山形のエコアパートは国内最高の断熱性を達成

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山形県天童市に高断熱高気密の総合住宅「エコアパート」が完成しました。
1LDK6室と大屋住居が併設された同住宅の壁の厚みは一般的な家庭の約2倍となる22cm。
その中に通常よりも多くのガラスウール(断熱材)を挿入したことで、熱損失係数0.88を実現。

これは国土交通省が天童市に定めた次世代省エネルギー住宅基準2.4の約1/3の数値であると同時に、国内でも最高の断熱効果を持つ総合住宅であることを示しています。
さらにすきま風防止シートを挿入したことで、気密性も一般的な総合住宅の約1/5になったとしています。

設計を担当した東北芸術工科大建築・環境デザイン学科の竹内昌義教授は「全国で初めて熱損失係数が1を下回った究極の高断熱高気密だ」と胸を張り、「入居者の協力を得て効果を調査する他、新築以外のエコアパート改修も提案していきたい」と語っています。

日本の家が寒い!というのが、早く過去の話になりますように。

参考