中高層施設等に新製品LIXIL「PRESEA(プレセア)」

LIXILはビルやマンション、商業施設など中高層施設において、基本的な性能となる耐風圧性、水密性、遮音性に加え、熱貫流率1.90W/㎡・Kで断熱性H-6の階級を達成したガラス窓シリーズ「プレセア(PRESEA)」を発表。

サッシはアルミと樹脂の複合で、2層のガラスの間にはアルゴンガスが注入されています。

メタリック調や木目など5種類の窓枠を選べ、窓の形状は通常の引き違い窓以外に8種類を用意しています。

性能の一覧
気密性能:A-4
水密性能:W-5
遮音性能:T-2〜T-3
断熱性能:H-5〜H-6

価格139,300円(引き違い窓のサッシのみ)

北海道・東北は8月から、
全国展開は10月から

LIXILがリフォームに無金利のローンキャンペーン、5月から

LIXIL(リクシル)は自社製品を使ったリフォームで、ローンを無金利にするキャンペーンを行うと発表。

期間:2016年5月から12月
金額:20~2000万円(60回払いまで)

ローン無金利キャンペーンは昨年度も行っており、工事件数だけでなく平均単価も44%アップの260万円になったということ。

LIXIL、壁と同等の断熱性を持つ5層窓「レガリス」発売

0.55W/㎡・Kというと、熱抵抗R2.2以上の断熱材85mmを充填した際の性能に類するというのがLIXILが発売開始を発表した高性能「レガリス」の実力です。

日本の家は異常なほど寒いということを、少しずつ気づき始めた方も多いと思って(願って)いる今日この頃、壁にどんなに断熱材を敷き詰めても、断熱性の低いの面積が大きいとその効果が薄れてしまいます。しかしやはり大きく開けた窓は四季の移り変わりを部屋の中からでも楽しみたいという日本人にとっては憧れるものですよね。そんなニーズに答えてくれることが期待されるLIXILの新製品は、5枚の薄い窓ガラスを合わせ、その間にアルゴンガスを充填させたもの。2〜3枚が標準的なアルゴンガス入り断熱窓ですが、従来の3枚複層ガラスと同等の軽さを薄いガラスを使うことで実現させています。

これまでの高性能窓は、樹脂複層窓で約2〜2.5W/㎡・K、真空トリプルガラスで約1〜1.4W/㎡・Kという製品はありました。LIXILの高性能窓シリーズでも1.05W/㎡・K(サーモスX)、0.79W/㎡・K(エルスターX)という製品も販売していましたが、1W/㎡・Kを大きく下回る製品で大きく差別化を図ることが期待される今回の発表。「窓のリーディングカンパニー」と自称しているだけあって、今後高性能窓シリーズの中でレガリスの比率を20%にすることを目標に掲げています。

価格は横滑りの640×1170mm窓の参考価格で350,000円。10〜20万円/枚の従来製品と比べるとかなり差があるように感じられますが、長寿化が予想される住宅市場の動向から考えると、エコで快適な暮らしを世代を超えて体感できることのメリットは初期投資以上のものになるのではないでしょうか。

LIXILリリース

リクシルのHEMS「いえスマ」5月に発売開始

2015年3月12日、株式会社LIXILは電気・ガス・水道といったエネルギー使用量と太陽光発電システムなどの発電量や売電量をクラウドから管理するHEMS「いえスマ」を2015年5月から発売開始することを発表しました。

流量計を設置することで、電気使用量や発電量、売買電量に加えて水道やガスといった住まいのエネルギー全体の可視化を実現します。他にも、各部屋ごとや機器ごとの消費電力を表示する機能、温度と湿度を表示する機能、太陽光発電システムの稼働状況を見張り異常を検知すれば通知する「太陽光発電見守りサービス」などの機能を備えています。
さらにクラウド技術を活用することで、インターネットに接続可能な環境のパソコン・スマートフォン・タブレットからシステムへのアクセスを可能としました。これにより、外出先から自宅のエネルギー使用状況や発電状況を確認することはもちろん、遠隔地に暮らす家族のエネルギー使用状況を確認することで、家族の生活を見守ることもできます。
また、「いえスマ」とスマートフォンなどを連携させることで、遠隔地から自宅のエアコンを操作できるようになり、外出先からの帰宅時やペットの留守番時などにも有効です。

参考

リクシルの断熱リフォーム工法が省エネ大賞受賞

総合住生活企業である株式会社LIXILは平成26年度省エネ大賞の製品・ビジネスモデル部門において、同社、断熱リフォーム工法ココエコが省エネルギーセンター会長賞を受賞したと発表しました。ココエコは1部屋単位からでもリフォームが可能という新発想の工法で、住宅完成後は断熱性能を高めることが難しいといわれていた中で、既存の窓や壁、床の上から内窓や断熱パネルを取り付けることで、最短で1日で住宅の断熱性能を高めることができるという工法です。また、部屋のリフォーム前後での年間冷暖房エネルギーの削減率は30.4%となっています。
同社は今後もココエコをはじめとした省エネ商品の普及促進と日本住宅の断熱化に取り組み、豊かで快適な住生活の未来に貢献するとしています。

参考

リクシル、家屋の断熱性を上げる高性能樹脂窓「エルスターX」と高断熱玄関ドア「グランデル」を発表

2015年1月5日から株式会社LIXILが高性能樹脂窓「エルスターX」と高断熱玄関ドア「グランデル」の発売を開始しました。エルスターXは、世界トップクラスの断熱性能0.79W/(平方メートル・K)を実現した樹脂窓で、グランデルは、業界最多21種類のデザインと16色の多彩なバリエーションを誇るドアの厚さ60mmの断熱ドアです。

エルスターXでは、スタンダードクラスの窓である「サーモス」の断熱性能を更に向上させ、新機構の樹脂フレームにトリプルガラスを搭載し、フレームの見込み寸法を樹脂の約1.8倍にすることで断熱性と強度を両立しています。また、フレームの中空層であるホローを多層化することで、高い断熱性を保っています。更に、この樹脂フレームは業界一のスリムなフレームで、ガラス面積を従来の約10%も拡大することができました。

同時発売となった高断熱性玄関ドア「グランデル」とともに、家屋全体での高い断熱性と快適さを実現しています。

参考