神奈川県大和市でエコ住宅関連製品に補助金制度

神奈川県の大和市は、太陽光発電と太陽熱・HEMS・リチウムイオン蓄電池・太陽熱利用システムなどのエコ設備を住宅に新たに導入する人に対する補助金制度を始めました。

太陽光発電システムに関しては、出力1kWあたり12千円で上限は48千円になります。システムの条件としては、再生可能エネルギー特別措置法の第6条に定める認可を受けたものが対象になり、最大出力が10kW未満のシステムになります。HEMSに関しては、一律1万円の補助券をもらうことができます。

システムの条件は、『住宅・ビルの革新的省エネ技術導入促進事業費補助金』の対象になるシステムです。リチウムイオン蓄電池に関しても、一律、5万円の補助金をもらうことが可能です。対象となるシステムは、『定置用リチウムイオン蓄電池導入支援事業費補助金』の対象となるシステムです。

太陽熱利用システムに関しては、自然循環型の場合は1基につき4万円、強制循環型の場合は1基につき8万円の補助が行われます。

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太陽熱や廃熱でエコな床暖「エコ熱プラスR」発売

蓄熱フローリングシステム「エコ熱プラスR」の本格販売が3月2日より開始されました。

永大産業と三菱樹脂インフラティックが協同開発したもので、仕組みは太陽熱や廃熱によってできた温水が放熱パネル内で循環、さらに蓄熱材を経由して熱エネルギーとなり効率的に住宅に取り込まれるというものです。

このたび独立行政法人新エネルギー・産業開発機構(NEDO)より高性能蓄熱材として選定され、今後再生可能エネルギを活用した設備とトータルで構築される冷暖房システムとなるようです。
なお2020年度両社の合計で20億円の売上が目標となっています。

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