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世帯人数(家族構成)と太陽光発電の発電量

このページを30秒で要点説明

売電単価がかなり高かった2013年頃までは、住宅でも10kWを超える大容量の太陽光発電の設置例がよく見られましたが、売電単価が下がってきた近年は「使いきれる分だけ載せる」という方が賢い選択かもしれません。

標準的な4人家族の電力消費量は太陽光発電3.5〜4.5kW分の発電量に相当しますが、4kW未満の場合単価が上がりやすいということや、将来的に電気自動車の普及などで自家消費量が増える可能性なども考えると、5〜6kWがコスト的にもサイズ的にもバランスの良い量だと考えられます。

一般家庭の消費電力量と対応するソーラーパネルの発電量・容量

以下の表では、1人から6人以上の家族構成において、一世帯あたりの消費電力量をご案内し、消費電力に見合う発電量を得るために設置すべきソーラーパネルの容量目安を3パターンずつご案内しています。

世帯人数 月の平均消費電力
(季節差)
最適なソーラーパネルの容量
発電量の多い地域等 標準的な発電量 発電量が少なめな地域等
一人暮らし(単身世帯) 200kWh
(180〜240kWh)
2.00kW 2.11kW 2.29kW
2人世帯 350kWh
(315〜420kWh)
3.50kW 3.68kW 4.00kW
3人世帯 400kWh
(360〜480kWh)
4.00kW 4.21kW 4.57kW
4人世帯 420kWh
(380〜500kW)
4.20kW 4.42kW 4.80kW
5人世帯 490kWh
(440〜590kWh)
4.90kW 5.16kW 5.60kW
6人以上世帯 580kWh
(520〜700kWh)
5.80kW 6.11kW 6.63kW

発電量は地域や設置環境(パネル面に影がかかるか)、方位や角度などで大きく異なります。ご自宅の環境ではどのくらいの発電量が得られるかを知るには、以下のページなども合わせてご確認ください。

必要量より少し多目の容量が良い理由とは

先の項では世帯人数あたりの電力消費量と、それに見合う発電量を得るためのパネル容量をご案内しました。しかし実際に設置する際は、以下でご案内するような点も踏まえて少し大きめの容量を設置するのが良いと言えます。

全国的な平均積載量は4.4〜4.5kW程度となっており、都心の狭小住宅などでは3kWに満たない積載量しか得られない場合もあります。ここでご案内する内容は、仮に積載量を選べるくらいのサイズの屋根をお持ちの場合の話になります。

将来的に家庭の消費電力量は増える?

家電や照明器具は年々省エネ化してきているものの、住宅にある家電の数自体は今後減るよりは増えることの方が多いと言えます。例えば欧米ではスタンダードな食洗機は、若い世代の共働き家庭を中心に今後は標準仕様となることが容易に考えられます。

さらに現在石油に頼っている自動車は、電気自動車へのシフトが社会的にも求められています。そうなると自宅で太陽光発電から充電できる環境があることは、経済的にも環境的にもメリットが大きいと言えます。

なお、この'将来'というのは明確には設置後11年目のことを言います。なぜなら10年間保障されている売電価格は買電価格とそこまで変わらない単価がまだ維持されているので、自家消費しても売電しても収益上大きな差は出ないからです。ところが11年目以降は売電単価は買電単価の半分以下にまで下がる可能性が高く、そうなると余剰と自家消費の割合が収益におおきく影響することになります。

太陽光発電を取り入れる際、11年目以降までのエネルギー計画を一緒に立てることは強くお勧めします。例えば給湯器なり車なりを買い換える時期をできるだけ11年目以降になるようにしたり、パワーコンディショナや配線の位置を考えるとき、将来エコキュートを買うとしたら貯水タンクはどこに置くか、といったことまで考えながら設備計画を立てられるといいかもしれません。自家消費と設備計画についてはこちらのページでさらに詳しくご案内していますので、合わせてご利用ください。

パネルの出力は年々劣化する

太陽光パネルの出力は経年劣化します。パネルの種類にもよりますが、10年後は4〜8%の出力が低下するとみられます。ご自宅の消費電力量と同等の発電量が得られるパネルを載せようとなった場合、10年後や20年後には消費電力に発電量が満たなくなる可能性は大いに考えられます。

蓄電池を使って独立型電源にするのでない限り系統からの電力を併用するので、実際に電気が足りなくなるということはないのですが、年数が経つと発電量が減る可能性については頭に入れておくといいかもしれません。

容量が多い方が単価が下がる

メーカーやパネルの出力にもよりますが、太陽光発電の価格はだいたい5〜6kWあたりまでは容量が増えるほど単価が下がる傾向があります。それ以上の容量の場合は過積載することを前提とするなら8kW超程度まではパネル単価をさらに下げられる可能性があると言えます。

太陽光発電の単価を考える際にぜひ知っておきたい過積載という手法について、詳しくはこちらの特集ページでご案内していますが、簡単に説明するとソーラーパネルの容量をパワーコンディショナの容量よりも大きくすることを言います。本来パワコンが2台必要なところを1台でまかなったり、パワコンの容量を一つ落としたりできるためシステム費用低減に貢献します。デメリットとしては晴天の日中などでパネル出力が100%になったときに全ての電力を変換できないことが挙げられますが、シミュレーション上では過積載率143%でロス率は1.2%程度とわずかで無視できるほどのため、近年は120〜130%程度の過積載は当たり前になっています。

パワーコンディショナを作っているメーカーで標準的な容量は4.0〜5.5kWですが、125%の過積載でパネルを載せるとすると、ちょうど良いパネル容量は5.0〜6.9kWということになります。このことも踏まえて見積もりの際は、単価が安くなる条件を色々交渉してみるといいかもしれません。

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