性能と価格どちらを優先すべきか

効率をとるか価格を取るかという問題は、太陽光発電の設置を考えている方なら一度は考えたことがあるのではないでしょうか？

効率の高いパネルの代表は「SPR-240NE-WHT-J」（米サンパワー製・東芝ブランド）です。世界最高効率ということで注目を浴びていましたが、もともと価格がとても高く「特別なパネル」であるという印象がありました。最近の傾向では、効率の「特別さ」はそのままにより低効率のパネルとの価格の差を着実に埋めつつあり、消費者にとってより魅力的を増している製品と言えます。

楽天ソーラーのパネル（シャープ製）は、効率は落としながらもコストを最小限に抑えることに成功しており、一番「お得になる」製品であるともいえます。安いパネルの代表として、このパネルを例に挙げます。

同面積に載せられるだけ載せた場合のシミュレーションです。ここでは面積45㎡に収まるパネル枚数を比較しています。

比較をすると上記のようになります。初期費用回収年数は、半年以上の差で「楽天ソーラー」の方が早いことがわかります。また初期費用に100万円の差があるのに、10年間で見たときには2万円程度の差しか出ないとなるとメリットの大きさはあまり感じない方も多いのではないでしょうか。

予算が限られているとき、その予算内で載せられるパネルでシミュレーションします。今回は150万円の予算で載せられるパネル数でシミュレーションします。

このように、設置面積には余裕があるけれど予算が限られている場合にはできるだけキロワット単価の安い製品の方がおトクであると言えます。

太陽光発電のメーカー選びで欠かせないのがいい施工店との出会い。実際に設置するとなると制約の多い住宅屋根は選べるメーカーが案外少ないなんてこともあり、限られた選択肢から最適解を見出すにはメーカーと購入者をつなぐ施工店が重要な役割を果たします。施工店選びには一括見積サービスを利用される方がほとんどですが、ここでは当サイトがおすすめする見積もりサイトとその特徴をご案内します。

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