屋根一体型(瓦一体型)パネルのメーカーや価格比較

エコでお得な太陽光発電は導入してみたいけど、屋根に不恰好に太陽電池がくっついたような見た目は避けたい、という時には屋根一体型がおすすめです。このページでは瓦型パネルのメーカーや価格比較をご案内しています。

屋根材としてソーラーパネルを設置する

屋根とおうちの美観を考えた時、究極の選択と言えるのが屋根一体型のソーラーパネルです。通常の屋根材とサイズを合わせた太陽電池(瓦型モジュール)は、瓦を葺くようにして設置されます。

屋根材とサイズを合わせた太陽電池
屋根材とサイズを合わせた太陽電池
photo by westbywest

建材型パネルのメーカー

以下の表では建材型(屋根一体型)の太陽電池を販売しているメーカーとその製品・仕様を一覧にしてご案内しています。

メーカー 型番 出力・効率 サイズ(働き寸法) 重量
SHARP
シャープ
NU-65K5H 65W・15.1% 1575×361.5×30.2mm
(1535×280×30.2mm)
6.0kg
NU-51K5H 50.5W・14.7% 1268×361.5×30.2mm
(1228×280×30.2mm)
5.0kg
NT-61K5E
(旧モデル)
61W・14.2% 1575×362.5×29.7mm
(1535×280×29.7mm)
6.1kg
NT-43K5E
(旧モデル)
43W・12.5% 1268×362.5×29.7mm
(1228×280×29.7mm)
5.0kg
KYOCERA
京セラ
(ヘイバーン)
KJ61P-4AYCB 61W・11.9% 1833×381.3×40.7mm
(1833×280×40.7mm)
8.0kg
KJ50P-4AYCB 50W・11.7% 1527.5×381.3×40.7mm
(1527.5×280×40.7mm)
6.7kg
KJ39P-4AYCB 39W・11.4% 1222×381.3×40.7mm
(1222×280×40.7mm)
5.4kg
KaneKa
カネカ
(VISOLA)
I-AH250 25W・8.9% 349×1039mm
(280×1000mm)
5.3kg
SUNTECH
サンテック
(LIXILからソーラールーフとして販売)
STP290S-20/Wem 290W・17.8% 1640×992×35mm 18.2kg
STP230S-16/Tem 230W・17.5% 1324×992×35mm 15.0kg

シャープ、京セラ、カネカは瓦の形に合わせてた製品で、指定の瓦と混ぜて葺いていきます。サンテック製のパネルはLIXILがソーラールーフとして商品化してるもので、パネルは標準的な長方形のものを使いながら施工方法を工夫することで屋根の端から端までをソーラーパネルで覆えるようにしています。半端な長さになる場合は専用のダミーパネルを使って長さを揃える形で施工します。

外観について特に意匠製の高い製品はカネカの薄膜型太陽電池を使った屋根材一体型パネル「VISOLA(ヴィソラ)」です。効率が8.9%と低いのが欠点になりがちですが、5kWを載せるのには屋根の56㎡分をソーラーパネルに充てれば良い計算になります。床面積が広めな平屋であれば南一面だけでも5kWが載る可能性がありますし、東西2面設置であれば多くの場合で5kW以上設置できると考えられます。

メリットとデメリット

メリットは何と言っても見た目の美しさですが、耐震性が上がる面もとても重要です。

一方瓦型パネルはデメリットも少なくありません。まず、モジュールに合った瓦を敷くことになるので、設置のタイミングを選ぶということ。新築かもしくは屋根のリフォームといったタイミングでないと、このタイプの太陽電池の採用は難しいです。またモジュールに合った屋根材を選ばなければいけないためお家のデザインによっては合わない場合もあるかもしれません。さらには価格が高めなこと、効率が低く積載容量が伸びにくいことも特徴にあがります。

積載容量については4kW載せられれば検討に値すると言えます。価格はというと工務店によって変わってきます。以下では見積もり例なども挙げながら詳しく見ていきます。

建材型パネルの価格

屋根材型の太陽電池は先にも申し上げたように設置条件が限られるため流通量がそれほど多くありません。そのため価格も高めになってきます。表は見積もり価格例です。

メーカー 価格 容量 単価
京セラ製瓦型パネル(ヘイバーン)
(ホームメーカーで2014年見積もり)
145万円 3.8kW 38.2万円
シャープ製瓦型パネル
(積水ハウスで2016年設置)
222万円 5kW 44.3万円
シャープ製瓦型パネル
(積水ハウスで2017年設置)
200万円 4.1kW 48.8万円

実際の価格ですが、屋根材費が浮いた分を差し引いた金額で1kWあたり35万円程度まで価格交渉ができれば、10年以内に初期費用が回収できる可能性が高くなります。

テスラの屋根材型太陽電池の強みは?

建材一体型のソーラーパネルと聞いて、テスラモーターズの「ソーラールーフ」を思い浮かべた方もいらっしゃるかもしれません。型破りの製品開発で並々ならぬ手腕を有するCEOのイーロンマスク氏が2016年10月に発表したこの製品は、同社の他の製品と同様メディアで多く取り上げられました。

屋根材として使えてお家の美観を保てる太陽電池というアイデア自体は新しくなく、既にカネカのVISOLAのように独自性の高い製品を作っているメーカーもあります。ただ、先にご案内したような「低効率・高価格」といったデメリットが普及をかなり困難にしているのは無視できない事実と言えます。

一方テスラ社は、デザイン性に優れ型破りの低価格を実現した蓄電池システム「パワーウォール」の開発実績を持つことから、建材型パネルにおいても低価格化には大きく斬り掛かることが期待されます。

発売時期などはまだ未定のようですが、数年後におうちの新築やリノベーションをする際にはデザイン面でももっと魅力的な建材型太陽電池が選べるようになっているかもしれません。

屋根材型以外の選択肢

ここまでは屋根一体型の太陽電池についてご案内してきましたが、見た目にはこだわりたいけど価格は抑えたい、または積載量を増やしたいといった場合に、一体型以外の選択肢もあります。

黒色で一見太陽電池に見えないソーラーパネル

一昔前の太陽電池と言えば、上の右の写真にあるように青くて光沢があり、模様のようなものが見えるものが主流だったのではないでしょうか。この模様は多結晶型のパネル独特のものです。単結晶パネルはより均質な見た目ですが、市場が成熟する以前はまだ高価だったので安めに手に入る多結晶パネルが使われることが多かったと考えられます。

住宅用では単結晶のパネルが主流になってきているので、セルの色は黒色のものを見かける方が多くなってきていますが、セルの上にのっている電極であったり、フレームだったりが灰色やシルバーであることが多く、屋根に載っているのを見るといかにも「太陽電池」という印象は避けられません。

細かな部分に見えるかもしれませんが、この電極などが全て黒色に統一されていれば「ちょっと変わった屋根材かな」という程度まで印象を薄めることができ、おうちの美観を損なうのも避けることができます。

日本の住宅用太陽電池市場の主流メーカーで、こうした総ブラック仕様のソーラーパネルを製造しているのはソーラーフロンティアです。また、ドイツで生まれたQセルズも、主力モデルに加えてブラックフレームをラインナップに持っています。ソーラーフロンティアは国産パネルで単価が特に安いということで、人気が高いメーカーです。

台形・三角形パネルも組み合わせて美しく配置できるソーラーパネル

屋根の鋭角にフィットしていない太陽電池
屋根の鋭角にフィットしていない太陽電池
photo by David Hawgood

鋭角のある屋根(つまり、切り妻のように長方形2枚で構成される屋根ではなく、寄棟屋根などのように三角面、台形面を組み合わせた屋根)で、形状の統一感を無くさないように設置したい、という際は、三角パネル(台形パネル)を用意しているメーカーのシリーズを使うのが良いです。

シャープのブラックソーラーや京セラのルーフレックス、三菱のマルチルーフシリーズがこうしたバリエーションを揃えています。シャープと三菱は効率の高い単結晶パネルなので、一面のみの設置でも大容量が確保できます。

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