大林組、技術研究所にスマートエネルギーシステム構築

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株式会社大林組は、同社の技術研究所にスマートエネルギーシステムを完成させました。実際に運用することで、導入効果の実証や、ノウハウの蓄積を行う予定です。

このシステムは10ヵ所の施設の電力使用状況を最適化することが可能で、発電能力は820kWで、メガソーラー並みの電力を得ることが可能です。

監視センターからは、太陽光発電・ガス発電・蓄電池・商用電力の4種類についてリアルタイムに監視することが可能で、電力需要や気象状況に合わせて需給状況の予測を行います。

運転のモードは、ランニングコストを最適化するモードと、商用電力の使用量を最小化するモード、CO2排出量を最小化するモードの3種類存在します。

大林組では、本システムによる実証結果を生かして、企業や自治体のエネルギーコスト削減事業を拡大する予定です。

参考