,500~2,000万円程度の初期投資が必要となります。これが分譲型であれば20区画程度に区切って売り出されるため、個人などでも手の届く案件になっています。

高い利回りは10%以上も

平均的な産業用の太陽光発電の価格は、土地代やメンテナンス代なども合わせて35万円/kW。太陽光発電は1kWあたりで全国平均約1140kWhの発電量が得られるとされますが、これを単価36円で売電すれば11.7%の利回りになります。

さらに制度によって売電価格は20年間固定が保証されているため、リスクも比較的低いと考えられます。

優遇された税制

最後に法人にとっては特に大きな魅力になりうる特別税制についてご案内します。太陽光発電設備はグリーン投資減税の利用で通常17年の法定耐用年数で割って償却されるところを特別に一括償却でき、高い節税効果が期待されます。(1年目を30%特別償却の選択も可能)

太陽光発電の分譲購入チェックリスト

価格の妥当性をチェック

投資するのであればそれなりの収益を期待したいところです。ここでは太陽光発電設備の収入と支出に関しての知識をおさらいすることで想定外の出費や期待に満たない収入を避け、安定した投資の実現を目指します。

売電の固定価格期間の残年数は?

まずご確認いただきたいのが稼働時期。固定価格買取制度では10kW以上の太陽光発電に20年間の固定価格による売電を保証していますが、購入する案件は20年まるまる売電期間が残っている案件なのか、既に稼働済みなのかを確認してください。稼働済みであれば20年から稼働期間分を差し引いた売電期間を評価します。

売電単価は?

申請時期によって異なる売電単価が適用されます。産業用に関しては2012年40円(+税)、2013年36円(+税)2014年32円(+税)(売電価格の推移)という変遷で売電価格が引き下げられています。

販売価格と内訳をチェック

一口に産業用太陽光発電とはいっても、メーカーやサービスの内容で大きく販売価格が異なってきます。産業用(10kW以上)の太陽光発電についてのページで価格相場について詳しくご案内していますが、国産パネルの場合設備価格のみで40万円/kW前後で購入できると予想されます。

分譲で購入する際にはもちろん仲介料が発生しますし、メンテナンス費用、土地賃貸料などが上乗せされて販売されることになります。例えば単価50万円程度で約7.3~9.1%の利回り(売電単価による)が想定されていれば妥当と言えそうです。

発電量は一定ではない

売電単価に発電量を掛けたものが収入になります。日本の標準的な発電量は1キロワットあたり年間1140kWhと言われますが、これはあくまで日本の標準とされている値です。日射量にほぼ比例する発電量は都道府県ごとに全く異なります

他にも使用するパネルによっても発電量は異なりますし、過積載といった設置方法を用いて設備利用率(≒発電量)を高める方法もあります。以下のコンテンツで発電量に関する理解をより深めることができます。あわせてご利用ください。

20年後はどうする?

さきほど「売電の固定価格期間の残年数は?」で20年という売電期間をご案内しましたが、20年目以降も太陽光発電設備は発電し続けられます。定期的なメンテナンスをしっかりしてくれる業者を選ぶこと、また高品質のメーカーを使用した案件を選ぶことで、20年目以降もコンスタントな収入源になってくれる可能性も大いに考えられます。

設備で使われているメーカーをチェック

太陽光発電で気にしたいパネルメーカー。ここでは分譲投資用の案件などでもよく使用されるパネルのメーカーとそれぞれの特徴・強みをご案内しています。

安さが売りのカナディアンソーラー

中国製でもより高品質を追求しているとするカナディアンソーラーは産業用で使用されることの多いメーカーの一つです。日本での実績や知名度が高いこと、カナダ・オンタリオ州に本社を持つことは投資家にとって安心につながっている可能性は高いです。パネル自体の安さから選ばれることの多いメーカーです。

コストパフォーマンスの高いソーラーフロンティア

日本のパネルメーカーソーラーフロンティアは、市場シェアの高いシリコン系と異なる化合物系のCIS太陽電池を国内・宮崎工場で製造しています。国産品質に加えて化合物系の持つ発電量の高さ、価格の安さは、コストパフォーマンスが非常に高いメーカーと言えます。

デメリットと言えば効率が低いことで、同面積に対して設置できる容量が少なくなるため、土地代との兼ね合いが重要となってきます。

品質重視のプロジェクトに人気のQセルズ

ドイツ拠点のハンファQセルズは、主にマレーシアの自社工場で作ったパネルを提供しています。マレーシア工場では人件費などを抑えながらも、フルオートメーションと徹底管理による製造品質の保持に成功していると言えます。韓国ハンファグループの販売力も助け、日本で見かけることの多いメーカーになっています。

発電所を建てる土地はないけど手軽にお得に太陽光発電への投資をしたいとお考えの方は、着工・申請済みの発電所を販売しているサイトを利用するのも一つの手です。

グリーンエネルギーナビ・投資用

住宅用・産業用ともに太陽光発電の一括見積で高い利用者実績を誇るグリーンエネルギーナビの投資家・企業向けサービスです。投資に適した規模の土地付きや分譲型太陽光発電所を取り扱い、中には年間表面利回り12%を超える案件もあります。案件内容は豊富で随時更新されており、最新情報は公式サイトからお問い合わせいただけます。