積水ハウスのゼロエネ住宅が省エネ大賞受賞

2013年4月より発売されていた積水ハウスゼロエネルギー住宅、グリーンファーストゼロが平成26年度省エネ大賞の審査員委員会特別賞を受賞したことを同社が発表しました。

グリーンファーストゼロは政府が2020年度の標準化を目指しているネット・ゼロ・エネルギー・ハウスの普及を目指して開発された住宅商品であり、断熱性能を高めるためにアルゴンガス封入複層ガラスや高断熱サッシなどを採用しています。また、LED照明や高効率エアコンなどの省エネ設備も採用しています。

さらに、同社では新築戸建て住宅によるグリーンファーストゼロの割合を2014年度は60パーセント、2015年度は65パーセント、2017年度には70パーセントと段階的に増やしていくという目標を掲げています。

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YKKの断熱樹脂窓ガラスに省エネ大賞

YKK APの製品である高性能トリプルガラス樹脂窓「APW430」が、平成26年度省エネ大賞の「省エネルギーセンター会長賞」を受賞しました。この省エネ大賞は、環境順応性に優れたシステムや部品、機械類に与えられる賞であり、これに選ばれた製品は省エネ大賞受賞マークを付けることが出来ます。

「APW430」はトリプルガラス(三枚複層ガラス)と専用の樹脂フレームを用いることによって家の中を快適な気温に保ちやすくなり、家電使用によるエネルギー消費を抑えることに繋がります。すなわち、エコなスマートハウスにぴったりな窓モデルと言えるでしょう。

また、YKK APは製品の製造ラインのエネルギー原単位の削減に成功し、省エネ事業部門の「省エネルギー庁長官賞(産業部門)」も受賞しています。

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リクシルの断熱リフォーム工法が省エネ大賞受賞

総合住生活企業である株式会社LIXILは平成26年度省エネ大賞の製品・ビジネスモデル部門において、同社、断熱リフォーム工法ココエコが省エネルギーセンター会長賞を受賞したと発表しました。ココエコは1部屋単位からでもリフォームが可能という新発想の工法で、住宅完成後は断熱性能を高めることが難しいといわれていた中で、既存の窓や壁、床の上から内窓や断熱パネルを取り付けることで、最短で1日で住宅の断熱性能を高めることができるという工法です。また、部屋のリフォーム前後での年間冷暖房エネルギーの削減率は30.4%となっています。
同社は今後もココエコをはじめとした省エネ商品の普及促進と日本住宅の断熱化に取り組み、豊かで快適な住生活の未来に貢献するとしています。

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