中古物件を買う際の相場確認に便利な「HowMa(ハウマ)」

中古リフォームが流行っていますが、まずはお手頃物件を探すところから始めたい時に便利なのが、横浜のウェブサービス開発会社コラビットが開発した「HowMa(ハウマ)」です。

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全国各所で一戸建て/アパートを売る/買う際に目安となる相場が一目でわかるのが便利。
探している物件の条件(エリア、予算帯、相場との価格差など)を登録しておくと、掘り出し物件が出た時に教えてくれるサービスも。

LIXIL、壁と同等の断熱性を持つ5層窓「レガリス」発売

0.55W/㎡・Kというと、熱抵抗R2.2以上の断熱材85mmを充填した際の性能に類するというのがLIXILが発売開始を発表した高性能「レガリス」の実力です。

日本の家は異常なほど寒いということを、少しずつ気づき始めた方も多いと思って(願って)いる今日この頃、壁にどんなに断熱材を敷き詰めても、断熱性の低いの面積が大きいとその効果が薄れてしまいます。しかしやはり大きく開けた窓は四季の移り変わりを部屋の中からでも楽しみたいという日本人にとっては憧れるものですよね。そんなニーズに答えてくれることが期待されるLIXILの新製品は、5枚の薄い窓ガラスを合わせ、その間にアルゴンガスを充填させたもの。2〜3枚が標準的なアルゴンガス入り断熱窓ですが、従来の3枚複層ガラスと同等の軽さを薄いガラスを使うことで実現させています。

これまでの高性能窓は、樹脂複層窓で約2〜2.5W/㎡・K、真空トリプルガラスで約1〜1.4W/㎡・Kという製品はありました。LIXILの高性能窓シリーズでも1.05W/㎡・K(サーモスX)、0.79W/㎡・K(エルスターX)という製品も販売していましたが、1W/㎡・Kを大きく下回る製品で大きく差別化を図ることが期待される今回の発表。「窓のリーディングカンパニー」と自称しているだけあって、今後高性能窓シリーズの中でレガリスの比率を20%にすることを目標に掲げています。

価格は横滑りの640×1170mm窓の参考価格で350,000円。10〜20万円/枚の従来製品と比べるとかなり差があるように感じられますが、長寿化が予想される住宅市場の動向から考えると、エコで快適な暮らしを世代を超えて体感できることのメリットは初期投資以上のものになるのではないでしょうか。

LIXILリリース

大掛かりなリフォームをしなくても暗いリビングを明るく!

大日本印刷は、窓に貼り付けるだけで部屋の中が明るくなる採光フィルムの現場施工版を1月から販売開始すると発表。

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同製品を貼り付けた部屋では照明に関わるエネルギーを13%を削減できるだけでなく、人体や家具に悪影響のある紫外線のカット、地震や思わぬ事故で窓ガラス破損が起こった際に飛散防止になるという副次効果もあるとか。

参考

家の断熱性・気密性に関して、業界は「思考停止」状態

パッシブハウスジャパンの理事をつとめていらっしゃる松尾さんによる
住居内の人間より冷蔵庫内の野菜の方が大事に扱われる国…日本」という記事をご紹介します。

日本の家は世界の基準から比べて異常に寒く、断熱性という面で「思考停止」状態に陥っている住宅業界の実情を、かなり生々しく語っていらっしゃいます。

以下ではポイントを書き出しています。原文自体も長くないのでお時間がある方はオリジナルでどうぞ。

例えば冬の室温で21度という理想温度を「人権」のようにとらえられている欧州では断熱に関する最低基準が厳しく設定されており、住宅購入者の快適な生活が守られ、人生最大の買い物である可能性の高い住宅において賢い買い物ができる環境がある。

一方日本では断熱基準自体無いに等しく、どんなに寒い家を売っても法に触れないことは住宅メーカーが(一条工務店とスウェーデンハウスを除いて)本気で家の空気の質の向上に取り組まない理由の一つにもなっている、ということです。
これらを証明するためにパッシブハウスジャパンが行った取り組みが、各社の建もの燃費をマップ化したものです。本サイトではこの情報を使わせていただき、数字による比較ができるよう一覧もご案内しています。

積水ハウス・東芝・ホンダでスマートハウス・スマートコミュニティの実証実験

より快適で便利な、また、楽しくなる未来の暮らしを実現することを目指したスマートコミュニティへの取り組みを積極的に展開してきた、積水ハウス株式会社と株式会社東芝、本田技研工業株式会社の3社は新たに、さいたま市に実際に人が暮らせる二世帯住宅を実証実験ハウスとして建設し、先進の暮らし検証を開始しました。

二世帯住宅のうち、昼間は外出の多い子世帯の太陽光発電での余剰電力を親世帯で使うなど、世帯間での共有が可能になっていたり、ケーブルを使わずに電気自動車への充電を行う非接触充電などが特徴です。
パーソナルモビリティーを使いやすくした住空間づくりという試みを通じて未来の暮らしを支える技術をリアルな環境で磨いています。

先進の技術で豊かな暮らしを実現するための取り組みを推進し、グリーンファーストゼロを提供する積水ハウスとエネルギーの安定供給と効率的な生活や住空間づくりに向けて、家庭用のソリューションサービスをも展開する東芝、エネルギーマネジメント技術や将来のパーソナルモビリティーの在り方を検証するHonda、この3社は2013年11月には東京モーターショー内で住まいと家電とクルマがつながる未来の新しい暮らしを業界を超えた協議で提案しています。また、今回3社は2020年の暮らしを想定した二世帯住宅を具現化し、技術の確立と実用化めざし、同ハウスを活用した様々な検証を行う予定です。

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熊本県でゼロエネ住宅補助金30万円

住宅の省エネルギー化実現に向けて、熊本県ではゼロ・エネルギーハウスモデルの導入に関して一部の費用を補助します。

30万円の定額補助が補助金となります。同県民の中で県税の滞納が無い者が補助対象者となり、環境共創イニシアチブにより「ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス支援事業」の補助対象と認められた住宅、尚且つ補助対象経費が計190万円以上の新築住宅が補助対象です。

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ソフトバンクとタイアップ、飛鳥地方で観光向けEVレンタル事業「MICHIMO」

奈良県飛鳥地方を訪れた観光客むけに、小型電気自動車をレンタルするサービス「MICHIMO(ミチモ)」が2015年4月からスタートしています。レンタルされる電気自動車の充電はすべて太陽光発電で行われており、車内にはナビゲーション端末としてタブレットが設置されています。

このタブレットは「MICHIMOナビ」と呼ばれ、観光名所に接近すると自動的に観光案内をしてくれる機能があります。タブレットは車外へ持ち出すこともできるので、車から降りたあとも継続して情報が得られます。料金プランは3種類あり、車やタブレットの利用料や保険料がふくまれています。

ソフトバンクが今回タイアップで参加しているということです。
カーシェアリングサービスは近年増えてきていますが、単に車を貸すだけでなく、どういった体験まで提供するかというところまで、きちんと考えているなぁと思わせるサービスが、さすがだと思いました。

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下関市がスマートハウスに補助金、蓄電池、燃料電池、HEMSなど

山口県の下関市は、次世代型の住宅であるスマートハウスを普及するために、平成27年5月1日から予算の範囲内で先着順に次の条件を満たす費用の一部に補助します。

対象者は、対象システム設置に係る契約日が当該年度で、住宅に対象システムを設置若しくは住宅建設業者等から対象システムを購入し、本補助金交付を受けようとする者が自ら購入市所有する市税に滞納がない市民又は市民となることが確実である者になります。

対象となる機器は、燃料電池コージェネレーションシステム、定置用リチウムイオン蓄電システム、家庭用エネルギー管理システムで、その他の要件を満たしているものです。
また、補助金額は、機器本体額の5分の1で上限も定められています。

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近鉄不動産、同社初のゼロ・エネルギーハウス「AirWood ZERO」発表

近鉄不動産は2015年4月28日、同社初のゼロ・エネルギーハウス「~時遊空間+ダブル断熱の家~AirWood ZERO」を開発し、5月2日より受注を開始することを発表しました。

同商品は、政府が定めた「2020年までに標準的な新築住宅をゼロエネルギー化」の目標に対応するために開発。近鉄不動産がかねてより供給してきた断熱性・気密性・省エネルギー性に優れた「外断熱工法AirWood」に加え、内断熱工法によるダブル断熱化や樹脂サッシのトリプルガラス化により断熱効果を向上、さらに木造ラーメン工法の採用により間取り等のリフォームが手軽に行えるように改良されています。
価格は1坪当たり55万円~。長期優良住宅基準を満たしている他、最長50年の保証が適応されます。

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EV利用もナビタイム、日産と協力してEV充電器の空き状況確認できるアプリを提供

ナビタイムジャパンは4月27日、日産自動車と協業し、カーナビアプリで全国のEVステーションの空き情報を確認できるようにしたと発表しました。

アプリでは、ルート検索、ナビゲーション、駐車場検索、ガソリンスタンド検索が可能ですが、今回新たにEV充電スポットの検索や詳細情報の確認が可能になります。アプリは、iOS、Androidそれぞれで提供されており、ダウンロードは無料ですが、利用にあたっては1800円(180日間利用可能)、3500円(365日間利用可能)のチケットをiTunes Storeなどで購入します。

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